バイオリズム講座(第11回・最終回)
お詫び:体調を崩し、そのためパソコンに向き合えなくて、皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいましたこと、お詫び申し上げます。もう少し続けたいと思っておりましたが、今回の11回をもって終了させて頂きたいと思います。拙い短い文章でございましたが、どうか読み返して頂いて、バイオリズムの要点をご理解いただきましたら、ぜひ実践して頂きたく希望しております。バイオリズムは、自らのバイオリズムと試合結果の照合で得られる、実感からしか納得はできないものです。皆さんの益々のご活躍、そして記録更新と好成績を収められますことを祈念致しております。これまでのご愛読に感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。
【最終回】
バイオリズム活用
これまでバイオリズムの見方を解説してきました。それでは、「来たるべき試合に備えて」バイオリズムをどの様に活用したらよいか、ということをお話ししたいと思います。はじめにご理解いただきたいことは、競技種目により、短いものは数分で勝負がつく試合から、数十分
数時間、或いは数日、相撲のように15日間の勝負と言う競技もあります。このことはバイオリズムにとっては
どんな意味があるのでしょう。例えば、バイオリズムの
要注意日です。要注意日は誕生の時間を中心に前後12時間、言い換えれば24時間にわたって影響を及ぼしますから、試合がその24時間内に行われるとしたら、その対処を考えなくてはなりません。要注意日でも、身体リズムの要注意日なのか、感情リズムの要注意日なのか或いは知性リズムの要注意日なのかでも対処は変わってきます。その上、試合が準々、準と続いて、2日3日と試合が数日にまたがれば、どの試合に要注意日がぶつかり、或いは高調期に入るかを見極めなければなりません。また、1回きりで且つ数秒・数分といった短時間勝負であれば、例えその時間が要注意日内であっても、気力・気迫・と言った精神力で克服できることもあるでしょう。しかしフィギアスケートのように例え3分、5分勝負だったとしても、その技の種類は大変多く体力、知力そして感情リズムのような表現力・気力・情緒性や感受性までも関わってくるような総合力が必要な試合もあります。そしてまた、要注意日であっても中間要注意日かそうでない要注意日なのか。自分の体力や気力、性格から自分に支配的なリズムは何で、過去の試合日のバイオリズムがその時の試合にどの様に影響していたのかという、自分にとっての勝ちパターン・負けパターンを見つけ知ることが必要です。この様に考え理解することから、試合日直前の1週間、或いは1ヶ月のバイオリズムに沿ったトレーニングを組み立てることが出来ますし、また必要性が理解できてくると思います。この様に考えれば、バイオリズムは要注意日を調べて、心配をしたり、恐れたりするものではなく、バイオリズムがどんな状態であっても対処できると言う、自信につながるものであるということも理解できるでしょう。大事な試合で勝ちを掴めなかった時のコメントに「思わぬアクシデントがあったから」と言うことをよく聞きますが、この思わぬアクシデントの正体の大部分が、バイオリズムが起因することなのです。バイオリズムを要注意日を調べることだけに利用しないで、ぜひ試合前のトレーニングのツールとして活用し、好成績につなげられます様、願っております。なお特許本バイオリズム早見表をご利用になれば、試合全てのバイオリズムをこの1冊の中に
http://biorhythm-hayami.wook.jp/
保存できますのでバイオリズムによるトレーニングも含め、効果的にご利用ができます。ぜひご活用下さい。
長い間ご愛読、ありがとうございました。