頭の隅で気になっていたこと…
母が、10年前に
父が5年前に亡くなり、数年間主人が車で週末に私の実家の屋敷の管理をしていてくれていたのですが、、敷地が広く体力的に難しくなり家を解体し平地にもどしました。
家の、備品の始末から庭木の伐採、解体、平地にする作業。
1か月間の夫婦の土日と、親戚の応援と
業者費用は数百万掛かりました。
今終活が話題になっていますが、
大変な作業です。
一番の気がかりはやはり
神棚と仏壇です。
実家は神道ですので、ずっとお願いしている、八幡神社の神主さんに来ていただき、お祓いをお願いしました。
今神社⛩参拝が流行っていますが、
神社の神主さんは素晴らしいです。
家の解体、ゆくゆくは売却を考えていることを伝えるとそれに合わせたお祓いをして下さいました。
〇〇の家は、役目は終わった〜
これから、この地は新しい土地となる
作業する者の安全を見守れ〜
子孫は
新たな土地で生きて行くが、繁栄を見守れ〜
そんな文章お願いしていないのに、
涙が、出ました。
そして、この家を壊すといいながら、家の大黒柱に斧をいれるのです。
さらに、とくに、水回り、トイレが肝心と家の敷地中を清めていただきました。
本当に有り難かった。
やはり、先祖様の家を私が壊すのは心苦るしいですから、
それを軽くしていただき、先頭に立って
家を壊す罪を自分の手でおってくださったのですから、
本当に有り難たく、涙が出ました。
さらに、この家には、祠が、敷地内に有りました。戦前頃、有力者の敷地内に近隣の安全を守るために祠に神社のお札を入れて、お祭りするものです。
しかし戦後は、その風習もなくなり、祠はこの家の氏神様と化していました。
その祠も御霊抜きをしてくださいました。
しかしご近所から、その祠はこの地区のものではないかと、ご意見が来たのです。
いろいろご近所に、伺ってみると
戦前頃、三峰神社の、お札を入れて
お祭りしていたようです。しかし、
戦後はいつの間にか、廃止され我が家の氏神様のようになっていました。
不動産業者さんがこの話にすっかり畏れてしまい、祠を残して整備する方向にしたいというのです。
三峰神社に電話してみよう。
スマホで調べて電話してみました。
あ、便利な時代になりましたね。
事情を話しますと
中に、お札はありますか?
いえ。ありません。
70年前まではお祭りしてようですが。今はなにもしていません。
そのように形骸化したものを置いておくのはよくないことですね。
粉砕して土にもどされて下さい。
そのままにしておくのは、また、誰かが見つけて困ることになるでしょうから。
そちらの近くの方も毎年参拝にきてくださっていますよ。是非いらしてくださいね。
また、困りの事があれば電話して下さいね。
つまり、重要なのはお札であり、入れ物ではない。
形骸化した入れ物に右往左往することはない。
神社に参拝する事が大事なんですね。
救われました。
ご近所も納得して下さいました。
不動産業者さんも、喜んでくれました。
三峰神社⛩様、神主様
ありがとうございました。
日本の神社は素晴らしい。
万歳!