「33 裁縫上手なマギーおばあちゃん」

 

今日ははりねずみのトミーと、セキレイのレンで、もぐらのマギーおばあちゃんのおうちへ行く日です。

マギーおばあちゃんは裁縫が得意で、レンの蝶ネクタイや、女の子たちのリボン、トミーのエプロンを作ってくれています。

 

マギーおばあちゃんのおうちは森の外れにあります。

トミーは、ボトルにブルーベリーのお茶を入れて持っていくのがお約束。

レンがトミーのおうちにやってきました。

 

「レンくんこんにちは」

「トミーくんこんにちは。行こうか」

レンは、トミーを急かします。

 

二人は歩きながらおしゃべり。

「今回はどんな蝶ネクタイをお願いしたの?」とトミーが尋ねると、レンは勿体ぶって「着いてからのお楽しみ」と言い笑います。

 

途中シャム猫のルカのおうちの前でルカに会いました。

「トミーくん、レンくんこんにちは。もしかしてマギーおばあちゃんのところに行くの?」

「うん!新しい蝶ネクタイを取りにね」とレンは嬉しそうに言います。

 

「二人とも気をつけてね?」とルカはお見送りしてくれました。

しばらく歩くと青い屋根のおうちが見えてきました。

おうちに着いてドアをノックすると、「はいよ」とのんびりした声が聞こえました。

 

「こんにちは」と二人は中にはいります。

中にはミシンや、色とりどりの布がたくさん!

「トミー、レン、できてるよ」とズレた眼鏡を直しながら手招きします。

 

「まずはレンの蝶ネクタイだね」と丁寧に棚から取り、レンに渡します。

淡い水色と白のチェック柄でした。

レンは早速鏡の前で試着します。

 

「レンくんとても似合ってるね」と、トミーが言うと、レンは笑顔で「ありがとう」と答えます。

「トミー、エプロンだよ。お任せと言われていたから今回は明るい色にしておいたよ」とマギーおばあちゃんがエプロンを渡します。

 

「わぁ、黄色だ!」トミーも鏡の前で試着します。

「トミーのいとこの子にも黄色いリボンだったからお揃いだよ」とマギーおばあちゃんは目を細めて笑います。

 

「僕初めて明るい色のを着たよ。似合うかな…?」とちょっぴり恥ずかしそう。

「とてもよく似合ってるよ」とレンも、マギーおばあちゃんも言います。

マギーおばあちゃんは椅子に座り満足そうに二人を見守ります。

 

「いつものお茶だよ」とトミーはボトルを渡します。

「いつもありがとうね。これを飲むと元気になれるんだよ」と早速一口こくり。

「じゃあそろそろ帰るね。本当にありがとう!」とお礼を言い帰ることにしました。

 

「またいつでもおいで」とマギーおばあちゃんは優しく言いました。

二人はそれぞれ褒め合いながらそれぞれのおうちに帰りました。