h.godaiのブログ
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

2011 もてぎロードレース第2戦レポート

震災の影響で、今年のもてぎロードレースは全3戦になりました。
今シーズンは、エリア戦廃止に伴い地方選に組み込まれたJSBクラスにエントリーしてます。
このクラスは、ST600と同様に自動昇格ポイントがあります。今年は全3戦となったため、自動昇格ポイントは30ポイントです。 つまり、30ポイント獲得した時点で、自動的に国際ライダーに昇格できます。

JSBクラスは、併催されるオープンクラスとカテゴリーが被るため、参加台数が今ひとつ。1戦、2戦とも8名です。30ポイント獲得するには、10ポイントもらえる6位以内を3回とれば良いのですが、参加台数が8台だと上位4人しかポイントがもらえません。 30ポイントもらえるパターンを簡単に整理すると、

1)表彰台を2回ゲット(3位15ポイントx2)
2)2位以内1回と4位以内を1回ずつ。(17ポイント+13ポイント)
2)3戦もとポイントゲット(4位13ポイントx3=33ポイント)

こんなパターンになります。

私は、1戦で幸運にも3位に入れたので、今回のレースで3位以内で国際昇格、4位の場合は2ポイント届かないので最終戦でのポイントゲットが必須。ノーポイントだと最終戦での3位以内が必須となります。

ライバルの戦力からすると、FFUさんと宮崎さんは本コース58秒台と飛び抜けて速いため、上位2名はほぼ確定。表彰台の残りの1つを他のライダーで競い合っているという感じです。
私とほぼタイムが同じで直接のライバルといえる人はバラードさん、坂本さん、牛さん、村上さんの4人。この中で勝たねばなりません。

金曜日は前の日記に書いた通り、3本走ってまずまずの感触。ひげのおじさんにアドバイスをもらって、サスセッティングをさらに詰めてみることにしました。

土曜日の運動会は暑かったですが無事に終了。夜は家族で「ステーキの宮」で食事をし、私と次男の2人でもてぎ入り。いま、貧乏ライダー支援プログラム?で2名から1人4000円でホテルに泊まれるので息子と2人でホテルに泊まりました。

朝6時に息子を叩き起こして、6時半ごろピットに。はんちょさんとヨッシーさんが同じピットです。

$h.godaiのブログ

今回は前日の受付と車検が受けられなかったので、朝から受付と車検です。しかも、タイヤサービスが本コースだったので大変。はんちょさんの車に便乗させてもらって、なんとかタイヤ交換も完了しました。ありがとうございました。

車検も終わってちょっと一息。お手伝いは、いつものみっちゃんさん、adiasさんに加え、1戦にもきてくれた増淵君、そしてAMENAの皆さんも来てくれました。本当に助かります。

予選

11:05から予選スタート。今年で参戦10年目ですが、予選開始のときはいつも緊張します。
コースインしたら前にFFUさんを発見。彼は私より2秒ぐらい速いので、引っ張ってもらう事にしました。アウトラップを終えてアタック1周目。FFUさんは前との距離を調整しながらゆっくり走っていますが、その後ろをついているだけで29秒台。あんなに力を抜いて、レコードラインも走っていないのの29秒台とは恐れ入ります。3周目に「さて行くか?」と思いきや、道を譲られてしまいました。私の作戦はバレバレだったようで。

気を取り直してタイムアタック。すぐにP-LAPで29秒1が出て自己ベストは更新。その後28秒台に入ったところで牛さんとうえかつさんに追いついてしまいました。
彼らも私とタイムがほとんど同じなので、なかなか抜けません。90度の突っ込みでなんとか牛さんをパス、そのあと5コーナーでうえかつさんをパス。しかし、止まり切れずにジャックナイフ。ラインを邪魔してしまいました。すいません。m(_ _)m 

その後はクリアになり、P-LAPで28秒台前半が2回出たのでタイヤと体力温存のため予選終了。予選タイムは1分28秒454でクラス3位、総合で10位のポジションです。
自己ベストを0.8秒ほど更新しましたが、グリッドはいつもと同じ感じです。

決勝

いよいよ決勝スタートです。グリッドは10番なので4列目の左側。前には同じクラスの宮崎選手、その前には予選総合トップのFFUさんがいます。

$h.godaiのブログ

クラッチミートはまずまず。その後の加速で前に出て、宮崎選手をパスしてFFUさんの後ろに付けました。スタート成功です。しかし、90度の突っ込みで宮崎選手とオープンチャレンジのしんいちろうさんに入られ、少し後退。
そのままの順位でしんいちろうさんになんとか付いていきながら1周目を終了。さすがに上位のライダーは失敗してくれません。

…と思いきや、2周目の90度コーナーでFFUさんがまさかのオーバラン。労せずにしてポジションを一つ上げ、クラス2位になりました。前はしんいちろうさんで、その前が宮崎選手です。

タイムは29秒台半ば。どうしてもレース序盤はタイムが上がらないです。予選の時は3周目にはタイム出せるのに、決勝になると体が固くなってしまうのでしょうか。

ポジションはクラス2位なので、ポジションキープで追いつかれたら考えようという作戦で走っていると、4周目の5コーナーでFFUさんがインに飛び込んできました。

FFUさん、復活するの速すぎです 完全にノーマークで5コーナーはインを開けてゆっくり走っていました。

これでクラス3位になってしまったので、これ以上ポジションは落とせません。なんとかFFUさんに付いていけばタイムも上がると思い、必死で付いていきます。
その周はなんとか後ろについて走れました。FFUさんの走りは力が抜けていてとてもスムーズです。後ろを走るととても勉強になります。

そんな事を考えながら走っていると、クラストップの宮崎選手が90度コーナーのグラベルの真ん中あたりを走っているではありませんか。
再びクラス2位に浮上です。これでちょっと気が抜けたのか、タイムは28秒台中盤で決勝中のベストを更新しながらの走行ですが、FFUさんには次第に引き離されてしまいました。

そのままの順位で淡々と走り10周目。5コーナーで5周目にコースアウトした宮崎選手にインに入られてしまいました。これまた油断してインがガラ空きでした。
しかも、宮崎選手の後ろにもマシンの影が! 彼に引っ張られて付いてきたライダーがいるようです。状況から考えると、同じJSBクラスのバラードさんが坂本さんあたり。

これはまずいです。もし抜かれたらクラス4位に後退し、表彰台も逃してしまいます。残り2周で疲れてきましたが、ラストパートでペースアップ。
タイムは予選で出した自己ベストを更新していますが、それでも後ろから付いてきます。最終ラップは各所でインをベタ締めしてイヤラシイ走りに。

最終コーナーとなるヘアピンはインベタ。クロスラインを塞ぎつつアクセル全開で立ち上がりです。スーパーツインの非力なマシンでバトルしていた経験が役に立ちました。そのままポジションをキープしたままチェッカー。前の宮崎選手にも1.5秒まで詰めることができました。

最終ラップはブロックラインにも関わらず自己ベスト更新で28秒023。あとちょっとで27秒台でした。



10LAP目の5コーナーからチェッカーまでの後方車載映像です。


中盤の中だるみはあったものの、久々に最後までバトルが楽しめました。決勝中にバトルをするとタイムも自然に出てきます。
最近は単独走行が多かったので、レースを楽しめました。

後ろを走っていたのは、やはりバラードさん。練習走行から5秒もタイムを詰めて迫ってきました。しかも、ウイリーしたりハイサイドしかけたりと、観客を楽しませていたようです。

$h.godaiのブログ



レースを終えて

1戦に続いて3位表彰台ゲットです。1戦はライバル2台が5コーナーに消えてしまったので単独走行での3位でしたが、今回は順位を入れ替えながら最後はバトルしての3位ですから、達成感がありました。
それにしても、FFUさんと宮崎選手のリカバリーの速さと追い上げには脱帽です。

ポイントは3位が2回なので30ポイントになりました。今年は震災の影響でレース開催が少ないため、国際昇格ポイントは30ポイントです。
これで、最終戦を待たずして昇格が決まりました。地方選にフル参戦してからちょうど10年です。遅い歩みでしたが、少しずつ前進して国際昇格までこぎ着けられました。
FFUさんと宮崎選手も昇格確定です。おめでとうございます。

そして、レースアナウンサーのカッキーさんのすばらしい実況もずいぶん経ちますね。いつもレースを盛り上げてくださって、ありがとうございます。毎回録音して後で聞いています。

いままで本当に多くの方におせわになりました。とくにみっちゃんさんは、スーパーツインの頃からずっとお世話になっています。長い間ありがとうございました。
そしてadiasさんも長い間ずっとお手伝いに来てくれました。氷点下6度の極寒の時にもバイクで来てくれたのが忘れられません。ありがとうございました。

来年の予定は未定ですが、これからは我が家の若手ライダーの育成にも力を入れたいと思っています。
まだ最終戦がありますし、最終戦の翌日のもて耐マスターズも参戦予定でいます。SUGO6も昨年と同じ体制で参加予定ですので、今後ともよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
$h.godaiのブログ

もてぎロードレース開幕戦 レポート

$h.godaiのブログ


7月16日にツインリンクもてぎで開催された、もてぎロードレース第1戦JSBクラスに参戦しました。
今年は震災の影響で、全4戦が3戦に減り、開幕が真夏の7月になるという異常事態でしたが、もてぎのコースはすっかり修復され、いままでどおり無事にレースを開催することができました。関係者の方々の努力の賜物だと思います。ありがとうございました。

何度か日記にも書きましたが、今年からJSBクラスにスイッチしました。昨年までのオープンチャレンジクラスとは、マシンはほぼ一緒。タイヤが違うぐらいです。レースのレベルは未知数ですが、カテゴリーとしては国際への自動昇格のある上位に位置するクラスとなります。

震災の影響で、6月20日までは全く走れず、そのあとも7月7日に溝タイヤで7LAP(降雨でリタイヤ)しただけです。練習不足は否めません。しかも、タイヤを履きなれたミシュランのミゾからダンロップのスリックにスイッチ。マシンは昨年のままの直線番長仕様、ライダーは老朽化が激しくシーズン最後まで持つのか不安があります。

金曜日

決勝レースは土曜日開催のため、金曜日に特スポと受付・車検があります。
しかも、今回は東ピットスタートの本コースという変則的なレース。ピットは東ピットなので、何かと手狭です。

午前中の走行は、10時15分からなので、朝6時に家を出発。7時半ごろ到着予定でしたが、桜土浦インターを通過したあたりで、忘れ物が発覚。なんと、シートカウルを忘れてきてしまいました。仕方ないのでUターンして家に逆戻り。結局もてぎに着いたのは、8時半ごろでした。約1時間のロスでです。

ピットも埋まっていたので、なかねっちと小口さんのピットにお邪魔させてもらいました。ありがとうございました。

練習走行

6日20日に新品のスリックで走った時は、まずまずの感触だったため、その感触を思い出しつつコースイン。路面温度は58度。タイヤは冬用のソフトコンパウンドで、1.5時間の中古です。
2周目で8秒、3週目で5秒と、4周目は3秒8といい感じで調子が出てきたとこで赤旗中断。タイヤも垂れてきたので少しピットでクールダウン。走行再開後、5周もしないうちにタイヤがたれて来て、ストレートで止まりきれなくなってきたのでピットイン。少し時間がありまあしたが、そのまま走行を終えました。ベストラップは3秒フラット。今までの練習走行でのベストタイムは3秒4程度でしたから、練習での自己ベスト更新です。

午後になって受付を済ませ、そのあとは車検です。今年からJSBクラスにスイッチしたので、なにか言われるかと思いましたが、簡単に車検はパス。特に何も言われませんでした。

特スポは、16時45分からです。明日の決勝は17時15分スタートと、時間帯が近いので、決勝のコンディションを確かめるにはちょうどよいです。

特スポ

路面温度は48度。少し下がったとはいえ、まだまだ高いです。コースインして2週目で6秒、3周目に3秒代、4周目は3秒フラット。その後も3秒代前半で周回し、6周目にタイヤが終ってきたのでピットインし、そのまま走行を終えました。後でタイムを確かめたら、4周目は2秒9でした。練習走行で2秒台に入ったのは初めてです。

前シーズンとの違いは、タイヤ、タンクのイボイボ、夏バテ対策のうな重ぐらいです。路面も良くなっていますが、タイムが出ないという人が多いので、どれだけ影響があるのかよくわかりません。イボイボの効果は非常に大きいです。少し高いですが、値段以上の効果はあるとおもいます。

ゆっくり撤収したあと、はんちょさん蘭で食事。私はいつものランステーキライス大盛りです。
震災後の初蘭ですが、いつにもましてライスが多い! 少し残してしまいました。



宿に帰って、今日の走行をビデオで確認。舗装の古い、5コーナーから130Rと、V字コーナー以外では、ほぼ自己ベストのペースでした。つまり、路面の良いところではタイムアップしています。やはり路面改修の効果が大きいようです。



土曜日(予選・決勝日)

6時に目覚ましで起きて、6時半ごろピットに。すでにはんちょさんや吉岡さんは準備完了してました。いそいで車からにもつを下ろして準備。

受付車検は終っているので、11時35分からの予選までは時間があります。今日も天気は快晴。気温も路面温度もぐんぐん上がって行きます。

昨日までは、冬に買ったソフトコンパウンドのタイヤでしたが、予選決勝はミディアムコンパウンドのニュータイヤ導入です。そう、予選で初めて試すぶっつけ本番です。セッティングは変えず、空気圧も推奨のままです。



予選

気温は38度、路面温度は58度でコースイン。1周はタイヤの皮むきもあり丁寧に走り、2周目からタイムアタック。前はクリアでP-LAPは2秒8。いい感じでです。3周目は1秒4! 自己ベスト更新しました。4周目も1秒台で、5周目に引っかかってしまって2秒6。計測ポイントは東ピットなので、PーLAPの計測ポイントと違いますが、1秒台が2周続いたので体力とタイヤの温存のため5周で予選を終えました。

予選結果は、2分1秒114、クラス4位、総合8位のグリッドです。自己ベストを0.85秒更新。苦手な夏のレースで、初めて履くタイヤということを考えれば上出来です。アタックしたのは実質2周だけなので、もっとタイム詰められたと思いますが、お楽しみは路面温度が下がる決勝にお預け。気分のいいまま決勝に挑みたいところです。しかし、決勝までは5時間もインターバルがあります。なんとかモチベーションと体力を温存しないと。。。


予選の後にスタート練習があります。昨年の2戦でスタート時の事故があって以来、スタート練習をやてくれるようになりました。大変良い試みだとおもいますが、今回はパス。なぜかというと、スタート練習して上手くいくと、必ず本番で失敗するというジンクスがあるので、今回はあえてぶっつけ本番でいくことにしました。

スタートグリッド

長いインターバルの間、心配された夕立もなく、暑いまま決勝スタートの時間になりました。
グリッドは8番なので3列目。正面には総合2位のFFUさん、右斜め前にはオープンマイスターの塾長さんがいます。しかも、塾長さんには傘持ちのギャルが2人も!! 写真の通り素晴らしいスタイルで、塾長さんが速い理由がよくわかりました。私だって、あんなギャルが傘持ちしてくれたら2秒ぐらいあっという間に詰められそうです。

$h.godaiのブログ

決勝スタート

決勝スタート。クラッチミートはバッチリ成功。練習パスして正解でした。ブレーキングポイントまでは先頭から4番目ぐらいまでジャンプアップ! しかし、90度コーナーの突っ込みが甘くて、FFUさんとバラードさんに先にいかれてしまいました。

それでも総合で7位、先頭が見える位置でスタートできたのでスタート成功です。

東コーススタートの本コースでのレースは初めてです。なんとか混乱もなく無事に本コースのストレートまできまあした。まだトップが見える位置です。しかし、1コーナーのブレーキングがうまくいきません。なんとか前との差を詰めたいですが、少しずつ開く感じ。まだグリップ感が今ひとつなので、3コーナーはコンパクトに旋回。前ではバラードさんが4コーナーの縁石からはみ出して土煙をあげていまあす。かなり気合いが入っている様子。その隙にFFUさんが前にでて、JSBクラスには#69宮崎選手、FFUさん、バラードさん、私というオーダーでグリッド順です。

$h.godaiのブログ
↑先頭集団の最後尾に付けました。前が見えるって素晴らしいです。

やはり、できる事なら3位表彰台を狙いたいですから、ここはなんとしてもFFUさんとバラードさんに着いていく事が肝心。しかし、気持ちばかり前に行って、走りが雑になってしまい、小さなミスを連発。しかも、ブレーキで止まれない! 何故かわかりませんが、予選の時よりグリップが悪いです。2周目の1コーナーでオーバーラン!あわやコースアウトでしたがなんとか立て直してコースに復帰。ポジションも守れましたが、前との差が少し開いてしまいました。

4コーナーを立ち上がり、5コーナーのブレーキをかけた時、少し前を走っていたバラードさんがコースアウト。そのままグラベルに一直線です。私も止まりきれなくて少しオーバーラン。前のFFUさんは遥か前方になってしまいました。

現在のポジションはクラス3位。前のFFUさんに追いつくのは難しそうですが、後ろにはマシンが数台いることが音でわかります。やはり、ここは前に追いつく事を考えてプッシュ! しかし、気持ちとは裏腹にまったく上手く走れません。

1周目からですが、ブレーキ時にフロントにチャタリングが出ました。そのままムリして倒しこむと、フロントが滑って外に逃げていきます。アンダーステアってやつでしょうか。何度か転びそうになりながら悪戦苦闘しました。私のマシンは直線番長なので、ブレーキでしっかり減速して向きを変え、フル加速というリズムでないとうまく走れません。そうこうしているうちに、だんだん後続車が迫ってきます。

ついに4周目の5コーナーで#6坂本選手にインを差されて抜かれてしまいました。クロスラインで抜き返そうとしましたが、前に入られてしまいアクセルを戻すことに。その隙にオープンチャレンジクラスの菅野選手にもパスされてしまいました。

$h.godaiのブログ


これでクラス4位。ポイントはぎりぎりもらえますが5位だとノーポイントです。もう後がないし何としても3位でチェッカー受けたかったので離されないように必死で食らいついていきました。相変わらず1次旋回でフロントが逃げて、ラインをうまくトレースできません。付かず離れずで6周目の5コーナーで坂本選手が痛恨のスリップダウン! これで労せずしてクラス3位に。前の菅野選手はクラスが違うので無理に追っかける必要はありません。

うまく走れないのでペースも3秒台に。これではまた追いつかれるのは時間の問題です。7周目の3コーナーでまたフロントが流れてオーバーランした時に、オープンチャレンジクラスの植田選手に抜かれてしまいました。私と同じJSBクラスの選手でなくてホッとしましたが、油断はできません。なんとか植田選手を抜き返し、私と後ろから迫ってくるJSBの選手の間に植田選手を挟めれば楽になると思い、プッシュしました。

しかし、気温は35℃以上、疲労も限界にきており、コーナーには突っ込めない状態なので植田選手に付いて行くのがやっと。何度か横に並びましたが、ブレーキで前に出ることができず、抜けませんでした。



それでも今回のベストラップは9周目、植田選手を追っかけているときでした。ラストラップは、自分との戦いに。体力の消耗は予想以上で、踏ん張りがききません。コーナーはすべてブロックライン。後ろは少し離れていましたが、ワンミスで追いつかれる距離です。最終ラップの最終コーナーのヘアピンで痛恨のオーバラン。何とか立て直して、後ろから迫ってくるノウミ選手のラインに無理やり被せて、なんとか抜かれずにそのままのポジションでチェッカーを受けました。

レース終了

私の記憶とサインボードが正しければ順位は3位。ピットに戻って後車検をみっちゃんさんとhiraさんに託します。

もう、立っていられないほど疲れていて死にそうでした。こんなに疲れたのは、SUGO6時間を2人で走りきった2年前のレース以来です。あの時は3時間走りましたが、今日の20分はSUGOの3時間に匹敵するほど疲れました。

$h.godaiのブログ


ライバルの転倒もあり、同じクラスの後続車は18秒も後ろだったので、無理しないでも同じ順位だったかもしれませんが、とにかく最後までプッシュしました。タイヤのグリップが思うように得られず、タイムも予選より1秒以上遅く、4回以上はオーバーランするとうボロボロの走りでしたが、なんとかクラス3位で今シーズンの初戦を終えることができました。

表彰式で、ダンロップ賞というのをいただきました。JSB総合で上位3位までタイヤがもらえる賞で、フロントタイヤをGET! こんなに良いものをもらったの初めてです。



レースタイムは、自己ベストの1秒落ち。レース中のワーストラップは5秒1!と、予選までの好調から考えると散々です。原因は、グリップの無さ。なぜか真昼の予選時よりずっとグリップ悪かったです。5コーナーのブレーキなんて、ほとんど止まれない周ばかり。

スタートが決まって最初の3周ぐらいはトップが見えていたので自分のポジションも把握でき、レースの組み立てができました。そして苦手な灼熱のレースで最後までミス以外でタイムを落とさず走りきれたのは良かったです。

初めてのスリックタイヤでのレースで、いろいろ学ぶことがありました。ミゾよりもコンディションの変化に敏感で、状況に合わせて走り方を対応させないとうまく走れませんでした。セッティングもまだまだで、アンダーステア解消しないと攻められません。課題は山積ですが、次のレースへ向けての目標もできました。セットさえ出れば、タイムはまだ詰められます。次こそ0秒台に入れたいです。

今回は土曜日開催&業界の輪番休業ということもあり、忙しいなかお手伝いに来てくれたみなさん、ありがとうございました。本当に助かりました。8月のもて耐を挟んで、次は9月11日になります。今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m


決勝スタートから2周目までの前後オンボード映像です

※大部分の写真はta-1さん、増渕さん、撮影です。ありがとうございました。

$h.godaiのブログ

復活! もてぎスポーツ走行 & 子猫騒動

20日の月曜日は、待ちに待ったツインリンクもてぎの新装開店日です。

当初は、もてローの第1戦が3月18日の予定でした。3月13日からのレースウイークに練習走行をすべく準備を進めていた矢先の震災でした。

あれから4か月、痛手を受けたコースも改修されて走れるようになりました。

日曜日に倉庫からバイクを出して整備しようとしたところ、以前から住みついていた猫がまだいました。しかも、子猫が3匹増えています。 見たところ生後3~4週間でしょうか。人を見るとそそくさと奥の方に隠れてしまいます。

もう一度侵入経路をチェックし、怪しい箇所を何か所か塞ぎました。子猫は奥に隠れたまま、親猫は留守のようです。このまま倉庫を閉めてしまって飢えるとかわいそうなので、牛乳を少し薄めて置いておきました。


月曜日の朝、倉庫をあけるとミルクはすっかり飲み干されています。とりあえず元気に飲んでくれたようなので安心です。親猫は侵入していないようす。時間もないので、またミルクを置いてもてぎに向かいます。


20日

今日はABの走行枠が5本もあります。事前に2本目と3本目を予約してありましたので、10時からの1本目は走らず、11:30~の2本目からの走行です。

9時ころピットにつくと、満杯状態。でも、きむしげさんが場所を取っておいてくれたおかげで車も近くに止められてピットの場所も確保。ありがとうございました。m(_ _)m


長蛇の列でチケットを買って、ブリーフィングを受けます。コースは、5コーナーから130RとV字コーナーを除いてすべて舗装が新しくなっているとのこと。舗装のオイルも程よく乾き、絶好のコンディションだそうです。しかし、古い5コーナーとV字は12年前の舗装なので注意してください。ということでした。


スポーツ走行1本目

いよいよ4カ月ぶりの走行です。以前は2月25日に走ったきり。その前は昨年の11月です。
そして、今回は初のスリックタイヤです。走りだしてタイヤのプロフィールの違いを感じるものの、レーシングスピードになってしまうと全く違和感はありません。90度コーナーから5コーナー入口まで、新しい舗装が続きます。もう、ウルトラフラットでレールの上を走っているような感じというのでしょうか。TVゲームのようにスムーズに曲がっていきます。

走りだして2周目、ちょっとペースを上げたらタイムは6秒1。体感速度よりタイムが良いです。
これならすぐに4秒台は行くかな? と思いましたが、甘かったです。60台のフルグリッドのうえ、半分以上が小排気量のバイク。特に4スト250ccはコーナーも遅いので、どうにも走るラインが定まりません。おそらく、1周1秒以上は軽くロスしながら、6秒台で周回。

8周したところでピットインして、セッティングを小変更。グリップが良すぎてサスが入りすぎるので前後とも少し硬くしてみました。すると、すぐに5秒台に入りました。クリアラップは取れないので、A枠だったら4秒台だったと思います。セッティングの変更は正解だったようです。

スポーツ走行2本目

1本目は13周しか走っていないのですが、ヘトヘトでした。気を取り直してさらなるペースアップを試みてコースイン。しかし、天気は快晴になり猛烈に暑いです。水温も98度まで上がってます。それでも一つ一つコーナーを丁寧に走り、なんとか4秒台に。ところが、そのころから各コーナーで転倒者が続出。イエローフラグが続いたかと思ったらレッドフラグ点灯でピットイン。

大事には至らなかったようですが、9周走って疲れていたのと、あと3周分ぐらいしか時間がのこっていなかったので、2本目はそのまま終えました。

タイムは今までの練習タイムとほぼ同じか調子いいぐらい。しかし、体力の消耗はいつも以上です。大したトレーニングもしていなかったので仕方ないです。



スポーツ走行3本目

2本目が消化不良だったので、3本目も走ることに。走行枠は09グループで17時スタートです。ゲロ混み状態だったので、空いている枠を走りたくて遅くまで残りました。09グループは走行台数20台以下。いつもの平日と同じになりました。小排気量が多いので、走りだしてすぐにトップに。全く前がいない状態でしばらく走れました。しかし、クリアラップなのにタイムは6秒台。 体感的には3秒台なんですが。。。 気を取り直して、少し丁寧に走るように心がけたら9病台 何かおかしいのでピットインして小休止しました。

再びコースに戻るも、8秒台が2周続いたので走行をやめてピットインしました。どうやら、人間が完全に電池切れのようです。がんばって走っているつもりでもダメダメ状態のようで、以前も真夏のレースで精いっぱい走って7秒台という事があったのですが、その時と同じでした。

3本目は8周で終了。全部で3本走ったのですが、トータルで30ラップしか走れませんでした。
初めてのスリックタイヤは、たしかにグリップが良い気はしますが、それ以外の違いがよくわかりません。なんせ路面が良いのでどうやっても滑りません。でも、ネガティブなところが全く感じられないのでヨシとします。

走行後は急いで撤収して帰宅。そして、今日のレースの2ヒート目が残っていました。



子猫捕獲作戦

家に帰ると、はやりミルクは綺麗に飲み干されていました。昨夜のうちに、息子と作った子猫捕獲機をセット。段ボールで作った落とし穴式のトラップで、中に落ちると出れない構造です。
捕獲機をセットして食事に出かけ、21時ころ帰宅。さっそく倉庫の捕獲機を確認しましたが、トラップには掛っていたものの、箱を破壊されて脱出されていました。子猫たちは倉庫の奥の方に入り込んで出てきません。

このまま放置すると倉庫に住みつかれてしまいますし、見たところ1匹だけが体がかなり小さかったので、どうも食事をちゃんと取れずに弱っている模様。このまま倉庫の奥で死なれても困りますし、かわいそうなので捕獲することに。バイクや荷物は車に積んだままなので、倉庫の空いたスペースを使って荷物の大移動。格闘すること1時間あまりで、やっと猫の隠れているところまでたどりつきました。

息子たちに出口を見張ってもらい、子猫を追いつめます。まだ知能の低い子猫なので、追いつめられると丸くなって動かなくなります。そこをすかさず手で捕まえました。まずは弱っていそうな一番ちいさいやつ。手でつかんでもほとんど抵抗しません。用意したバスケットの中に入れて1匹目は難なく捕獲。

2匹目も丸くなって隠れている(つもり)だったのですぐに掴めたのですが、猛烈に反抗します。軍手してましたが、引っ掻くわかみつくわ、ものすごい暴れようでした。引っ掻かれながらもなんとかバスケットに移動して2匹目終了。手は傷だになってしまいました。この子はバスケットの中でもウーウー唸って威嚇しています。

3匹目はちょっぴり賢いようで、手の届かないところに逃げ込みました。なんとか棒でつついて追い出して捕獲。この子は2匹目ほど激しく抵抗しませんでしたが、それでもかなり暴れました。

これだけ元気があれば、段ボールで作った箱などすぐに突破されてしまいます。2匹は非常に元気で栄養状態もよさそうですが、最初に捕まえた1匹目は弱っているようです。

これでやっとすべての子猫の捕獲が終わり、倉庫を片づけ、車に積んである荷物とバイクを倉庫にしまったのが午前2時ごろ。久しぶりの走行x3本でクタクタだったのに、子猫たちのおかげでもう1レース分ぐらい体力を消耗しました。

倉庫を片づけている間、子猫たちはガッツリとした箱に閉じ込めていたのですが、親猫が遠くからずっと見守っていました。片づけた後に、弱っている小さい猫だけ隔離し、ミルクや子猫用のキャットフードを与えましたが、おびえているせいか口にしません。そのうち震えがでてきて、もともと目ヤニもひどくて弱っているのたので、紐を付けて遠くから見守っていた親猫のそばに離してやりました。すると、親猫の下で幸せそうに母乳をもらっていました。いままで凶暴な兄貴たちのせいでゆっくりオッパイをもらえなかったのでしょうか。

1時間ぐらい放置して、親猫が離れてしまったので子猫を箱に戻しました。すこし落ち着いたようでひと安心です。この子は家の中に入れ、元気な2匹は箱に入れて外に出しておきました。

2時間ぐらい睡眠をとったあと、6時半ごろ起きて猫の様子を見たところ、親猫はずっと近くで子猫たちを見守っています。当初は、猫害で近所から苦情が出ている状態なので子猫は遠くの森に捨てようかと思っていましたが、健気な親猫を見ているとそれもかわいそうになり、息子たちの意見もあって2匹は親猫の元に放してやりました。おそらく、倉庫はもう入れないので別の棲家を探すでしょう。(おそららく、私のハイエースのエンジンルームになりそう。困ったもんだ)

弱っているもう一匹は、放しても死んでしまいそうなので、元気になるまで飼うことにしました。なんせ、家の前の森にはカラスはおろか、キジやフクロウ、オオタカ、オオワシなど子猫の天敵がいっぱいいます。(本当です) さっそく猫用のミルクとトイレを購入。この子は最初から人を怖がらないので、1日ですっかりなついてミルクもよく飲むようになりました。こうなると可愛くてたまりません。息子たちはずっと飼う気でいます。

というわけで、家族が一人増えそうです。私は子供のころと学生のころ猫を飼っていたので慣れていますが、猫と同居が結構大変なのは知ってますが、どうなることやらね。とりあえず元気に育ってほしいです。

それにしても、この子の親たちは近所の飼いネコです。別々の家で飼われているのですが、避妊手術もしていなかったのですね。いずれも飼い主は老人です。猫害も町内会で問題になっています。一番被害を受けているのは我が家です。避妊もかわいそうすが、毎年子猫を生まれたらもっとかわいそうなことになるので、放し飼いにするなら飼い主の責任も守ってほしいです。


$h.godaiのブログ-子猫ちゃん
↑ちょっと弱っていて人見知りしない子猫



↑ 05ABの7LAP目。AB混走フルグリッドの恐怖。この後、赤旗で中断になりました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>