第34回ワインを楽しむ夕べ(2022.1.3)は、
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 2011 



こちらは2016年に購入したメドック格付け第5級。
きっと美味しいだろうと楽しみに残してきましたが、
ついにこの日がやってきました。
外観は非常に深いルビーレッド。
これだけでも値打ちがあります。
ディスクやや厚め、粘性中くらい。
アタックやや強い。
プラム・カシス系の黒い果実香、ブラックベリー・ブルーベリーなど。
杉・燻した樽・インク。そして赤い花の香りが印象的。
明るいイメージの濃密な香りが力強くかつ上品に沸き立っている。
味わいはエレガントでスムーズ。
第一印象はとても上品。タンニンまろやか。酸突出して良い。
徐々に果実味が凝縮されたストラクチャーがしっかりした力強さが表れる。
余韻はインク・墨汁感があり、シルキーなタンニンが長く残る。
澱、多い。
期待通りのとても素晴らしいワインでした。