第33回ワインを楽しむ夕べ(2022.1.2)は、
コルトン・グラン・クリュ・ルイ・ラトゥール 2011 


2018年に購入して、期待して熟成させてきた一本。
12,000円ほどもする高級品。
お正月のお祝いに奮発してみました。
外観はやや薄めのやや枯れたガーネット色。
ディスク中くらい、粘性やや低め。エッジややオレンジ。
アタック弱い。チェリー・ラズベリー系の赤い果実香。
ムスク。落ち葉。なども感じる。
単純な弱い香り。
味わいは、スムーズで綺麗。
軽い果実味。軽やかな酸。
甘味ほとんどなく、渋・苦あまり感じない。
余韻も軽く消える。
香味ともに複雑な要素を含んでいるが、若々しく軽快なワインだ。
しかし、抜栓時は閉じていたのか、半日ほどすると徐々に香りが増し、
沸き立つような奥ゆかしい強い香りに変わってきた。
味わいも甘酸っぱさを感じるようになり、深みも増した。
余韻も感じるようになり、グラン・クリュの片鱗を感じられるようになった。
澱、やや少な目。