第52回ワイン会(2020.5.20)は、
バルベラ・ダルバ・スペリオーレ・ブリッコ・ボスキス・ヴィーニャ・デル・ククロ
ワイン名:バルベラ・ダルバ・スペリオーレ・ブリッコ・ボスキス・ヴィーニャ・デル・ククロ
生産者:カヴァロット
生産年:2012
品種:バルベラ100%
生産地:ピエモンテ・バルベラ・ダルバ
アルコール:14.5%
価格: 4,950円(税込) エノテカ
バローロの名手が造る高品質のバルベラ・ダルバ。
優れた自社畑と創業当時と変わらぬ製法を引き継き、家族経営を貫き続ける生産者。
ブリッコ・ボスキスにある区画ヴィーニャ・デル・ククロの畑から収穫されたバルベラ。
20~100hlのスラヴォニアンオークの大樽で15~18カ月間の熟成。
瓶詰め後、セラーでさらに最低でも6カ月間の瓶内熟成を経てリリースされる。
≪色≫ やや薄いややくすんだガーネット色。グラスの底が見える程度。
エッジややオレンジ。粘性やや高い。ディスクやや厚め。
≪香り≫ アタック、中くらい。赤い果実香。チェリー。ブラックベリー。アセロラ。
赤い花。血液。樽香。湿った森林。ムスク。
落ち着いた穏やかで奥深い良い香り。
独特のちょっと変わった香りがある。
≪味≫ アタック、果実味いっぱい。ジューシー。甘酸っぱい。
タンニン柔らか。酸上品でしっかりしている。やや甘味。
余韻、やや長い。ジューシー。シルキー。樽の要素など複雑な部分もある。
≪評価≫ やや年代を感じる赤みの強い落ち着いたガーネット色。
赤い果実香中心で血液・森林など複雑な要素も持った
ワインの中から湧き上がってくるような奥深い良い香り。
味わいは、果実味強くジューシー。骨格は中庸。
口の中にジューシーさが広がり、甘酸っぱくやわらかな味わい。
樽の要素を含んだ余韻がジューシーさとシルキーさとともに長く続く。
単品で楽しめる美味しいワインだ。
澱、普通。