第50回ワイン会(2020.5.10)は、ヴァケラス・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ワイン名:ヴァケラス・ヴィエイユ・ヴィーニュ
生産者:タルデュー・ローラン
生産年:2016
品種:グルナッシュ70%シラー15%ムールヴェ―ドル15%
生産地:南ローヌ・ヴァケラス
アルコール:14.5%
価格: 5,170円(税込) エノテカ
タルデュー・ローランは、ローヌ全域にまたがる13のアペラシオンを網羅した、圧巻のコレクションを手掛けるローヌで最も優れたネゴシアンであり、ローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニアである。
ミクロ・ネゴシアンとは、契約農家からブドウの果実や果汁の状態で買い付けてワインを少量生産するネゴシアンを指します。
樹齢50~100年の古樹ブドウを使用し、自然のままにこだわったワイン造りが特徴。
品質にこだわったネゴシアンです。
≪色≫ やや濃い目のややくすんだやや暗めのガーネット色。
グラスの底が見えない程度。粘性やや高め。ディスクやや厚め。
≪香り≫ アタック、やや強い。赤い果実香。グランベリー。
スパイス。胡椒。やや甘い香り。血液。青い植物。
赤い花の香り。焦がした樽香。インク。タバコ。
穏やかで落ち着いた暖かみのある香り。
≪味≫ アタック、ジューシー。果実味強い。酸ほど良い。やや甘味。
タンニン軽め。スパイシー。
ボディーしっかりしている。親しみやすい味わい。バランスがいい。
余韻、やや長い。ややシルキー。スパイシー。
≪評価≫ 深みのあるガーネット色が印象的。
赤い果実や花をイメージさせる香りが主体で、複雑な要素も持った
暖かみのある穏やかな良い香りだ。
味わいは、ボディーがあり、果実味強くジューシー。
酸・甘・渋のバランスもよい。
口中に広がった味わいがシルキーさを感じる余韻まで長く続く。
単品で美味しいワインだ。
澱、普通。
≪WA≫ 91~93点