第16回ワイン会(2018.8.7)は、ブラインド・テスト(第3回)





≪色≫ やや深みのある黄色。
ディスク厚い。粘性強い。輝き・透明感あり。
≪香り≫ アタック、やや強い。レモンなどの柑橘系果実香。
樽、バニラ、蜂蜜、アプリコットなど。
まろやかで複雑な香り。
≪味≫ アタック、辛口。苦味強い。アルコール感。
酸弱め、ボディ薄い。独特の味わいがメインを占める。ブランデーのニュアンス。
余韻、やや強い。苦味。
果実味より、樽の要素が強い。
≪評価≫ 酸が弱く、樽の要素が非常に強い。
暖かい地方のシャルドネと予想。
以上より、カリフォルニアのシャルドネと判断。

正解は、リンダフロール・シャルドネ2015





ミッシェル・ロランの監修のもと、ボルドーのグランヴァンと同様に
丁寧に造られた、アルゼンチンワインにおける最も印象的なシャルドネのひとつです。
醸造はポムロールのシャトー・ル・ゲイのテクニカルチームが担当。
ワイン名:リンダフロール・シャルドネ
生産者:ボデガス・モンテヴィエホ
生産年:2015
品種:シャルドネ100%
生産地:アルゼンチン・メンドーサ・デウコヴァレー
価格:3,866円(税込) ウキウキワイン
≪パーカーポイント≫ 90点
このワインをリッチで濃厚なシャルドネというのであれば苦手なタイプ。
香りは複雑で奥深くて素晴らしいが、苦味が強すぎて好きになれない。
強い苦味が、本来あるはずの酸やボディを隠してしまっているのかも?
熟成させれば、美味しくなるのかも?
パーカーポイントも高いし、口コミ評価も高いので、
これが印象的なシャルドネということなんでしょうね。
勉強になりました。でも、やっぱり苦手・・・