最新のワインサーバー『エノマティック』を3台そろえ、
48種類のワインが少量づつ有料試飲できるTAKAMURAへ行って来ました。

大阪市西区江戸堀のビジネス街にある店舗。

店内の奥には、インターネットでも紹介されている存在感たっぷりの大型セラー。

入り口近くに『エノマティック』3台と、喫茶スペース。

これが噂の『エノマティック』です。
10ml~75mlまで、予算に応じて、高価なワインの試飲ができるので、
ワイン勉強中の私達には、ありがたいシステムです。
開店時間と同時に飛び込み、早速試飲を始めました。


最初は白でスタート。
① コルトン・シャルルマーニュ2009 ボノー・デュ・マルトレ 18,300円(税別、以下同じ)
② ムルソー1級ジュヌブリエール2011 ボワソン・ヴァド 21,112円
どちらもブルゴーニュの有名生産地の高額なワインです。
白ワインは、勉強不足のため、その良さが分からなかったのですが、
どちらもシルキーでミネラル感があり、ほど良く樽がきいていて、
調和がとれていて、余韻が感じられるワインでした。


次は、甘口の白ワイン。
③ ラウエンタール・バイケン・リースリング・アイスヴァイン1989 クロスター・エーベルバッハ 6,400円
④ シャトー・ディケム2006 39,800円
③は、リースリング独特の素晴らしい芳香、27年熟成とは思えないフレッシュな香り。
甘味とエレガントな酸のバランスが良いワインでした。
④は、世界最高峰の貴腐ワイン、シャトー・ディケム。
甘美で優雅な味わいに、うっとりさせられました。


続いては、ブルゴーニュの赤ワイン。
⑤ ヴォーヌ・ロマネ・オー・レア2006 アンヌ・フランソワーズ・グロ 8,200円
⑥ ジュブレ・シャンベルタン2010 オリヴィエ・バーンスタイン 9,080円
どちらもブルゴーニュのピノノワールですが、村の特徴として出ているのか、生産者の個性か、
畑の個性なのかはわかりませんが、色・香り・味わいは明らかに違います。
色調は、鮮やかさを持った赤~ルビー色、ほど良く樽がきいた赤系果実香と複雑なニュアンス。
味わいは、果実実があり、酸・渋のバランスのとれたなお且つ複雑な味わい。
ブルゴーニュの赤は、多彩でいろいろ楽しめそう。


いよいよ本日の注目ワインに突入。
⑦ レッド・ロック・テラス1990 ダイアモンド・クリーク 25,000円
⑧ ルーチェ1996 24,000円
⑦は、カルトワインのはしり、と言われる希少なカべルネ。
26年熟成の味わいは、ボルドータイプの高級スタイル。
⑧は、言うなればオーパスツー。
ボルドーやブルゴーニュとは全く違う香りと味わい。
20年熟成とは思えない新鮮な綺麗な香りが印象的。
ブドウはメルロー・サンジョヴェーゼだが、品種の特徴というよりは、
製造方法が生んだであろう独特の芳香があり、
味わいもまろやかでエレガント。
続く・・・・・