名古屋を代表するグラン・メゾンである『ラ・グランターブル ドゥ キタムラ 』
口コミなどを見ていると評価が分かれる所ですが、
ダメもとでチャレンジする事にしました。
タクシーを降りると、女性スタッフがお出迎え、
『・・・・ ・・・・ 様ですね』と、フルネームで呼んでいただき、最初から好印象。
その後の対応も申し分なく、お料理にも期待が高まります。

お庭側の席に案内されました。
明るい陽光の入る窓際の席で、大きめのテーブルと椅子。
話がしやすいように隣に座るセッティング。
ゆっくりとお食事ができそうです。

タマネギのキッシュ。
温かくふんわりとした優しいお味。

桃の冷製ポタージュスープ、カニ身を忍ばせたコンソメジュレ。
桃のスープは表現の仕方が難しい複雑な味わい。
とっても楽しめたのですが、娘にとっては大人の味過ぎたようです。

かわいいパン。
いろいろな種類があり、おかわりも持って来てくれます。

前菜 北海道産・帆立貝のグリル
浜松産・白アスパラガスをあしらって
爽やかな酸味の白バルサミコ酢のユイール
見た目がとっても綺麗で、食べずに飾っておきたいようなお料理でした。

甲殻類 ニュージーランド産・手長海老のグリルと
カナダ産・オマール海老のパンス(爪)
千葉県産・長茄子のフリチュールと共に
甲殻類の美味しさたっぷりのソース・アメりケーヌ
肉厚の味の違う二種の海老をたっぷり楽しめました。

ワインも美味しくお料理が進みます。

魚料理 近海産の鯛とハタのパナッシェ
ズッキーニのシャルロットにリゾットを添えて
ソース・ブールブラン
これも華やかな一品。
ズッキーニを器がわりに中にリゾット。
淡白な鯛と味わい深いハタ、リゾットも超美味しかった。

メイン料理 フランス産・小鴨胸肉のロースト(シェフのおすすめ)
三浦半島産・コリンキー南瓜と共に
5種類の中から選べました。
厚めにカットされており、風味の良いジューシーなお肉でした。

冷たいデザート オレンジのシャーベット


キタムラ特製デザート
好きな物を選べます。それを綺麗に飾って持って来てくれます。
全体的に上品なやさしいお味で、それでいて素材のおいしさと旨味が
しっかり出ている感じでとても美味しくいただけました。
また、盛り付けが綺麗なのも私好みでした。
ただ、サービスマンさんの気遣い度が少々足りないようでしたが、
それも愛嬌のうち。
その分気兼ねなく過ごせたので、逆に良かったかも。
3時間ほどかけてのお食事でしたが、他のお客様たちもまだまだ歓談されており、
時間を気にしないで良い雰囲気の中で美味しい食事を楽しむ事ができました。
また行ってみたいお店です。