今日は留学時の、ファイナンス面の管理についてお話しします。
銀行口座整理・引き落としの中止
既存の口座を解約した方がいいのか、残していた方がいいのかは人それぞれの事情によると思いますが、クレジットカードの支払いと、自動引き落としがきちんと行われるように配慮しましょう。NHKの自動引き落としを契約している人は中止しておきましょう。
日本に帰る気が無い人以外は口座をいくつか残して行くことになると思います。日本のクレジットカードは当面使用できた方が便利ですので、引き落とし対象となる口座にはお金を残しておいた方が良いと思います。
個人的にはCity Bank等のオンラインバンキングが使用できるようにしておくと便利かと思います。ただし、気をつけておかないといけないことは、昔と違い日本のCity BankとアメリカのCity Bankは別会社の扱いですので、日本とアメリカのCity Bank に自分の口座を作り、自分の口座同士で送金しても送金手数料が発生します。
City Bankで便利なのは、日本のCity Bankの自分の円貯金をUSドルでアメリカのCity BankのATMから引き出せることです(もちろん為替手数料はかかります)。気をつけないといけないことは日本円で預金しておくことです。USドル預金は通常のカードでは引き出せません。外貨預金専用のカードが別途必要です。
また、とりあえず日本のオンライン口座にお金を円で入れておき、必要なだけUSドルに換えて、アメリカの自分の銀行口座にインターネットで送金するという使い方は留学で総額いくらUSドルに換えたらいいのか予想するのは難しいですから、便利な様に思います。ただし、ここでも注意ですが、アメリカの自分の口座への送金は、送金先の登録(口座番号とルーティングナンバー)をしないといけません。それなりの時間がかかりますので、オンライン口座があるからといって、初期費用をトラベラーズチェックや現金で持参する必要がないということにはなりません。僕はCity Bankを使いましたが、送金先の用紙を海外郵便で送付しないといけませんでした。オンラインで送金可能になるまで2週間は見といた方がいいと思います。
アメリカでの銀行口座の開設などについては、また後日、渡米後の準備の話をしたいと思いますので、そこでお話いたします。
郵便局口座の解約
現状では基本的に海外在住者は口座を持てません。解約が基本です。
クレジットカード整理
前述の通り、いくつかは残して、現地で使えた方が便利です。
出国後の支払いが必要な項目を確認
前述のとおりです。支払いが滞らないように気をつけましょう。
生命保険・個人年金を留学中どうするか?
個人で契約している、生命保険や個人年金の支払い計画をどうするか。決めておかないといけません。保険会社の人にどんなオプションがあるのか相談しましょう。基本的には支払い続けた方がコストパフォーマンスがいいと思います。
留学補助金申請
手続きは面倒ですが、取れると大変助けになります。必須ではないですね。
海外赴任者保険加入
注意点として、本人が日本にいるあいだでないと契約できません。ただし、一度VISAを使って出国してからでも、一時帰国時に契約できます。アメリカでは車が無いといろいろと面倒です。また、ほとんどのひとは賃貸契約のアパートメントを借りることになると思います。車にしろ家にしろ、保険 に入らないといけませんが、その補償金額は不十分なものです。たいていの人は何らかのアンブレラ保険に入っています。しかし、現地ではいるとかなり割高ですので、何らかの海外赴任者保険に入って、損害賠償時に備えておいた方が無難かと思います。家族連れのかたは、JALのファミリープランに入っている方が多いように思いますが、この場合JALのマイレージクラブ会員入会等の準備が必要です。
また医療保険にも入らないといけませんが、アメリカの医療保険は高額です。海外赴任者保険で医療保険もまかなう場合はアメリカで入るより安上がりにすることができると思いますが、妊娠・出産に対応しないなど制限がありますので、保証範囲に注意が必要です。
私は医療保険はHMO(アメリカの医療保険、Stanford職員は割引あり)、自動車保険は現地の新車のディーラーで勧められたもの、アパートの保険も現地で契約時に勧められたところと契約し、アンブレラ保険として三井住友海上の海外旅行総合保険に入っています。これはいろいろと契約の形態を選べるのが特徴です。個人的には私の様に医療・自動車・アパートの基本的な保険はアメリカで入って、裁判費用や損害賠償等の保証を充実させるために入るのがいい使い方かなと思っています。損害賠償は各社たいてい1~2億円が限度ですが、この保険は5億円まで保証をつけることが可能です。しかも、医療などの基本部分を最低限に設定して、損害賠償関連のみを最大限充実させるというかけ方をすると、かなり保険料を抑えられました。2年間で10万円弱だったと思います(妻、子2人をカバー)。アンブレラ保険としてだけ海外赴任者保険に入るなら、費用対効果は調べた限りベストでした。
現地の保険についてはまた後日お話しします。
証券会社口座閉鎖
1年以上海外に在住する人は口座を閉鎖しないといけないことになっています。
取引を残す銀行口座、クレジットカード、保険会社、証券会社への住所変更
忘れずに行いましょう。私は実家にしています。