寒い夜は | むらたま SUPER JUNIOR キュヒョンブログ

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ウォンキュが中心のブログです。
たまに東方神起も☆
むらたまとは(むらさきたまご)の略です^^

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※ウォンキュ小説です。
苦手な方はUターンしてくださいね。
































僕は学生時代のシウォンを知らない。

俺は学生時代のキュヒョンを知らない。



僕の知らないシウォナが僕の知らない友達と一緒に飲みに行く。
忘年会?新年会?同窓会?
いいんじゃない?
行っても。



俺の知らないキュヒョナが俺の知らない友人と一緒に飲みに行く。
忘年会?新年会?同窓会?
いいんじゃないか?
行くぐらい。




少し会えない時間があるだけで、またすぐ会えるだろ?





僕の知らない頃のシウォナを知ってる友達。
どんな子供だった?
いつも何してた?
好きな子はいた?



俺の知らない頃のキュヒョナを知ってる友人。
どんな少年だった?
いつも何してた?
好きな子はいた?



友達に嫉妬?
まさか。
やきもち?
一緒だよ。
そんなことぐらいでやきもちなんて。
シウォナの昔の事を知ってて当たり前だし。



友人にやきもち?
まさか。
嫉妬?
一緒だろ?
そんなことぐらいで嫉妬だなんて。
キュヒョナの昔の事を知ってるのは当然だろ?




それでもやっぱり気になる。




少しの時間も離れたくなくて。
待ってる時間がすごく長く感じて。




シウォナ。
キュヒョナ。




会いたい。





さっきまで一緒に居たのに、もう会いたくなってるんだ。





バカみたいだけど、やっぱりちょっとやきもちなのかも。

バカみたいだな。やっぱり少し嫉妬してるのかもしれない。




おかしいかな。
誰と居ても隣りにシウォンを探すんだ。
こんなに好きになるなんて思わなかった。




おかしいな。
誰と居ても隣りにキュヒョンを探すんだ。
こんなに好きになるなんて。






「ただいま。」

「お帰り。」

「なんだ。居たの?今日は遅くなるんじゃなかったの?」

「キュヒョンこそ。
久しぶりに会うって楽しみにしてただろ?」

「うん。まあ・・・ね。」




暖かい。

シウォンに抱きしめられて
唇が重なってシウォンの体温を感じた。

ここが一番落ち着く。
ここが僕の帰る場所。



暖かい。

キュヒョンを抱きしめて
唇を重ねてキュヒョンの体温を感じた。

ここが一番安心出来る。
ここが俺のいる場所。



不思議だな。二人とも同じ事考えていたなんて。



「今日、すごく寒かったんだ。」

シウォンの手が僕の手を包んだ。

「キュヒョナの手、冷たい。お風呂、入る?」

「うん。」

「一緒に。」

「う、うん・・・。」



シウォナが優しく微笑むから、つい頷いてしまった。

キュヒョナの手が冷たいから、俺が温めたくなった。







ポチャン。





シウォナに後ろから包まれて身も心も暖かくなった。
気持ちいい。
狭いバスタブに男が二人。
窮屈だけと窮屈じゃない。
今日は甘えてみようかな。



「シウォナ・・・。」

「ん?」



シウォナの大きくてゴツゴツした手に自分の手を絡ませる。
どうしよう。
何を言えばいいか分からない。
急に恥ずかしくなってシウォナの手にキスをした。



「キュヒョナ・・・。」

「ん?」

「今日は甘えん坊だな。」

「え?」



そっか・・・。
甘えるってこういう事。

良かった。
後ろからは僕の頬が赤くなってるの、分からないよね。




可愛い。
可愛いキュヒョナ。
耳まで真っ赤になって。

分かってるかな。
俺はそんなキュヒョンに夢中なんだ。



「あっ・・・。」


キュヒョナ。
キュヒョナ。
愛しくてたまらない。



俺のものでキュヒョナの中をいっぱいにしたい。



「や・・・シウォ・・・
そんなとこ・・・。」



シウォナ。
シウォナ。
苦しいぐらい好きなんだ。



僕の中をシウォナでいっぱいにして。






愛しくて。
苦しくて。


一緒にいよう。
ずっと。

傍にいよう。
この手を離さないから。




優しく激しく求め合って




同じ布団でくるまろう。
きっと同じ夢を見れる筈だから。








~Fin~







[画像はお借りしています。ありがとうございます。]