私が感じていた
『同居生活のストレス』
それは・・・
毎食の食事準備が大変すぎる
一番最後のお風呂が汚くて冬でもシャワー
成功しても失敗しても嫌味を言われる
義家族が次々に遠慮なく用事を頼んできて
「少しくらい良いんでないの！」と偉そう
感謝されないどころか文句しか言われない
そもそも旦那が全く味方してくれない
色々とあったのですが
↑これは義家族と同居していた私の経験で
逆にお嫁さんとの同居でのご苦労があったり
お互いに譲り合って仲良しのご家庭もあると思います
人生を蝕まれていたと感じる
一番辛かったことは
『義家族の不用品に囲まれて
暮らさなければならないこと』
でした
直接的な被害からすると
物言わぬ不用品は無害のように見え
『え・・・そんなことで？』と
思われる方もいるかもしれないのですが
溢れ出た不用品に囲まれていると
自分までその不用品の一部になったようで
少しずつ少しずつ私を蝕んでいきました
奇妙に建て増しされた
田舎の広い家の押し入れや納戸
そして
居間の飾り棚に収まりきれずに
押し出されてしまった物が
いつの間にか夫婦部屋に
すすす～と移動されていて
元からそこにあった風に
置かれていたりするのです
例えばですが
熊の木彫り系はもう柱と同じくらい
各部屋のどこかで鮭を咥えているので
私としては不問なのですが
大昔に使っていた
オンボロのCDコンポやマッサージ機を
”まだ使えるからここに置く！”と言って
部屋の隅に置かれてしまったり
バブル期に流行った？という
ダンシングフラワーが
何体も置き去りにされていたり
声に反応してクネクネ踊るのです
隣県の有名なお寺のお守りとか
パワーストーンのストラップとか
近所の若夫婦の新婚旅行土産にもらった
ハワイのティキ像？のキーホルダーだとか
その他にも
よく分からない地域のスポーツ大会の
古びた小さなトロフィーとか
傘寿や白寿を迎えた近所のご老人の
個人名と似顔絵が入った記念プレートが
私たち夫婦の記念フォトフレームの間に
いつの間にか鎮座していたりするのです
物言わぬけれど…圧力強め
何の前触れもなく
不用品をふわっと置いていくので
不意に見つけた時には
『ちょ、ちょっと～
』な気分
近所の商店名入りのボロタオルを使い
景品で揃えた食器でごはんを食べ
町内会名入りの湯飲みでお茶をし
仕方なく貰った失敗野菜でご飯を作り
捨てられない過去の遺物の中で眠る
そして
何故か新品購入したものは
なかなか箱から出さずに放置という
貧乏な家ほど不用品が多いという
まさに典型でございました
ブランド物を身に着けたからといって
急に自分が高級になれるわけではないですが
選んだもので生活が出来上がり
その生活の積み重ねで
人生が作られていくものだと思います
特段こだわりがないと言っても
何かを買う時には
”リラックスした着心地がいいな”
”心休まる空間のための光がほしい”
”よく眠れる優しい香りがいいな”
”こんな食器だったら料理が楽しくなりそう”
物を通して得られる『生活』が
その先に広がっているものだと思うのです
言い換えれば
どんな生活をして
どんな人生を送りたいか
無意識であっても
未来を託して物選びをしている
そんな気がします
だから
夫婦部屋であっても
自分で選んだ物が駆逐されていき
義父母が手放せない不用品に浸食される
そんな中での生活は
この先に広がる自分の人生が
義実家の所有物に置き換わるかのような
未来が閉ざされるような心地がして
私が同居生活で
一番”蝕まれた”ことのひとつでした
ごちゃごちゃなのは絶対嫌だし
ミニマリストもしっくりこない
自分を幸せにしてくれるものに囲まれて
豊かに暮らす生活を思い描いていきたいです
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松島は高台でこそ魅力が分かるようです
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旅行記にでもしてみたいです
