一年半振りに田舎に帰った。
俺の田舎は福島県で、いつもだとのんびりバスで帰るんだけど、今回は新幹線でブルジョア風に帰ってみたぜクソッタレ~!
ヤッパ速いし快適だぜ。
東京駅で弁当を購入して、前の座席の網棚に入ってる通販カタログなんか見ながら食ってたら、約1時間40分くらいであっという間に着いた。
速いのも良いけど、バスで5~6時間、無題に移動時間を使うカッタルサも贅沢な感じで好きなんだけどね。
で、福島駅に着いて必ず最初にやることは福島駅の中にある立ち食いそば屋でソバを食べることなんだけど、弁当食っちゃってたから、普段は天ぷらソバのところをかけソバに変更した。
汁が異様に辛くて、ボソボソしてて、はっきりいってクソマズい蕎麦の典型なんだけど、そこの蕎麦を食うのが儀式みたいになっちゃって毎回食ってる。
不思議となんか帰ってきたなぁ…って感じになるんだ。
で、駅前から実家まで2時間かけてブラブラ歩いて帰った。
ずっと昔から、良くも悪くも何も変わってないとこ、すっかり跡形もなく変わりはてたとこ、いろいろだけど昔その場所を歩いた。
すっかり年をとった人、あんまし変わんない人、もう死んでしまっていない人、かつて恋人だった人、いろいろだけどその人達と同じ時間を過ごした。
東京に住んでる年数が田舎にいた時間よりずっと永くなったけど、田舎に戻ってみると昔のことを鮮明に思い出して歩きながら思わずニヤけてしまうな。
もう帰ろうとは思わないけど、ヤッパ大切な思い出の場所だ。
今?
今いる場所TOKYO CITYが大事な場所だ。
今一緒にいる人達が大切な人達だ。
それでもずっと忘れられない、かけがえのない場所。
それが田舎なのかな。
しかし、原発で福島県民全員もれなく8万円を東電または自治体、自治体+東電から支給されたっての、意味わかんないぜ。
支給名目が賠償金っていうことらしいから、加害者と被害者が存在するわけだけどこの場合、加害者が東電または自治体として、被害者が福島県民だとすると、賠償額を一方的に一律8万円と定められた根拠がわかんない。
妊婦さん18歳以下は40万円支給だから、俺の友達なんか夫婦と子供二人で96万支給されたみたいだ。
年数が経ってどんな影響がでるのか不明だけど、福島県民の個々の事情によってその額の価値がどんな意味を持つことになるんだかよくわからない。
福島は全国二位の面積で、放射線の拡散に関しては、会津あたりになると東京なんかとあんまし変わんないとこもあって、むしろ茨城県あたりのほうが放射線量が大きかったりするんだけど。
とにかく原発事故以降、出歩いてる人が少なくなった感じがする。
夜、福島の友人と飲み屋に入ったんだけど、普通の居酒屋みたいなとこでも人でごった返して待たないと飲めないのはジーザスだった。
友人曰わく
「こうなっちまったら仕方がねえ。子供もいるけど特に生活は変わらねえし変える気もねえ。おっと、見てみなよあいつもこいつも8万貰ってるんだぜ。この先はわからないけど、くれるものは貰っとくよ。とにかく何も変わらねえ。」
って言ってた。
難しいことは俺にはわからないけど何とか、ずっと福島はサバイバルしてほしいぜ…クソッタレ!