おすすめ文庫本 -3ページ目

おすすめ文庫本

読んだ文庫本を順々に記録、100点満点で採点してランキングにしてます。

『テーマ別』よりご覧ください

久々に記録したい作品に出会いました。

児童書への評価が甘い私ですが

これは

楽しい

読書で楽しいというと、
ファンタジーやドラッグ、非行、官能的であったり、奇をてらったもの、別世界の価値観、理不尽などの現実では味わえない刺激的なことが多い。

本書は
健全に楽しい
息継ぎなくどんどん読める

児童書ということを差し引いても
得意稀な作品であることは間違いない

まあまあの企画

村上龍氏
企画屋さんになってしまった

まあ、元から技巧派でもないから感性枯れたのを自分でわかって転換したのは流石だな

大好きな作家なのでこれからもポップに書いて欲しい
たまには昔話でも書いてもらえるとファンとしては尚うれしい
子供がいると子供の読書に寄り添うことが多く、思わぬ良書に出会い見聞が広がることが多くなる。
そんなとき凝り固まった大人になってしまったんだなぁと
それでもこんなに感じることかできる自分にも感動する。

本書は
外来生物とは?
外来生物への愛と共に生き物、生態系への関わり方について問いかける良書である。

またオオアレチノギク、セイタカアワダチソウなどアレロパシー作用をもつ植物はやっかいだが、生物研究により天然の除草、雑草の防除などに使えないのか、全く専門ではないが、そんな夢、想いに酔うこともできた。
例えば、お付き合いのあるバイオラボのバチルス属の防カビに続き、セイタカアワダチソウの防草なんてできれば、有機栽培、無農薬野菜への貢献ができるのでは。なんて。
再読

いまさらながら本書の際立っているのは、
やくざのスラング、隠語について触れていること。
40年以上前のやくざの隠語、スラングが
危い→ヤバイ
であったなんて。
他にもこれから一般に波及するものがあるんじゃないかと邪推してしまった。

拳銃→ハジキや喧嘩→ゴロ、大言→ラッパはやくざらしいスラングで認知されてるのは府に落ちるが、
これからヨシコやヤチなんて下ネタや
カリスやラルなどが新しい言葉として波及したら面白い。
ストーリーとしても
美術史としても
何より
人間描写、ユニークでブロパカンダがあふれる人々の生き様。

清々しい、高尚な気持ちになった。

知恵、知識としての欲求を満たす読書
プロパカンダ、さらに
エンターテイメントとしての欲求を満たす読書

バランスの良い両立している良書。

環境問題のシンボルであるホタルの研究の話

ホタルを増やすための研究も

生態、水質、アメリカザリガニ、カワニナ、コンクリート護岸、街灯、洗剤、農薬の問題を専門的に研究することで、ホタルだけ、ホタルとエサとなるカワニナだけを増やすことは到底不可能であることを痛感する本書。

生態系全体の保護の必要性、理解を求める良書。

今やれ すぐやれ 早くやれ!! 

その通りですね。

アイデア、チャンスを一つ一つ迅速に徹底して仕上げていく執着。

旧時代の独りよがりなワンマン、異端児、現実性などのレッテルもあるでしょうし、

なかなか今の日本の若い経営者が持ちあわせにくい資質ですね。

『ただ合わせもつ』ことができれば、大きな強みになる力を示してくれているかと。

一読ください。

 

 

 

7さい(女の子)昨年読んだ本ランキング

一年間で図書カードによると110冊以上読んだらしいのですが
とりあえず好きでよく読んだ本は

サバイバルシリーズ
ふまんがあります
くすのきだんちへおひっこし
こまったさんのカレーライス
わかったさんシリーズ
音楽の伝記(ショパン、ベートーベンなど)
ざんねんな生き物シリーズ
もふもふ図鑑
すみっこぐらしシリーズ
ファーブル昆虫記

一番は。。。

くすのきだんちへおひっこし

だそうです。
来年も100冊以上目標にがんばってください

人生2回目の舞台。

 

前半戦はアニメ内容知らなくても楽しめました。

中盤トークショーは中だるみ&音楽音痴の私には高尚過ぎて。。

後半コンサートは圧巻でした!

 

新しい情報が入りすぎて頭パンクした部分と開き直って楽しめた部分とで半々かな