涼を求めて滝ライド。
Google Mapで滝を検索、福山市山野町にある「龍頭峡」が、距離的にも程よさそうだったので、行ってみました。
朝4:50に出発。三原市中之町から、尾道を通って、松永へ抜けます。
早朝は車が少なくとても走りやすかったです。
赤坂から芦田川沿いを通って、駅家を抜けて、加茂から県道21号線をひたすら北上。
そこから、龍頭峡への道は、人も車もほとんど見かけません。
しばらくすると、すっかり寂れた龍頭峡に到着。
そのまま自転車で進めるところまで行ってみました。
雰囲気は良かったのですが、道は落ち葉や枝が多いのに加え、たくさんの虫(アブ?か何か)の攻撃を受け続けました。
汗と虫の攻撃で不快指数が高まります
写真にある橋から先は自転車では進めず、「龍頭の滝まで800m」という看板がありました。
歩いて行くには距離が長く、地図上は滝のもっと近くに入り口があったはずと思い、龍頭峡の入口まで一旦引き返すことにしました。
ここでなんと、
パンク発生!!
下りでスピードが出てしまい、落ち葉や枝で路面が見にくかったことから、気づかず大きな段差のところでリム打ちしたと思われます。
不快指数MAXの状況で、誰も通らない道路の端でパンク修理に着手します。
相変わらず虫の攻撃が続き、ハチっぽいのがブーンと来たので、ホイールをもったまま逃げ回ったりと、悪戦苦闘します。
虫の攻撃をかいくぐり、何とかチューブ交換しパンク修理完了しました。
Google Mapを見ると、滝にもっと近い場所の入口があるので、その方向へ向かいます。
道を進むと結構な上り坂で、滝との垂直距離は開くばかり。やな予感。
滝への降り口の看板を見つけたところで、再びショック。
通行止めになっていました
かなり急な階段を降りて行くような道だったので、危険は冒さず、来た道を引き返すことに。
(ただ、滝までは300mとの表示で、こちらの方が近道であることは間違いないようです。)
ここまで苦労したのに、メインの滝にたどり着けないのも悔しいので、先ほどの写真の橋から残り800m頑張って歩くことにしました。
800mの細い川沿いの道を、虫の攻撃をかわすためにタオルを振り回しながら、ひたすら進みました。
最終的に辿り着いた龍頭の滝。
壮観で、幻想的な滝壺でした
滝壺の風が強く、虫たちも近寄れないようで、涼しく快適な場所でした。
苦労して辿り着いた甲斐がありました
当初の計画では、神石高原方面に北上して戻る予定でしたが、パンクして替えチューブもないし、虫との戦いでだいぶ消耗したので、福山方面に引き返しました。
ランチを駅家の丸亀製麺で食べて、三原方面に帰りました。
今回の教訓
山奥は危険が一杯
サイクルウェアは露出部が多く、虫刺されに注意。
結局、家に帰ってから5カ所程刺されたことが判明し、脛の一カ所は”ブト”に刺されたようで、翌日からしばらく腫れが引きませんでした。
また、マムシを路上で見かけました。
SPDシューズでも長時間歩くと苦痛
今回はSPDペダル&シューズで臨みましたが、滝までの往復2km近く歩いて、足が痛くなりました。
本格的に歩くなら、携帯用のシューズを持って行ったようが良いでしょう。
SPDよりもSPD-SLタイプの方が力の伝達効率も高いので、結果的に省エネライドができると感じました。