行政書士講座は、まだ行くな!行政書士試験に53日で独学合格した『非常識』な勉強法 -2ページ目

行政書士試験で、未知の問題を『3秒』で正解する極意

行政書士の奥本です、

未知の問題を『3秒』で正解する極意

を話します。

本番では、必ず

見たこともない問題や条文が

出題されます。

本番に知らない選択肢や問題が
いくつも出てきたら

『やばい・・・。

こんな問題、見たこともないぞ。

他の受験生は知っているのかな?

そ、そんなこと
気にしている場合じゃない。

集中しなければ!』

と、雑念が入ってきます。

無駄な時間を使ってしまう上に
正解には一歩も近づけません。

こういった雑念を排除する方法として、

知らない選択肢は、答えの判断材料には入れない

これが、大原則です。

知らないもの、見たこともないものを

「えぇい、○だ!」

とか

「たぶん、×だろう」

と判断してしまうと、間違えます。

自信のある選択肢から答えを出すのが鉄則です。

とは言ってみたものの、、、

組合せ問題なら良いのですが
「ア~オの中から正解を1つ選べ」
という単純正誤問題や個数問題では使えません。

すべての選択肢に正誤いずれかの
判断をしないといけないからです。

そこで使うのが、

未知の問題を『3秒』で正解する極意

です。

使える場面は多くないのですが
バチッとあてはまれば、本当に

90%以上の確率で、正解できます。

選択肢の内容を全く知らなくても
正誤の判断がつきます。

知らない選択肢を見て、ほとんどの
受験生はピンチだ!と感じる中あなただけは

『チャンスだ!』

『よっしゃ!儲けた!』

と、さらにモチベーションが
上がって苦しい試験を心折れずに
乗り切ることができるのです。

この極意は単純なので、今すぐ
発表してもいいのですが

体験すれば一瞬で分かるし
わざわざ過去問を開く手間も省ける
ので、次の例題を解いてください。

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問題1:
審査基準を設定する場合には、どのような
内容であっても、行政庁は意見公募手続を
実施しなければならない。

問題2:
私有財産を公共のために収用し、又は
制限する場合には、すべて補償を要する。

問題3:
抵当権の効力は、常に、抵当不動産から
生じた果実にも及ぶ。
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全て、過去問からの引用です。

勉強が進んでいれば、簡単な
問題かも知れません。

では、答えをお伝えします。

答えは、、、

全て『×』です。

この3問の知識は押さえておいて
ほしいのですが、仮に3問全てを
試験本番で初めて見たとしても、

私は一瞬で、3つ全てに『×』をつけます。

なぜか?



3つ全てに、『限定語』があるからです。

「どのような内容であっても」

「全て」

「常に」

と例外を認めない記述だからです。

少し考えてほしいのですが、

法律は紛争を解決したり、そもそも
紛争を予防するためにあるわけです。

紛争という以上は、喧嘩をしている二人がいます。

そこで、この二人の利益を法律に
反映させるために

「原則と例外」

が存在しています。

例外がない規定の方が珍しい、です。

つまり、

「どのような内容であっても」

「全て」

「常に」

といったように、一刀両断
できる場面は少ないわけです。

そこで、知らない選択肢に限定語があれば
『誤り』と判断するのです。

しかも、この極意を知っていれば
勉強中に出題ポイントを自分で
見つける事ができるようになります。

法律の中には、本当に

限定されている場面があるのです。

たとえば、民法293条。

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地役権者が、その権利の一部を行使
しないときは、行使しない部分について
『のみ』時効によって消滅する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

珍しく、条文に『のみ』と記載があります。

限定語だけど、ここが出題されたら
『◯』と判断しなければいけないな・・・

と考えながら勉強できるようになるのです。

問題で『限定語』が出てきたら、誤りと判断する。

そして、勉強しているときにテキストや
条文で『限定語』が出てきたら、

ここは出るかも!

と、意識して勉強してください。

それでは、今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

行政書士 奥本まさや

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