タワーブリッジは、テムズ川横断の大渋滞緩和のために1894年に、テムズ川の最下流に建設された橋で、今でも大型船が川を通過するときには跳ね上げされる現役の跳ね上げ橋です。残念ながら我々が行ったときにその光景を見ることは出来ませんでした。構造は下の写真の通りで、空中に歩いて通れる歩道が一方通行で作ってありました。
最初は下流側の通路です。
こちら側は、あまり観光客は行かない方角ですが、それなりに街です。ロンドン市街から最も近いシティ空港があります。こちらは、あまりに街の中にあるために、騒音防止の観点から、通常の角度の倍近い5.5度の急角度で降下する必要があり、かつ滑走路が1500mと短いために、主にパリやアムステルダム行のシャトル便をビジネスマンが使用しているとのことでした。
左に見える三角の建物がシャードです。西ヨーロッパ最大級の309.6mです。こちらの、タワーブリッジはは、42.2mですので、7倍以上の高さです。ちなみに、シャードからこちらを眺めると、
こんな感じに見えるようです。
シャードは32ユーロ、タワーブリッジは11.4ユーロ、どちらを選ぶかはあなた次第ですね。
そして、シャードの対岸には、ロンドンの金融街シティ・オブ・ロンドンにそびえ立つ、全面ガラス張りで光輝く、高さ160m、37階建ての20フェンチャーチストビルがあります。こちらは最上階には空中庭園があり、事前予約は必要ですが、こちらは無料。フューチャーから望むタワーブリッジは下の写真のようです。
話を、タワーブリッジに戻すと、タワーブリッジの床はガラスです。よって下を見るとこんな感じで、道路を走っている車が見えます。
また、天井はガラス張りです。よって、上を見上げるとこんな感じです。高さでは負けていても、頑張っている感はあります。
ここはぜひ、観光のために、1日定期的に橋の下を船を通過させて、跳ね上げを見せるしかないのではと思います。