関西遠征2017年2回目の最終稿。
今回どうしても食べて帰りたかったラーメンがあるんですよお。
中華蕎麦 葛(かずら)
この店にも頑張って歩いて行きました。
店主の名字の1文字が藤。古語では、藤と葛は同じなんだそうです。
これこれ。これが食べたかったんです。
店主はフレンチ出身。15年やって、大阪、兵庫のチョー人気店2軒で1年ずつ修業をする。
というそれだけでも行列店になっちゃいますよね。
食べログ3.82の麺屋彩々、3.99の和海の2軒。店主同士の話し合いで円満移籍。
営業時間が11時から16時まで。なぜ?
手伝いのパートさんの都合に合わせて。コックコートを着てます。
デフォルトの出汁そばは何と550円。ちゃんとチャーシュー、玉ねぎ、青ネギ。
『どうしてそんなに安くするんですか?』
『給料日前でも食べていただきたいので。』うえ~ん、って泣けてきます。
今回頼んだのは、特上+250円で、味玉とチャーシュー増し。
エスプーマは狙ったわけではなく、純鶏スープと3種の醤油をブレンドしたカエシがよく混ざらないので、小鍋でブレンダーを使って混ぜた結果だそうで。
実にクリーミーなスープはラーメンのスープとは思えず。うますぎ。
麺は(やっぱりね)京都の棣鄂(ていがく)。間違いないですね。
そして、驚いたことに食べ進んでいったら底からマー油が出てくるじゃあありませんか。
二重三重の味の層を作っていたこのラーメン。有終の美を飾りました。
次回関西はいつ来れるんでしょうか。年内にもう一度来たいなあ。
おしまい。