三日目の夜はラーメン部の部活で。



大阪のラーメンはこの数年で激変しましたね。






数年前に食べていたころは、うどん系関西の味をラーメンに引きずっている感じで甘くて全くおいしさの感覚が合いませんでした。

あの白菜ラーメンもそうですし、大阪大勝軒なんかもスープが甘くて山岸さんは知ってるのか!と言いたかったくらい。

大阪の一番人気の店が東京から移転してきた弥七でしたから。




最近は創作ラーメンが花盛り。味の追求をラーメン世界の外も含めたものでやってる感じ、と認識してます。




RDBで最近のレビュー数が急増してるこの店に行ってきました。

 


 



鶏soba座銀、という店名。



ラヲタのあなたなら、銀座のあのsoba屋を思い浮かべるでしょうね。



しかも、ザギンというネーミング。




食べログは、ただの座銀で登録されていて、店主も悲しいんじゃないかな。まるで分かってないことを登録者?食べログ?は自白してます。


で、これが暖簾。ただものじゃあないと。



  



入口は格子戸。


  



中に入ると、麺職人は和食の正装。で、ネクタイまで(笑)。


  

水ではなくで、なんか旨いお茶が飲めて。コップが、これ。


焼酎のお湯割りを呑むみたいな。

 


温かい茶もあって、ポットの近くには紙のコップ。量を少なくするため?


  



コーポレートアイデンティティは揺らぎません。



  



ラーメンは2種類。デフォルトの鶏sobaと燻製玉子で。

デフォルトで800円。だよね。この演出代が120円くらいかな。燻玉は100円。





作るところはちょっと見えなくて残念。こんなラーメンが。


 




 



 




 


変形ドンブリにわずかな白湯スープ。





鶏と豚の低温調理チャーが1枚ずつ。まずまず。



穂先めんま、芽きゃべつ。



 


スープは白湯ですが、シャバ系。ながらも、旨味の抽出はかなり上手に出来ている感じで、塩分を高めにしてコク味を強調してます。



燻製玉子の燻製がかなりストロング。これがスープにしみ出て、あたかもベーコンを入れて煮込んだ感じ。それが最高に旨いと機能してました。



ブラックペッパーの粗挽き、似合いそうやね。


トッピングのカールちゃんは、牛蒡スライスの唐揚げ。そのままよりも、白湯でぐったり、じゃなかった、くったりさせた方がうまい。



麺は平打ち、中細。これが実に平凡でラーメンのクオリティがあがらない感じ。コンサルしたいよ、ったく。でも、大阪らしくていっか。


 
 

という麺活動も楽しい浪速旅行もあと少しです。