先日、お世話になっている方から素敵なプレゼントをいただきました。


銀座教室開講のお祝いだそうです。
ありがたいことです。

【六国列】とは?

六国の種類の香木を順番に並べていますよ、というように考えてよいと思います。

では六国とは?


【六国五味】という言葉を香木の種類分けで使います。

その六国です。

【六国】
香木を産出地名で六種類に分ける分類です。

伽羅(きゃら)
羅国(らこく)
真那伽(まなか)
真南蛮(まなばん)
佐曽羅(さそら)
寸門陀羅(すもんだら)

 

現在はほぼ産出国というわけではないそうです。

どちらかというと判別の際の「格付け」ととらえても良いと伝えられています。

 伽羅(判別しにくい)>・・・・>守門陀羅(判別しやすい)

【五味】
香木を五つの味で表現していく分類です。


酸(すっぱい)
苦(にがい)
甘(あまい)
辛(からい)
鹹(塩辛い)


また、先日聞いた香銘を付ける際のお話。

 

何度も何度もその香りを聞き、イメージされてくる言葉をいくつか選んで、またその中から香木の香りに最適なものを「香銘」としている・・・と。

 

そう考えると、香りからイメージを膨らませ、香銘にたどり着けそうな気がしますが、全くもってそうはいかないのが香の奥深さ・面白さだと思います。

 

 

あなたが一番最初に覚える「香銘のついた香木」は何でしょうか?

 

香りとの出会い。

 

香りで心悩ますこともあるかもしれませんが、

総じて、

良い香りに脳が痺れるように嬉しがっていくのを感じられると思います。

 

お香を香道を楽しんでいただく方が、もっと増えることを望みます。

 




 

 

銀座教室で初めてのお稽古をしてきました♪

 

 

1月に都内でお稽古場所を持ったらどうだろう?と思い、

2月に今のお稽古場所がトントンと決まり、

3月に受講生(お弟子さん)募集して、

4月に無事、お稽古が始められました。

 

 

 

自分がどうやって香道を広めていきたいのか?

 

そう考えた時、

 

お教室を持ち、お稽古をして次に繋げる!

 

と決めました。

 

新松戸教室を作り、

HPにアップし、

すぐに【房総のむら】からの香席依頼が入りました。

徐々にお弟子さんが増えましたが、やめていった方もいました。

Otonamiの「源氏香」香席の話が決まり、

さて次に・・・という時に決まった銀座教室。

 

「銀座」というパワーのすごさを日々感じています。

 

千葉でできなかったことが、

東京というだけで広がる。

残念だけど・・それ以上に・・・

 

私の世界が広がった!

そう思えてなりません。

 

この銀座教室で出会ったご縁。

本当に特別なものにしていきたいと思っています。

 

立礼でお稽古するメリット・デメリットを越えて、できないと思っていたことが発想を変え、協力を得られると できる!

そんなことが増えていく!

 

ドキドキワクワクしかないですピンクハート

 

初日のお稽古はオリエンテーション!

 

・入門時の基本的な講義

・お道具の説明

・お手前

 

私一人がお稽古をつけてあげられるのはやはり3~4名まで。

しっかりじっくりお伝えできるように、手を添え、言葉を変え、ストンとお弟子さんたちに溶け込んでいけるような伝え方を練っていきたいと思います。

 

でも、素敵な方々で・・お稽古を越えて、とても楽しかったです♪

 

出会ってくださってありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

ありがたいことが続けて起きています。

 

海外からのお客様がいらっしゃるお香席予約が入りました。

私は全然英語はできません!(断言!)

 

そして、万が一少し会話できたとしても、「香道」にかかわるWordはかなり難しそうですので、触らぬ神に祟りなし!

お手前に集中していきます!

 

 

 

 

 

 

今回の海外からのお客様方は多国籍のようです。

結婚式のために来日するお客様を「おもてなし」するためのお香席だとか。

 

実際の参加人数はまだ確定していませんが、英語圏ではない方も数名含まれそうです。

それでも日本文化の一つとして「香道」を体験したいというお気持ちが、とてもうれしくて小躍りしちゃいましたピンクハート

(いつか本気で通訳さんを探さないとならないかもしれませんが・・)

 

香席を依頼してくださった「花嫁さん」はいろいろと細かいことに気が付きそうな方。

結婚式の前にこのような香席を企画依頼するのはとても大変だろうけど、そのお気持ちをくんで私も全力で頑張ります!(いつもだけど♪)

 

当初は銀座教室でという依頼だったのです。

でも、人数的に手狭になること、OtonamiのHPをご紹介したら、そちらでの香席を希望され、一日通して借りることでお弁当をゆっくり食べられたら楽しいだろうなぁ~という言葉を受けて・・少し長めのお香席をお引き受けいたします。

 

手が足りなくなるけど、どうしようか?は内緒の話。。。

 

訪日されるお客様を受け入れるのはとてもうれしいことです。

ただ、マナー(お約束)を事前にしっかりと受け入れていただかないと他のお客様のご迷惑になってしまうことがあります。

 

香り系のこと

飲食・スマホの使用

指輪等を外していただくこと

 

どのタイミングでこれらのお約束をお伝えするかも、また心を配りたい部分です。

 

説明が大変でも、

お手前が多少乱れても、

 

香木からの古の便り(香り)はお客様の心に響く

・・・と信じています。

 

 

 

 

いろいろとハードルは上がっていきます。

それでも、チャレンジする気持ちにしかなりません。

「大変だわ!」より、

「今の私でどこまでできるか?」の気持ちの方が強いのが事実です!

 

失敗するかもしれない、という恐怖の気持ちは持たないことにしてます!

そうなってしまう可能性が高くなるから・・・。

だからその気持ちに負けないだけの準備を万端にするだけ。

 

 

こうやって「香席をお願いします」という依頼があるだけでも、

これまでとは大きく変わってきたことですもの。

 

コツコツ、コツコツ。

丁寧に今日も積み重ねていきたいと思います。