先日、お世話になっている方から素敵なプレゼントをいただきました。
銀座教室開講のお祝いだそうです。
ありがたいことです。
【六国列】とは?
六国の種類の香木を順番に並べていますよ、というように考えてよいと思います。
では六国とは?
【六国五味】という言葉を香木の種類分けで使います。
その六国です。
【六国】
香木を産出地名で六種類に分ける分類です。
伽羅(きゃら)
羅国(らこく)
真那伽(まなか)
真南蛮(まなばん)
佐曽羅(さそら)
寸門陀羅(すもんだら)
現在はほぼ産出国というわけではないそうです。
どちらかというと判別の際の「格付け」ととらえても良いと伝えられています。
伽羅(判別しにくい)>・・・・>守門陀羅(判別しやすい)
【五味】
香木を五つの味で表現していく分類です。
酸(すっぱい)
苦(にがい)
甘(あまい)
辛(からい)
鹹(塩辛い)
また、先日聞いた香銘を付ける際のお話。
何度も何度もその香りを聞き、イメージされてくる言葉をいくつか選んで、またその中から香木の香りに最適なものを「香銘」としている・・・と。
そう考えると、香りからイメージを膨らませ、香銘にたどり着けそうな気がしますが、全くもってそうはいかないのが香の奥深さ・面白さだと思います。
あなたが一番最初に覚える「香銘のついた香木」は何でしょうか?
香りとの出会い。
香りで心悩ますこともあるかもしれませんが、
総じて、
良い香りに脳が痺れるように嬉しがっていくのを感じられると思います。
お香を香道を楽しんでいただく方が、もっと増えることを望みます。