こんにちは。灯心書 書家玉雲です。
書道スペースの断捨離で
出てきた 鯉の滝登りの色紙
オットのおばあ様が書いた絵です。
しまい込んでいて、存在をすっかり
忘れていました。
几帳面な性格の方だったので
色紙の裏には日付が書かれています。
80を超えてから、老人クラブで
絵を描いたり、彫刻をしたり・・・と
とても器用なおばあ様でした。
そんなことを思い出しながら
別の場所を片づけていたら
御扇子が出てきました。
むかーしむかし
祇園祭の 鯉山で買って
オットにあげた 御扇子だな。と
ぼんやり見ていて
はっ!鯉山といえば・・・
と
御扇子の裏を見たら
登竜門ーー!
登竜門 とは
竜門とは黄河中流にある簡単には
登りきることができない急流のこと。
黄河を登ろうとする鯉も多くは
この急流で遮られてそこから上流には
いけなかった。
難しい急流を登り切って
上流に辿りつくことができた鯉は
龍になったと言われている。
転じてこれから自分が進もうと
する道に立ちはだかる難関の意味として
使われ、ここを乗り切れば道が開け
さらに前へ進むことができるという意。
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この一連の流れ。
色紙を見つけた後に
御扇子が出てくるとか・・・。
ダメ押しですよね。
おばあ様には生前、すごく可愛がって
もらって亡くなられた後も
サポートしてもらってるんです。
「がんばれ」ってわかりやすいメッセージを
もらって色々乗り切れる気がしてきた!
明日から4月。
心機一転がんばります
