どーも

 

 

ジムナーカスです^^

 

 

飽きが入るまえに個人的に思い出深い「サチコちゃん」の話でもしようと思います。

 

 

サチコちゃんとの出会いは学生の頃...、場所は宮城県某市。

桜舞い散る4月のことです。

 

出会いの春...

 

 

個性的なヘアースタイルに一目惚れでした...

 

 

 

それでは、はりきって...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サチコちゃん(魚)」です!

 

 

和名:イソバテング

地方名:サチコ(岩手県南部)

分類:硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目ケムシカジカ科イソバテング属

学名:Blepsias cirrhosus (Pallas,1814)

生息地:宮城県、福井県以北、北太平洋沿岸(北海道)

採集地:日本 宮城県 沿岸

大きさ:15cm

 

春を告げるアイドルはイソバテングのことでした^^;

 

海水温の低い3~4月にかけて産卵のため接岸します。

岸壁に生える海藻類の近くでフラフラと泳いでいるためタモ網で容易に捕獲できます。

カジカの仲間ということもあり、ライトで照らしながら垂らし釣りでも狙えます。

 

めっちゃ可愛くないですか?

 

 

頭部にはえた皮弁... 発達したツノ状の背鰭...

胸鰭を広げて泳ぐ仕草... スベスベとした体表... などなど

 

 

カジカ系の中ではトップレベルのプリティーフェイスですよね...

 

 

余りにも可愛いので飼育にもチャレンジしましたが、初夏にかけて水温の上昇により、あえなく星になってしまいました;;

ちゃんと餌付けまでできたのですがね~。

 

 

 

 

 

 

 

見た目もすごく特徴的ですが、もう一つ面白い点(ライフスタイル)があります。

 

それは、産卵場所です。

 

なんとこのサチコちゃん、カイメン(海綿動物)に産卵することが知られています。(知ってるのは学者くらいか...)

 

へ?  

 

カイメンとは何ぞや...

 

カイメンとは...

海綿動物(かいめんどうぶつ、英: sponge)は、海綿動物門(羅: Porifera)に属する固着性動物の総称です。

 

人との関わりとしては、スポンジや化粧道具など、平民以上の生活を営む人なら食器を洗うためにスポンジを使いますよね?

 

 

実はあのスポンジの原型はこのカイメン(の骨格)なんです!

意外と身近な存在でしたね。

 

また、分泌物から医薬品の開発などに利用されています。

 

近年の不思議(?)生物ブームによりカイメンの仲間である「カイロウドウケツ」の方がピンとくるかもしれません。

 

 

サチコちゃんは、カイメンの体表面にある無数の孔(呼吸や餌を食べるための器官)に卵を産み落とします。

 

カイメンの体構造は、イソバテングの卵の発生環境にとても適しているそうです。(呼吸に伴う酸素の供給、死卵による微生物の繁殖抑制などなど)

 

ラボスケールの実験によるとイソバテングの卵が孵化するまでにかかる時間は500日以上(水温10℃)かかるそうな。

 

どんな生き物でも1つや2つ、面白いところがあるってもんです^^

 

 

実はカイメンの体内には多くの生物が共生していて...

 

なんて話をし始めると大いに脱線するのでまた今度^^;

 

 

 

まれに幼魚がたくさん獲れる時期があります。

 

浮草や流れ藻をすくうと数匹単位で捕獲できました。

 

写真は4cmほどの個体ですが、しっかりと形態的特徴があらわれていますね。

 

 

 

 

ん~

 

 

またいつか会いたい!

 

 

 

今日はここまで!

 

 

んでまず!!!