「オレたちひょうきん族」など人気バラエティー番組を手がけ、「笑いの仕掛け人」として名をはせたフジテレビ元プロデューサー、横沢彪(よこざわ・たけし)さんが8日、肺炎で亡くなった。

 73歳だった。

 東大を卒業して1962年、フジテレビに入社。80年代に「オレたち―」「笑っていいとも!」などの番組を手がけ、お笑い路線を確立。漫才ブームを盛り上げた。タモリ、ビートたけし、明石家さんま、島田紳助さんらをスターに押し上げ、自分を含めた裏方のスタッフを画面に出すなど、その後のバラエティー番組にも大きな影響を与えた。

 95年にフジテレビを退社後は吉本興業に入り、東京支社長などを歴任した。



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