隠れ家ダイニング『味杜』。ajito(あじと)と読みます。場所は八幡西区の黒崎商店街のエリア。

隠れ家と言っても、ちゃんと 表通りに面していて、この丸くて白い提灯が目印になります。


カウンター席へ。この日は 珍しく予約のお客さんも少ないようで、のんびりムード。


【ドリンクメニュー】

ちょっと珍しかった、琥珀エビスの生ビールは、もうすぐ終了だそうです。旧な値上がりで なかなか気軽に提供できなくなったとか。


【フードメニュー】

店主が『今日はですねぇ…』と、私へのオススメを選んで教えてくれます。


それを参考に今日の組み立てをだいたい考えて、私がいただいたのはコチラです。


◆スタート

梅干しサワーとお通し。これで栄養のバランスと最初のアテを確保。

ちなみに梅干しサワーは、梅干しを残して おかわりできます。


煮物ウマいっ!この時点で健康になりました。


◆芋焼酎『赤兎馬』ロック

上品な旨みがあり、スッキリとしています。


◆サワラ西京焼(900円)

ホクホクとしたサワラの身に、甘みのある味噌が染みています。箸で身をほぐすときにニヤついていたと思います。


◆タラの白子

繋ぎでサービスしていただきました。コクのある白子。ダシと生姜でアッサリと。


◆芋焼酎『SATSUMAN SAMRIDER』ロック

熟成させた香りが特徴的。おいしかったです。


◆れんこんはさみ揚げ(680円)+α

れんこんはさみ揚げを注文すると、店主から『椎茸が苦手でなければ、原木椎茸が かなりオススメなので一緒に出してもいいですか?』とのこと。

見ていると、店主が取り出した原木椎茸の大きさと厚さ。思わず 唸りました。


原木椎茸の天ぷら、デカっ!

食べると 椎茸で味わったことがないジューシーさ。歯応えも良く、熱が入っていても食感が崩れてません。オススメありがとうございます。


次は メインのれんこんはさみ揚げ。

シャクッと歯応えのいいれんこんで、薬味などと一緒になった挽き肉をサンド。衣の上に 甘めの味噌が塗られていて、食欲を刺激します。飽きないおいしさ。お酒も進みました。


年末が近くなってきていたのもあって、お店の予定などを聞きながら。


今年もちょくちょくお世話になりました。

ご馳走さまでした。

豚汁専門店『とんとん拍子』。

7時から午前中のみの営業。朝ご飯に豚汁はいかが?という間借り営業的なお店です。


不定休ですので、利用の際は Instagramなどでご確認を。


場所はJR小倉駅南側のセントシティ近く。

一瞬通り過ぎそうな外観ですが、コチラです。


ありました。お椀の中に子豚さん。


少し おそる おそる 入ります。

するとカウンターの端、目の前にメニューが。

慌てず、店主から声がかかるのを待ちます。


【メニュー】


とんとん朝ごはん(1000円)

贅沢朝ごはん(1300円)

贅沢…の方には、月替わりのごはんのお供が2品付きます。といった説明をしてくれます。


私がいただいたのはコチラです。


◆贅沢朝ごはん(1300円)


まずは、コチラの『ベジブロス』。野菜の皮やヘタなど、本来捨ててしまう部分を、時間をかけて煮ることで、旨みを抽出したもの。

今月のベジブロスは、玉ねぎ、人参、ピーマン、セロリ、エノキ。色は濃いのですが、味付け無しで、うん おいしいとはなりませんが、なるほどコレがという感じ。


ドラゴンボールだと、かなり強そうな名前の『ベジブロス』。こんなことを言った人間、多いんだろうな。


さておき、これが豚汁のベースのダシになります。


説明書きが出ました。

『まごわやさしい』

『孫は優しい』

なんでこんなにかわいいのかよ。

大泉逸郎さんのヒット曲『孫』です。


『まごはやさしい』を意識したご飯は、バランスがいいのだとか。


味噌とネギ

3点盛り

○エビス味噌の特合味噌

○麻生醤油の合わせの白

○ごとう醤油の合わせ味噌

店主からオススメがありましたので、味噌の味をそのまま味見。箸で ちょっぴりツマみます。



出揃いました。


この中にベジブロスが入っています。先程飲んだものとは違って、春菊入りのベジブロス。


五島豚、レンコン、つるが豆腐など、こだわりの具材が入った お椀に味噌を投入。


そしてベジブロスを注ぎます。初めは少なめにして、味を確かめてから、ベジブロスを足す方が良いそうです。


ズズズ…。味噌のいい香りがします。ベジブロスを足すには、もう少し味噌が欲しいけれども。

仕上がった汁の温度は熱々ではなく、やや低め。あえて、そういう設定をされているそうです。


五島豚、脂身も含めて ウマいなと。レンコンもシャキシャキ。春菊のほろ苦さも甘めの味噌汁の味を引き立たせます。


お惣菜

やみつき煮卵、おからサラダ、セロリの漬物。

贅沢で追加した菊芋のマヨネーズ和え、エノキとマロニーっぽいモノの煮物(不明)。でも最後の惣菜が一番好き。


ちなみに、この惣菜のお皿は鈴で出来ているそうです。自由に曲げたりできるということで、店主から、どうぞやってみて下さいとのこと。


以前、別のお店でやったことがありますが、ここは素直にやるべし。にゅん!

写真一番手前の角は、私が曲げた部分です。



ご飯の量は選べて、これが普通サイズ。

いただいてみると かためのご飯。米粒の外硬内軟を意識して炊かれているそうです。しっかり噛んで米の甘みを感じる、そんなコンセプト。


私の場合、ご飯は、どちらかと言えば かためが好きですが、わりとギリギリ範囲内。

これは、好みじゃないという人も、結構いらっしゃるだろうなと思います。


やみつき煮卵、味が濃くて、ご飯に合います。


残ったベジブロスをご飯にかけて、お茶漬けのように食べるのも推奨されています。


ほどなく完食。

思っていた豚汁とは違いましたが、こういうこだわり方もあるんだなと。


店主から丁寧に説明を受けられる体験型のようで、そのワクワク感も味わえました。


ご馳走さまでした。

最近いただいた北九州市内のお店の『皿うどん』をご紹介します。

選りすぐりのオススメ3店というわけではなく、最近行ったのがコチラということで、ご理解くださいませ。

ところで、皿うどんとは何ぞ。
ネットで調べてみると、長崎の郷土料理で、中華料理の有名店『四海樓』によると、ベースは中華料理で、初代が作ったチャンポンのバリエーションだとか。

■展望レストラン『パティオ』

場所は小倉北区の北九州市役所の15階。小倉城の横にある建物。


雰囲気からすると社員食堂ではないようですが、通常のレストランとも何かが違う店内の雰囲気。


【メニュー】

洋食寄りのメニュー構成ですが、当店おすすめの1つに、皿うどんがあります。


◆特製皿うどん(800円)

上から見ると、チャンポン!


横から見ると、皿うどんらしさも。

具は豚肉、海老、イカ、キャベツ、もやし、ニラ、かまぼこなど。


ズルズル…。麺は太麺でコシの強いタイプ。よく見ると、粒々が見えて、全粒粉を使った麺かも。

そのチョイスは、流行りの麺屋さんレベル。

スープはチャンポンよりも少しトロミがあり、多分、豚・鶏をブレンドした白湯ではないかと思います。どこかで食べたような味でしたので、業務用かもしれませんが、コクがあって、マイルド。結構、好きな味。

ほぼほぼチャンポンで、個性派ではありませんが、しっかり具も入っていて、おいしかったです。


■中華料理・餃子工房『你好(ニイハオ)』
場所は小倉北区魚町1丁目2-23。



こんなメニューが外に貼り出してありました。

懐かしい味を再現。。。

そう言えば、このあたりに、移転前の『福寿飯店』があったような記憶がよみがえりました。


◆自家製 皿うどん 焼き餃子セット(980円

具は豚肉、海老、青梗菜(?)、玉ねぎ、人参、かまぼこなど。


ズルズル…。独特の麺。

あまり太くありません。

油で揚げた麺のようですが、やわらかくて ボソボソ感。懐かしくなくて、むしろ初体験!

メニューはパリパリと書いてありましたが…。

嫌いなような好きなような。んんん?


戸畑チャンポンで使われる蒸し麺の太麺バージョンとでも申しましょうか。


餡は、あっさりとした鶏ガラ・塩ではないかと。炒められた具も含めて、中華なウマさがあります。


懐かしさを感じるために、酢をかけてみました。

味がキリッとします。


名物の餃子。汁だく。ウマいっ!



■ラーメン・とんかつ『ニュー 一平』

場所は、小倉北区京町2丁目5-3。


【メニュー】

メニューに、中華皿うどん(やわらかい)があります。かたいのも良いなと、フライソバに変更を申し出たら、店主から無いよとのこと。

大人しく皿うどんに。


◆中華皿うどん(750円)

ラーメンと同じどんぶりで提供。平らな皿ではありません。具は豚肉、キャベツ、もやし、かまぼこ、キクラゲなど。せっかくなので、卓上の紅しょうがを自分でトッピングしました。


ズルズル…。麺は少し太めのチャンポン麺という感じ。やわらかいです。


スープは、トロミ強め。そもそも豚骨ラーメン屋さんなのもあって、豚骨も強めに効いています。


とういか、コレ、中華皿うどんというよりも、濃厚ド豚骨チャンポンじゃないの?って言いたくなる味。ラーメンはあっさり豚骨系なのに、なんでコレだけ濃いのでしょうか。パワフルなウマさ。


唇にベットリと豚骨エキスが付着しますので、食後、マスクをする前に、ご注意下さいませ。


以上、皿うどんでございました。ちなみにリンガーハットの太麺皿うどんも好きです。

ご馳走さまでした。

◆オマケ
どうにか探した福寿飯店の皿うどんの写真です。