俺の人生の新たなスイッチが入った。

久しぶりの感覚だ。

これまでにも・・・
  16歳でモトクロスを始めたとき、
  18歳で東京へ出てきてロードレースを始めたとき、
  妻と出会ったときと結婚したとき、
  ITの仕事を始めたとき、
  そして最愛の息子が生まれたとき、俺の人生のスイッチが入った。

俺のスイッチが入る時は、いつもそうだが、全く予想しない大きな変化が起こる。
後で考えると、よくこれまでこんなに凄いことをやってきたと自分でもつくづく感心する。

今回は、スイッチが入ったのが随分久しぶりで、スイッチのことをすっかり忘れていた。

でも、久しぶりにこの感覚を思い出した。
しかも、これまでの感覚と格段に違うと~っても素晴らしい、何とも言えない感覚だ。

春の目覚め・・・ いやもっともっと素晴らしい感覚だ。

言葉では言い表せない。

これまでの生活の苦痛が嘘のように変化している。

おかしな話しだけど、これまで家の手伝いなんて全くしなかったのに、掃除や洗濯、食器洗い、靴磨き、それにあまり上手くはできないが、料理もできるようになった。

小学生が何かひとつ出来るようになったことをはしゃいでるようで恥ずかしい・・

でも、これまでの仕事一本の俺からすれば大変な進歩なのだ!

こんな進歩ができたのも、きっと俺の新しいステージへ向けてのスイッチが入ったおかげだ。

今はまだスイッチが入った感覚が続いている。

これから何が起こるか楽しみだーー
とうとう12月になってしまった。

仕事を辞めてもう少しで半年。
フリーランサーとして働くことを考えていたが、金融危機が起こり大変な状況だ。

世間では派遣社員がどんどん切られている。
次は正社員もヤバそうだ。

もうこれが限界だ・・・ そう思った。

貯金はどんどんなくなり、息子のために貯金してきたお金にまで手を出す状態だった。
いろんなことがうまくいかない気がして、妻ともこれまでにないくらい大喧嘩をした。
息子にも随分嫌な思いをさせたと思う。

心が貧しくなっている・・・
これ以上引っ張って、家族を路頭に迷わすわけにはいかない。

今ならまだ企業で培ってきた経験を活かして、会社員としてある程度の収入を得る自信はあった。

まずは生活基盤を立て直し、会社員として自分の夢を実現することを模索しよう、そう思った矢先だった。

携帯が鳴った。

昨年仕事でお世話になった方からの電話だった。

「まだ仕事してないんですか? だったら社長になりませんか?」

唐突な出だしに驚いた!!
なんだって、社長?

さっそく、会って詳しく話しを聞くことになった。

内容は素晴らしい話しだった。
どうして俺なんだと思うくらいの話しだった。

そして、それと同時進行で、フリーランスとして登録した会社より仕事の紹介があった。
なんと、俺が会社員として働いていた際の同業者。

しかも先方が必要としてるのは、俺がもっとも得意とする分野の仕事だった。

風向きが変わった。
そう感じた。

そして、今日2008年12月12日に個人事業主として開業した。

次は同時に進めている法人設立へ向けて動き出す。
素晴らしいブレインが俺と一緒に取締役に入ってくれる。
監査役はとても優秀な税理士だ。

当面社員はいないが、その分外注するための優秀な人材が必要だ。
でも、その準備も既に整えてくれた。

さあ、いよいよ成功の波に乗る時が来た。出発だ!!

Google が設立10周年記念のプロジェクトとして、「プロジェクト 10 の 100 乗」を行うとのこと。

普段からいろいろなアイデアを考えるのが趣味の俺は、さっそくこのプロジェクトへ応募するための企画を考えた。


本当は前々から考えてる企画があるが、今回ここへ出すのはやめた。
なんとなく、今回はやめとくべきだと思った。


東京でお世話になってるヒーラーさんにもそう伝えられた。
アメリカのワンダも凄いけど、東京で ART&AURA を主宰するこの方も相当凄い!!


実はセドナで起ったことだけでなく、いろいろなことを既にこの方は予言していた。
(セドナへ行こうと決めたとき、背中を押してくれたのは最愛の妻だが、元々旅行を勧めてくれていたのはこのヒーラーさんだった。)


今も確実に予言したことが現実となっているし、この方に教えられたことを実践することで人生が大きく変わった。そして、普通では考えられないような不思議な体験もたくさんした!!


最近はオーラという言葉が普通に使われるようになり、世の中にもたくさんのヒーラーさん達が活動しているが、この方のヒーラーとしての腕前は他とは一線を画しており、本当に素晴らしい。


この方の素晴らしさは一言では言い表せないが、オーラが見えて前世を教えてくれて・・
というだけでなく、とても勉強家で色々な知識をもって、多角的な視野から助言を与えてくれたり、すばらしいアイデアをたくさん出してくれたり・・・

とにかく俺の知らない考え方や、人生の楽しみ方をたくさん教えてくれた。


だから俺はヒーラーとして、とても・とても信頼しているが、それだけでなくひとりの人として、とても信頼している。
それに、この方はとても美しい!!


随分話しがそれた。


Google のプロジェクトの話しに戻る。
応募期限が10月20日となっているので、結構焦った。


というのも、今回はなかなかアイデアがまとまらなかったからだ。
それは、まさに締切当日まで続き、殆ど一日で仕上げなければならない状態だった。


う~んスランプ!!
俺にとっては、最高のチャンスなのに、このステージを活かせないなんて・・・


形に拘らずに直感でアイデアをまとめた。
しかし、文字数が多すぎて情報をアップロードできない。


既定の文字数に収まってないのだ。
きっと24時までだろう・・ そう思い、急いで修正を行いデータをアップロードした。


何とか間に合ったが、誤字脱字が気になった。
急いで再チェックしたらやはりあった。


アップしたデータの削除機能はないので、仕方なく再アップすることにした。


これも何とか間に合った。
決して自分の力を出し切ってはいないが、このときにできたのはこれが精一杯だった。


あとは運を天に任せて待つしかない。
因みに投票は2009年1月27日より始まる。



この夏に起こった思い出を忘れないうちに書き留めておこう・・・

6月26日(木)の夕方、息子がマンション一階の入り口付近で、雀のヒナを拾ってきた。

ケガはしてないようだが、飛べないようだ。
すぐにネットで調べたら、飛ぶ練習をしてるヒナが巣から落ちることがあるらしい。

その場合、親が捜してて、すぐに一緒に飛んで行くから、元の場所に戻すようにと書いてあった。

息子を説得しベランダへヒナを連れ出した。

すぐに親鳥が二羽来て、かわるがわる大きなパンくずの餌を与えていた。

暫くほっといたが、全く飛べない。
しまいには、ベランダの排水溝から落ちてしまった。

まずい・・ 急いで排水溝に手を突っ込んでみたところ、なんとか届いた。
でも、ヒナが見えないから掴めない。困った~

一か八かで、手のひらを開いてヒナが来るのを待った。

すると、すぐに奇跡は起こった。

俺の手のひらに、ヒナがちょこんと乗ってきておとなしくしてるのだ。
俺はそ~っとヒナを抱えて救出した。

暗くなってきたし、もうこれ以上は危険だ。
そう判断し、この日は一晩ヒナを預かることにした。

自分が子を持つ親だけに、親鳥の心配が手に取るように分かった。でも安心してね・・

息子は一晩だけ預かることを伝えると、とても喜び名前を「すず」と決めてはしゃいでいた。
俺も動物が好きなので、子供と一緒に喜んだ。

息子がすずを手に乗せると、すずは気持ちよさそうに目を閉じて寝た。
それを見て、息子は本当にすずを可愛がった。

うれしいことに、俺の手の上でもすずは気持ちよさそうに目を閉じた。
自然の動物なのに危機感が全くない・・

暫くしてネットを見て餌をあげてみたが、全く食べなかった。

きっと明日は飛べるだろう~ そう思いながら、すずを早めに寝かせた。

翌朝、すずの元気な声と、バタバタとした羽音。
親鳥の声も外から聞こえる。

すずの鳴き声に反応して、声が聞こえる。
これは早く外にだしてやれなければ・・・ そう思い、息子と妻に頼んでマンションの前の広場に連れていってもらった。

すずは親鳥から大きなパンくずをもらっておいしそうに食べていた。
でも、なかなか飛べない。

そのうち息子が「飛びたい・・ でも無理だ。まだ無理だ。」
ぶつぶつと言いはじめた。

どうやらすずになりきってるらしい。素晴らしい感受性だ~

そうこうしてるうちにもう学校へ行く時間。
息子からバトンタッチして、俺と妻の二人ですずを見守った。

暫くすると、ちょっと先に猫がいるのが分かった。

離れてるから大丈夫だろう。そう思っていた。
すると、すずがその猫の方へとバタバタと羽ばたきながら歩いていった。

そのとき、猫が凄い勢いで出てきた。

しまった!!

そう思った時には遅かった。
すずは猫にくわえられて、塀を超えて消えて行った。

俺は急いですずを探した。
そして、猛烈に反省した。情けなかった。
親鳥に合わせる顔がない。

それと同時に猫のことを呪った。ぶっ殺す・・そう思った。

随分時間が経っていた。
でも、俺は諦めなかった。

相手は首輪をした飼い猫だったから、きっと食べたりはしないだろう。
おもちゃにするつもりなんだと思っていたので、すずが傷つけられる前に見つけなければ・・
そう思って、懸命に探し続けた。

マンションの近くに戻ってきたとき、妻が「もう諦めなさい・・」と言ってきた。

でも、俺は諦めきれなかった。
「願えば叶うんだ・・ 生きていてくれ」本心からそう思った時、雀の声が聞こえて頭上を見た。

大きなパンくずを親鳥がかわるがわる持ってきて、ヒナが食べてる。

あの甲高い元気な声、黄色い口ばし、そして大きなパンくずをかわるがわるもってくる親鳥。
すずだー

嬉しくて涙が出そうになった。
ちなみに俺は親父が亡くなったとき以来泣いたことがない。

妻に言った。
「あれってすずでしょー。絶対にすずだよねー。」

妻も間違いないと言った。
良かった~ 本当に良かった。

その時はっと我に返った。
すずは飛べたのだ。

暫く見てると餌を食べ終えて、すずはまだ上手に飛べてなかったけど、一生懸命飛んでいた。

そうか、猫に襲われたことで、すずは飛べるようになったんだ。
宇宙は本当によく出来てる。変に感心した。

そして、猫にひどい考えをもったことを申し訳なく思った。
本当は感謝すべきことだったのかもしれない。
争いごと、戦争もこうやって起こるのかもしれない・・

一見最悪と思えることも、実は必要なこともあるのだと初めて知った。
セドナから戻ってきて、なんだか体がクリーンな感じが続いてる。

俺も7月で41になっちゃったし、仕事も辞めてストレス無くなったからタバコを止めるかな~

そう思いながらタバコを吸った。

でも、なんだかおいしくなくて、半分も吸わずに消してしまった。

そして、これが俺の最後のタバコになった。
セドナから日本に戻ってきて、あまりにもギャップがありすぎてちょっと辛かった。
それは、帰りの飛行機で経由したロスに着いた瞬間にも感じていたけど、何かが違う。

ネイティブアメリカン達がなぜ自然を大切にしているか、ちょっとだけ分かったような気がした。

そうそう、そういえば日本に戻ったら、息子にアルミホイルで作った賞状をもらった。

 『賞じょう あなたはアメリカへ行き、仕事をして無事かえってきました。
  そのことをここにひょうしょうします。  平せい20年度』

と書いてあった。
アメリカに長くいたので、Samurai Spirits を忘れないようにと、賞状をアルミホイルで「巻物」にしてくれた。

さすがわが息子!!

最後に、この息子の賞状を含めたセドナの写真のリンクを紹介する。
いよいよセドナで遊べる最終日。
明日は日本へ向かう飛行機だ~

こんなに帰りたくない気持ちになったのは初めてだった。

今日は午後にアントニオの店で待ち合わせなので、午前中に遊びに行くことにした。
オーククリーク・キャニオンという水辺だ。

水辺というと前日の嫌な思いが頭をよぎったが大丈夫。
ここは、静かな場所だけど道路の脇にある川なので、遭難しようがない。

そして、ここも妖精の目撃情報があるらしい。

そういえば、昨日のトカゲさんは実は妖精か・・ そんなアホな!でも、そうだったら面白いかも。
一度ちゃんとした妖精を見てみたい、そう思いこの水辺に来た。

この川は本当に静かで、まるでトムソーヤの冒険とかそういった類の映画にでも出てきそうな、とてもとてもきれいな場所だった。
川の中に、お手製のブランコもあった。

子供と来たら喜ぶだろうな~
次は家族で来たいな~、そんなことを考えた。

そして、ここでも突然メッセージがあった。
思いもよらぬ場所での声に驚いた。
内容は、今後の自分の進むべき道に対するひとつの回答だった。

(テクノロジーと)自然との融合、これはひとつキーワードとなった。

暫くぼーっとしていたが、アントニオや恵子さんとの約束を思い出し、急いで向かった。
ちょっと時間があったので、アントニオの店の前のみんながおいしいというベジタリアンショップで、大豆のハンバーガーを食べた。

とてもおいしかった。

セドナに来て感じていたが、野菜がとにかくうまい。
Picazzo's - Gourmet Pizza など、おいしい店はたくさんあるけど、どこに行っても野菜がうまい。

セドナの人たちがベジタリアンになる気持ちが少し分かった。

ちょっとくつろいだ後、アントニオと恵子さんに会いに行った。

残念ながら、ヒーラーの女性は今日来れないとのこと。とても残念。
前にこの女性にカラーオーブを見せてもらった直後、俺もレインボーのカラーオーブが撮れたのだ。
だから、とても会いたかったので残念・・

でも二人に再会できて嬉しかった。

「セドナで友達ができたら渡しなさい~」
妻に言われて持ってきたものがあったので、それをアントニオにプレゼントした。

ちょうど、アントニオと恵子さんは引っ越しが終わったばかりだったそうで、引っ越し祝いになった。
グッドタイミング! またまた妻に感謝!!

そしたら二人がディナーに誘ってくれた。
ディナーの後は、ヒーラーさんやらなんやらのパーティというか集まりがあるらしく、そこでみんなで朝まで踊り明かすらしいのだ。

行きたいのはやまやまだったが、最終日なので迷った。
レンタカーを帰さなければならないのだ。
それに次の日は帰路で朝が早い。

さすがに遊びがなければ早起きできないだろう。
そう思い、行きたかったけど断った。

アントニオも恵子さんもとても残念がっていたけど、じゃあということで夕方に地元のヒーラーしか知らないUFOの発着場へ連れて行ってくれるという。
ワクワクした。

夕方にもう一度再開することを約束し、モンテスマへ向かった。
これまでに行った場所を話したら、恵子さんがモンテスマへ行くことを勧めてくれたのだ。

モンテスマはホピ族が地底から出てきたと言われてる場所らしい。
恵子さんが、俺は水辺にいるととても癒されるので行った方が良いとのことだった。

たしかに、これまで水辺にいるととても癒されるのを自分でも知っていた。
そこでモンテスマへ来たわけだが、これがまた凄い場所にあった。

よくアメリカでUFOの目撃情報とか、さらわれたなんて話しがあるけど、こういった場所ならありえるな~と思った。だって、全然車来ないし人もいないし、あたりは広大な土地だし、俺も狙われてるのでは・・
そんなことをつい考えた。

モンテスマについてからも、平日のせいか全く人がいない。
まあ静かでいいか~ と思いつつ、ちょっとした観光を終えて水辺でのんびりと本を読んだ。

そうこうしてるうちに、恵子さんとの約束の時間になり、約束の場所へと向かった。
ワンダのお店の近くの駐車場で待ち合わせだ。

とてもワクワクした。
だって、普通じゃ絶対にありえない話しだし、もしかしたらUFO見れるかもと思ったから。
恵子さんもばっちりUFOの写真を撮ってブログにアップしていたから、余計に期待に胸が膨らんだ。

意外なことにUFOの発着場は、とても近い場所にあった。

といっても、レッドロックに囲まれた山の中だけど、なぜかそこだけ広大な平地になっていた。
そして、第二発着場と言われる場所も教えてくれた。

そこで、恵子さんと別れ、暫く最後のセドナの夕日を一人楽しんだ。

夕日が沈み始めると町がオレンジになった。
こんなに奇麗な夕焼けはみたことない。

そう思ってこの土地へ来れたことに感謝していると、頭上の雲間から怪しげな円盤状のものが・・

何だろう?? 夕日はあるし、月はあっちにうっすらとあるし、この俺の頭上の円盤は・・

暫く理解できずに、ずーっとその円盤を眺めていた。
そうだ、とりあえず写真!!

急いで写真を撮ったが、今でもこの物体が何だったかは分からない。
実はこれまでにUFOや、透明でしゃくとり虫のようにグネグネ空を徘徊する変なものを見たことはあるが、今回のようなへんなものをみるのは初めてだった。

あとで気付いたが、白い楕円形のものがセドナで撮った写真に幾つか写っていた。
これもなんだか分からない。

最後の最後に不思議な体験をした後、レンタカーを帰さなければならないことを思い出し、急いで山を降りた。

すると、車の手前で「シャー」という音がする。

何の音だろう? まさかさっきの空の物体が降りてきた??
違う違う、下だ・・・ なんと俺が通り過ぎたところをガラガラ蛇が鎌首をもたげて通っていた。

よく蛇は幸福を呼ぶと言われてるので、セドナの最後を飾ってくれてるんだと勝手に思った。
でも、よくよく考えると超ヤバかった。

明日はもう日本へ向かう飛行機。
妻は息子は元気にしてるかな~
セドナに来て本当に良かった。

働かないことへの罪悪感を忘れられたし、今を楽しむということを思いっきり実践できた。
天使の町、セドナ~ 最高!!

そして、ありがとう!!
いよいよ今日はセドナ5日目。
早い、帰りたくない。あと1日だよ~

今日もた~っぷり、朝飯を食べてから車で出動。

今日は1日水辺でのんびりすることにして、レッドロック・クロッシングへ。
目の前にはカセドラルロックがあり、そしてきれいな湖。

ここの湖には妖精が住んでると言われてるらしい。
でも、それが信じれるくらい、自然があふれており、とてもきれいなところだった。

俺はここで、1日本を読んでの~んびりできた。
ちょっとのんびりしすぎたので、探検を始めた。

しかし、これがまずかった。

道に迷ったのだー
まさか、こんなところで道に迷うとは思わなかった。

来た道を戻れば元の場所へ着く自身はあったけど、幾つか川を渡るポイントがあり、カメラを絶対に濡らしたくなくて戻らなかった。アホだー

おかげでとんでもない所に入り込んでしまった。
だって、野ウサギとか出てきて、向こうが驚いてキョトンとしてるくらいのところだよ。

本当にやばかった。
まさか公園で遭難とは・・ 俺新聞に載るの・・・ やめてくれー、かっこ悪すぎ

暫くすると、なんだか俺の行く手をトカゲがかわるがわる出てきて道をさえぎる。
なんだか、面白くてトカゲについて行った。これじゃ、ストーカーだよ俺!

暫くトカゲにつきあってると、なんだか見慣れた景色。
あーー! あの遠い先に見えるの公園の入り口だー!!

でも、トゲトゲの有刺鉄線に阻まれて、行きたい方へ行けない。

しようがなく、トカゲについてうっそうとした道を進むと、や~っと出たよ。
元の道の近くにやっときた。

遭難時間約3時間・・

急いで自動販売機を探した。
飲み水が無くなって、のどがからからだった。
本当に遭難するかと思った~

水を飲んで、もうくたくたと思い、この日は早々にホテルへ戻ることにした。
駐車場の車に乗る前に、またトカゲさんが出てきた。

まるで、挨拶に来てくれてるようだった。
またな、気をつけろよ・・ おっちょこちょいさん。

そんなことをトカゲさんに言われてるような気がした。
俺はトカゲさんに丁重に挨拶をして、ホテルへと向かった。
(いつの間にか、トカゲがトカゲさんになってた。そのうちトカゲ様になるのでは・・)


今日は朝の4時25分にホテルのロビー集合でツアーに参加だ!
朝飯が食べれない・・ と思ってたら、ガイドさんがツアー後にゆっくり食べてくださいだって。

この日は朝が早くて心配だったが、面白いもので、こういった遊びのときにはしっかり目が覚める。
しかも普段はすぐに起きれないのに、セドナでは絶好調だ。

まだ外は真っ暗な時間に出発。
今日はカセドラルロックというボルテックスに登って、そこで朝日を見る。

ひとつくらいはガイドを付けて説明を聞きたかったのでこのツアーに参加したわけだが、参加して正解だった。真っ暗な山はさすがに危険だ。

でも、ガイドさんは慣れたもので、滑りやすい場所など正確に覚えてる。

朝の山はとても空気がきれいで気持ち良かった。
そして、山の頂上まで来て暫くすると、朝日が上りはじめた。

感動した!
よく朝日に向かっておじいちゃん、おばあちゃんが拝んでるのをテレビなんかで見るけど、分かる気がした。

そして、ここでも声を聞いた!!
なぜ、生まれてきたかを教えてくれるメッセージ。
(やばい、このブログ変な方向に行ってると思われるかも・・)

それで、暫くして気がついた。
この景色、見たことがある。
昨日行ったアンテロープまでの道も見たことがある。

実はこれまで日本でお世話になってるヒーラーさんとのセッションで、この景色は見ていたことを思い出した(やっぱり、やばいブログと思われてる・・・ まぁいいかぁ~)

ひとしきり山の景色を楽しんだのち、ホテルへ戻り、大好きなホテルの朝食を食べて、その後またお出かけ。この旅は、これまでのうっ憤をはらすかのように、車でガンガン攻めて出かけてます!

だって、道はすいてるし、右折の際は信号気にしなくていいし、と~っても車が楽しかった。
BON JOVI かけてアメリカンな気分(BON JOVIも懐メロだよな~)。

午後は往復3時間半のボイントンキャニオンのトレイル&ハイキングコースを楽しむ予定だったが、なかなか入口がわからず、別のレッドロックへ来てしまった。

でも、ここがまた凄くて、完全に火星の景色。
その名のとおり、地面から山まで赤。NASAが公開してる火星の写真みたいだった。

暫くうろちょろしてるうちに、よーやくボイントンの入口が分かった。
完全に行きすぎだった。もっと手前で曲がるべきところを、地図のイメージからもっと先だと思ってた。

今日は、ワンダのリーディングの際、俺の通訳をしてくれた恵子さんの夫であるアントニオの店に行く約束がある。間に合うかな・・

ちょっと心配だったが、この山は超強烈なパワーの山だと聞いていたので、行かないわけにはいかなかった。朝カセドラルを登った際のガイドさん曰く、トレイルコースを歩いてると、多くの人が磁力をビリビリ感じるらしい。

俺も痺れたい・・ そう思いながら歩いた。

暫くすると、キター。ビリビリきました。
これが強力なエネルギーか!科学的に調べたらどんなエネルギーでビリビリするのか知りたいな~
そんなことを考えながら、足早に歩いてると、晴れ男の俺に雨が・・

地元の人曰く、俺が来る前はず~っと雨ばかりだったらしいので、降らない方がおかしいと言われた。

でも、面白いことに、このトレイルコースは木がいっぱいあって、多少の雨が降っても木が傘の代わりをしてくれて全然濡れないのだ~ こんな経験初めて!
木がたくさんあるといっても、森みたいではなく、ちゃんと日の光があって明るいのに雨が降っても濡れない。本当に不思議だね~ 自然は凄い!!

そして、ず~いぶん歩いて、最後の最後に山登りがあった。
ここまでず~っとほぼ平らな道だったけど、結構歩いたので、最後の山登りは結構しんどかった。

あともう少しでエンドポイントだーと思った所に、おじいさんと20代くらいの男の子がちょうど道を挟む形で話しをしていたので、俺は挨拶をしてそこを通り抜けた。

やっとエンドポイントだ~
ゼーゼー言いながらエンドポイントの看板にタッチすると、先に着いていた人達に笑われた。

英語はあまり上手じゃなくて、話せないけど、話せない分こういったことがあると気持ちが伝わった気がして嬉しかった。

ここで暫く休みたかったけど、夕方の約束があるので、休む間もなくUターン。出発だ!
すると、さっきいたおじいさんともう一人の20代くらいの男の子が、おじいさんとおじさんに変わってた。
おかしい・・ 来てる服はさっきの子と同じだぞ。

それにこんなに近くにいて人気のないところだから、人の入れ替わりにはすぐ気付くはずなのに。
またもやキツネにつままれたような気持ちになった。

本当に不思議なことの多い町だ~

ところで、この強烈なエネルギーを持つボイントンでも、またもや声が聞こえた(やばい、俺おかしくなってるかも・・)。

帰りのトレイルは、行きよりもスピードアップしてかなり早く歩いた。
もしかしたら、さっきの男の子に会えるかも・・ 不思議なことを楽しんでいたので会いたくないけど、さすがに普通だったらこのスピードは出せないだろ! そんな思いで歩いた。

そして、結局その子には合わなかった。

でも、おかげで恵子さんとの約束には余裕で間に合った。
恵子さんの夫のアントニオは、The Alchemists' Room というお店でクリスタルショップをやってる。
D'lish Very Vegetarian という有名なベジタリアンカフェの道を挟んで反対にある本やカードなどのお土産がおいてあるショップの一角がアントニオの店だ。

アントニオはきれいなものをとても大切にしていて、石のこともいろいろ教えてくれる。
日本では目が飛び出るくらいの値段のクリスタルも、アントニオの店なら気軽に買えるのでお勧めだ。

俺も生まれて初めてクリスタルを買った。
「クリスタルはどれを買おうか迷ってるとアピールするんだよ~」恵子さんが教えてくれた。
クリスタル達が、本当にキラキラしはじめた。
なかでも最も光っていて、中に虹が入ってるものを買った。
ついでに、妻と息子の分も買った。

アントニオの店にはもう一人ヒーラーの女性がいた。
この人はとても有名らしい。

恵子さんが、この人も凄くオーブ好きだよということだったので、日本で撮った写真を見せた。
そしてと~っても盛り上がった。それで、その人の撮ったオーブの写真も見せてくれた。

なんと、カラーのオーブ。
俺の撮ったカラーオーブは一色の赤とか青とか、緑だけど、この人のはレインボーだった。凄い!

そういえば、セドナではムーンボウ(夜の虹)が見えるらしいが、俺の行ったときは満月を外していたので見れなかった。残念・・ 脱線した。

そう、このカラーオーブには感動した。
それから、いろいろなことを教えてくれたので、この人ともっと話したいと思った。
そして、アンテロープで写したオーブの写真を改めて持ってくることを約束して店を後にした。

ここで、カメラをホテルに忘れてきたことに気づき、一旦ホテルへ戻り、お土産でも買っとくかと思い町を散策した。その際、ばったりワンダと会った。

ワンダのリーディングの際、簡単にレコーディングできる仕組みはないか?と聞かれていたので、日本に帰る前に渡そうと思い、その方法を紙に書いて作っていたのだ。
前の晩に作ったばかりだったので、本当にグッドタイミング!

ワンダにその手紙を渡したら、とても喜んでくれた。
そして、アンテロープのオーブだらけの写真を見て、と~っても驚いていた。

なんか変な自信が出てきた~
このまま違う道に進みそう・・ でもそれも楽しそうだよね(笑)

セドナ3日目、この日も朝からたっぷりの朝食!!

今日は待望のアンテロープキャニオンへ行く日だ。
写真で見た神秘的な洞窟は本当にあるのだろうか??

セドナからアンテロープまでは片道、車で約4時間。本当に行けるかな~
憧れのレッドロックの間を抜けるハイウェイ、細かいことは考えずガンガン行こうぜー
大好きな BON JOVI の LOST HIGHWAY を聞きながら、地平線まで続く道を走り続けた。

空は真っ青で、雲は真白。とても気持ちいいー
おもしろいことに雲が天使の羽の形だ・・ だがらセドナは天使の町なの?

途中、大地に大きな裂け目が見えた。
しかし、アメリカは何でもかんでもスケールがでかい。

地平線まで続く大地に、地の果てまで続きそうな深い谷、そしてその谷を流れるどこまでも続く川、本当にすごい。

その後、無事にアンテロープへ着き、パーキングからナバホ族につれられて洞窟(アンテロープキャニオン)へ。
洞窟まではナバホ族の運転する四駆のトラックで行く。
モトクロスもやっていた俺としては、道がデコボコで、これ自体結構楽しいアトラクションだった。


そしていよいよ洞窟内へ
入口で簡単な説明と帰りの集合時間を聞いたら、後は基本的にフリー(一応説明はあるけどね)。

そして、俺はここでとんでもない事態に遭遇した。

デジカメで写真を撮ると、オーブといわれる光球が一面に写り景色が全然撮れない。困った・・
実はここ2年くらいで、自宅や外出先でも頻繁に色つきのオーブとかの写真が撮れていたのだが、こんなに写るのは初めてで本当に驚いた。

でも、嬉しい反面困った。
しかたなく、フラッシュをつけないで写真を撮ることにした。

そして、知り合った日本人の方に写真を撮ってもらうと、なんといつも日本で俺のまわりに写るオーブがくっきり、はっきりと写っていた。
日本で写るオーブとここで写るオーブは、まったく形が違うのですぐに分かった。
(日本はしっかりとした曼陀羅のような模様入り、ここのは模様なし)

セドナにも着いてきたのか~ 感心した。
それと、なんだか嬉しかった。

そういえば、昨日ワンダに日本で写した大量のオーブ写真を見せて、とても盛り上がった。
こんなに大きいのや色つきやたくさんのオーブ見たことないと言って喜んでた。
その際に、「いつも写るオーブはあなたをいつも守ってくれてるのよ」と言われたのを思い出した。

変な風に思われるかもしれないけどと思いながら、知り合った日本人の方に、オーブのことを伝えた。
そしたら、その人も撮りたいと言うので、もう既に撮れてることを伝えた。

そして、誰でもこういった写真が撮れるよと教えてあげたときから、みんな同じようにオーブの写真が撮れることを伝えると、自分のカメラで写真を撮り始めた。

すると、ちゃ~んとオーブが写ってた!

オーブが何かは分からないけど、俺には悪いものには思えない。

そしてこの後、何と俺は初めて肉眼でオーブを見てしまった。
光球がスーッと来て、俺が見えてるのに気付いたのか、くるんと円を描いてあわてて逃げてるように感じた。驚きよりもちょっと笑えた。

やはりこういった神秘的な場所には、不思議なことが起こるものだと変に納得した。

そして、この後にもうひとつのアンテロープキャニオンへ行った。
殆どの人が知らなくて、アッパーアンテロープキャニオンしか行かないらしいけど、俺は事前に調べて知ってたので、アンダーアンテロープへも行った。

アッパーへ行った後に、アンダーへ行くと入場料がお得になる(逆ルートはNG)。

行ってみて初めて分かったけど、実はアンダーの方がとてもきれいだった。
ただし、ここは地上から地下へ続く裂け目のような場所にあるので、風が吹くと上から砂が随分降ってくるので注意が必要だ。
ここでもアッパーと同じように、フラッシュにするとオーブだらけだった・・

地球上のものと思えない景色を楽しんだ後、帰路へ。

またまたここで、面白いことが起った。
セドナに最も近いインターを出た後、随分山道を通った。
そして、大きな橋があったが、行きはこんな場所通ってない。

直感的にしくじったと思った。
改めて地図を見たが、一本道で間違えようのない道。

でも、こんな山道や大きな橋通ってたらいくらなんでも気がつく。
それに朝ハイウェイに入るまではあっという間だったのに、帰りは渋滞もないのに随分時間がかかってる。

おかしい・・・ 何度も地図を見たが間違えたとは思えない。
というか、別ルートがないのだ。

しかたなく、もう暫く先に進むことにした。
すると、見慣れたセドナの町の景色が見えてきた。

間違ってなかった~ 本当にほっとした。

でも、やっぱり朝は通ってないはず・・??
あとで、地元の人に聞いたら、やはり道は一本しかないとのこと。
そして、ここセドナでは、俺が体験したような不思議なことがよくあるらしい。

もしかして、ワープ!!
キツネにつままれた気がした。