俺は今度リハ科の勉強で「人間」についてアウトプットをする。
心理学やトークテクニックなどのような浅いチャラチャラした内容ではなく、もっと本質的な「人って何?」という部分を発表する。
リハ科で一番の下っ端が「人」について発表する病院なんて全国でもウチぐらいだろう。
だから俺のクリニックは面白い。
俺は就職してから
色んな人に出会い、
ビジネスについて学び、
人について学び、
自分について学び、
思いつきで一人暮らしを始め、
恋愛講座を受け、
エンターテイメントについて学び、
笑いについて学び、
情報発信を続けてきた。
そんな訳わからん俺の視点で、今まで学んだことを
「人って何?」という内容を軸にしてアウトプットする訳だ。
こんな発表をする経緯は色々あったのだが、
リハ長とこの前話してて思ったのが、
結局、
その人の考え方の前提が変わらなければどんな勉強会を開こうと飛躍的な成長は無い…ということ。
何となくやってる雰囲気だけ醸し出す院内勉強会なんて時間の無駄だし、そんなクソみたいな時間に価値は無いと俺は思ってる。
そうならない為にも一人ひとりの前提を変える必要がある。
じゃないと、得られる物が減るし、成長もしない。
じゃあ、この変えるべき「考え方の前提」って何なのか。
俺の文章は分かりにくいらしいからもうちょい具体的にしようと思う(笑)
例えば、
あなたが告白して振られたのが3回続いたとする。
この時、反応としては3つくらいあると思う。
・相手が自分を見る目が無い。相手が悪い。
・もう誰かと付き合うことは二度と無理なんだ。人は信用できない。
・3回も振られるってことは何か自分に問題があるのか?どこだろ?
この思考の差はどっから生まれるのか。
それが
考え方の前提だ。
例えば、今まで振ったり振られたりしながら4~5人と付き合ったことがある人が、3回振られたとしても、「もう二度と無理だ」という思考にはならない。
なぜなら4~5人と付き合ったという経験があり、
自分はそのうち誰かと付き合えるという前提があるからだ。
だから、
何が悪かったんだろう…とベクトルが自分に向く。
逆に今まで一度も付き合ったことが無い人が、勇気を振り絞って告白し、3回も続いて振られたら、
もう自分には無理なんだ…
という思考になりやすい。
「3回振られた」という同じ出来事でも、前提が違うだけで得られる学びも、成長の速度も全く違う。
もう無理だ…と思った瞬間にベクトルが自分に向かなくなり、思考は停止する。
もう無理だ…
と
自分のどこが悪いんだ?
ではその後の結果が全く違う。
今は分かりやすいように恋愛で例えたけど、これは物事全ての捉え方に当てはまる。
院内勉強会だって同じ内容をやったとしても、前提が違えば学びを得る量が半端なく違う。
本質的な「人」についての勉強ってのは本当に自分の考え方が変わる。
・人とは?
・自分とは?
・成長とは?
・抽象度を上げるとは?
・感情とは?
・家族とは?
これを少しでも頭に入れるだけで、治療どころか日常生活ごと変わってくる。
だからテクニック的な伝達講習などをする前に、物事の考え方の前提をゴッソリ変える話し合いをした方が効率が良いと俺は思ってる。
そうすれば各個人が1の情報から10まで勝手に発展させられるし、全員がそうなればクリニック全体のレベルはクソ高くなる。
そのために俺は今度の勉強会で
「人って何?」という部分についてアウトプットする。
だからまぁ、
このブログで書いた例え話も発表で使うだろう(笑)
こうやって書いてまとめるだけで、勉強会の予行練習になるね(笑)
そんなイカれた勉強会をしている俺のクリニックは、今年から外部の人を集めてみんなで勉強しようということになった。
興味のある人はアメブロからでもFacebookからでも是非俺に直接連絡を!(笑)
では。
