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乳癌日記

2014年1月に乳癌発覚してからの記録というか日記というか。

肺腫瘍の検査の為に3月6日に入院。
人生初入院!
2人か4人部屋にできないかとお願いしてみたらベッドがいっぱいなのごめんねと8人の大部屋でした。でも窓際端っこGET。
入院当日は麻酔医やら薬剤師やらいろいろ訪問があったり検査したりでせわしなく、当日は夕飯まで食べてokだった。

7日は手術当日。 その日一番の手術だったので8時頃に手術着に着替えて、T字帯というふんどしのようなのはめて、メディキュットみたいなストッキングはいてナースルームの隣の部屋のベッドに移動。 歩いて手術室行けばいいのにベッドのまま連れて行かれる。
手術室入ったらやたらと世間話をしてくる看護士さんたち。きっと緊張とくためなんだろうなぁ。
で、点滴の針やらいろいろセットされてだんだん体が温かくなりますよーっといわれたとたんに多分寝ちゃった。 その後の記憶はICUで目が覚めていろいろ痛くて動けず話せず、でもまわりに母と叔母と兄と先生がいて、悪性じゃなかったからねーと言ったのをきいて安心した感じ。
肺を切っただけあって息苦しいし肩が異常に痛く、看護士さんに「肩がー肩がー」と言ってみたら、手術中3時間くらいうずっと手を挙げてたから筋肉痛の状態なのごめんね我慢してねといわれた。
で、しばらくしたらICUはうるさくて落ち着けないでしょう、元の部屋に戻りましょうと言われ、術語でまだ苦しんでるのにイッセーのせって感じでストレッチャーに移され元の病室へ戻ったとたんに吐き気に襲われる。聞いたらその時の血圧200くらいいってたらしい。。。。無茶だよあの状態で動かすの! 次の日の朝までは何もできない苦しい状態で過ごしました。
朝に看護士さんが来て尿道のカテーテルを外されて歩いてレントゲンを撮りに行ってといわれたけど痛くて起き上がることもできず、手伝ってもらって車椅子でレントゲンへ。 
無事終わって戻ってきたら先生が3人くらいいて今からドレーン抜くから横になってーっと、で1,2,3っポーンとドレーンを抜いたらあら不思議痛みがなくなった!
傷の痛みというかドレーンがどこかにあたってる痛みだった模様。
抜けたらすぐ余裕で歩けたので顔洗いにいって戻ってきてからクリーム塗ってたらそれを見た主治医の先生が笑いながらもう大丈夫だねとw

日曜日にはお友達がたくさんお見舞いに来てくれて元気そうだねと言われ、お見舞いの品をたくさん食べたw



10日の月曜日に乳腺の外来受けたら退院だよーというのでたのんで朝一の受診にしてもらいました。

早い時間にレントゲンと外来呼ばれて、転移じゃなかったのでステージは2A。 早いうちに全摘手術をしましょうと言われる。 温存はできないんですか?と聞いたら「うーん、できないことはないけどー、放射線通わなくちゃならないしー、全摘の方がいいわよ。1年後にきれいに再建すればいいんだから」と言われる。やっぱり納得できないしちょっとこの女医さんには切ってほしくなかったのでセカンドオピニオン用の書類をお願いして病室へ戻る。
退院の用意がなかなかできなくて看護士さんにきいても先程の女医さんが手続き完了を押してないだとかで待たされ、結局昼頃に退院しました。


普段元気な私でもさすがに肺を切ると歩くのもぜーぜー言ってたので17日まで1週刊お仕事はお休みしました。


2月の末に若くて気の強い女医さんの診察w
家族と一緒に来てくださいとのことだったので母と兄と一緒にきくことに。

検査の結果、肺に転移らしきものがあります、これが転移か違うかで治療法が全く変わりますのでまずは肺の検査をしてくださいと呼吸器外科を紹介される。で、乳癌の方は全摘といいはる女医さん。


その日のうちに呼吸器外科も診察。私の肺にある腫瘍らしきものは5mmと小さいので針を刺して検査することが出来ないので胸腔鏡検査になるとのこと。 そのあといろいろあった気がするけど今いち記憶になく、3月に手術をすること決定。

右胸上の方にしこりをみつけたのは2013年12月の末頃でした。

お風呂上りにボディクリームを塗る際に違和感を感じよく触ってみたらボールみたいに固いゴロゴロが。

最初からなんか嫌な予感はしたけどまさかなっと思い、年末なので検査も行けずにとりあえずは放置。

年明けすぐに市の無料検診を利用してマンモしに行って来たらやけに時間かけて検査され、エコーも念入りに取られ、結果「大丈夫だとは思うけどしこりが大きいから念のため大きい病院で針さしてもらっておいで、紹介状書くから明日以降に取りにおいで」と言われる。

翌日、紹介状を取りに行ったら「ちょっとおどかしちゃったかなー?この本見て、形にてるでしょ?繊維腺腫っていうんだよ。たぶんこれだから大丈夫」と言われて紹介状をもらい、封がしてなかったから中身見てみちゃったら思いっきり「癌の疑い」とかかれてるしー。

ということで特に考えずに近くの大きめの病院に行ってきました。 今考えるとこの時点の病院選びが一番大事だった。。。。


1月中旬に板橋にある某大学病院で針生検。 

局所麻酔してボールペンの芯みたいなバチバチいう機械で細胞を取られました。意外と痛くはなかった記憶。 で、1月末の診察にて「細胞から悪性のものが見つかりました」と言われる。
告知の瞬間は悲しいとかの感情ではない涙が止まらなかった。 若い女医さんに今は治る病気だから大丈夫頑張りましょうと言われ、まずは転移がないかの検査をしないとステージも決まらないし治療方針も決められないといわれ、CTとMRI、骨シンチの予約を翌週に入れてもらって結果は祝日もあるからとなんと2月末までお預けに。  


今までにテレビで見てたようないろんな検査を自分がやるとは思わなかった。でも検査自体は女優になりきって?意外と楽しくやりました。MRIの前に一度ぶっ倒れましたけどねw