噛み合わせが狂った顎関節症にすぎないなのに精神病患者扱いされる人が多いという実例
Sammary: 中学生のある日、噛み合わせに違和感を感じ、それ以降の噛み合わせの治療を受けていたが、時と共に悪化し、バイオプレート治療を受けたが改善しなかったため、最後の手段として受けた歯列矯正治療により症状がさらに悪化し、鬱うつ状態になるまで、心身共におかしくなり大学も休学してしまったが、G.V. BLACK DENTAL OFFICEにたどり着き、修復治療、歯列矯正治療を受けたところ、復活し、今は復学を果たして元気に幹部の一人として活躍しているKen 今出川の記録。
*****
Augaust 28, 2008
Ken 今出川（いまでがわ）登場
今日の一番はKen 今出川（いまでがわ）でした。
初診です。
まずは自己紹介です。
*****
拝啓 患者総代 ロッキー調布様
はじめましてKen 今出川と申します。
もうこの状態から回復するにはＧＶＢＤＯしかないと
確信し、治療希望のメールを送らせて頂きます。
お恥ずかしい話なのですが、今までＰＣでの
メールや書き込みをあまりしたことがなく、
今回まったく余裕がありませんでした。
そのため、自分の心情を簡潔に文に出来ず、
長文になり、すごく読みづらい内容になっていると
思われます、どうか御容赦のうえ、
お目通しのほどよろしくお願いします。
０１ 氏名
Ken 今出川（いまでがわ）
０２ 住所
京都府
０３ 年齢
２０歳代前半
０４ 職業
大学生
０６ 主訴（できるだけ詳しく）
○咬み合わせに違和感があります
高校３年生のときからつい３ヶ月前まで
矯正治療を受けていました、
下の歯はまったく抜歯せず＃５＃１２と
上の歯のみ抜かれたのですが、本数の多い
下の歯を強引に上の歯の内に収納しようとして
しきれないのか、
下の歯の奥歯でしっかり噛めません。
左側の＃１８はまったく噛めていません、
＃１９＃２０など奥歯より前方の歯に
強く力がかかってしまいます。
右側は矯正で＃２の背を高くして内側へ
押しやったため＃３１は噛んだとき
まっさきに当たるのですがしっかり面と面で
噛めている感じがしません、
また＃４が同じく内に向いているため＃２８＃２９も
かみ合っておらず、＃３０のみに
力がかかっている状態です。
○歯並びが（自分からみて）左寄り右下がりに
傾斜しており、それによって顔全体の骨のずれ、
筋肉のアンバランスを感じています。
中学生のころ虫歯を削って以来、まっすぐに
噛めなくなり左寄りに下の歯をずらして
噛んでいたのですが、それに追い討ちをかけるように
矯正で＃２＃３＃４＃６の歯が下に、
内側へと押しやられ、左右の高さが違って、
上の歯が左寄り右下がり傾斜しています。
下の歯も左寄り右下がりに傾いて噛むため、
左右の筋肉のバラ ンスがよくなく、
笑顔がひきつり、頬骨と鼻骨が歯と連動して
左寄り右下がりにゆがんできています。
○下の顎が変に後ろへ、地面へフラットに発達して、
位置し、顎の筋肉が異様に張って、疲れます。
また、急に太ったとか顔が大きくなったと
いったことをよくいわれ、つらいです。
矯正を開始するときに、顎を後ろへ位置させ、
角度を地面とフラットになるようにもっていく、
顔が大きくみられると言われてはいたのですが、
今現在、変にエラや筋肉が発達して、
顎の筋肉が疲れやすく、
常に緊張するようになっています。
左側は耳の近くがよく張り、
右側はエラに強く緊張が感じられます。
全体的には? ?の訴えと重なるのですが奥歯で
噛むことによって使う筋肉よりも、
小臼歯を噛み込んで後ろへ、地面とフラットに
なるよう引っ張って筋肉を使っている感じです。
○顎間節に不安があります。
顎間節に痛みや開口のしにくさ、開口時の雑音などは
全くありませんが、耳あたりに圧迫感があり、
（指のように）鳴らそうとおもえば左右の顎間節を
パキパキ鳴らすことができます。
三年前にレントゲンをとったとき、
右の顎間接の軟骨がずれ、間接がゆるくなっており、
右の方が左より大きく口を開けることができると
診断されました。
しかし、この状態をほんとうに顎関節症と
いっていいのか自分では判断しづらいです。
○耳の異変と滑舌の悪さから、うまく話すことが
できず、話すということ自体が苦痛です。
右耳が山道を登ったり、飛行機に乗った時のように
こもり、うまく相手や自分の声をキャッチできません。
バイオプレートを辞めた直後くらいから
歌うたびに右耳に圧迫感がでてきたのですが、
矯正を始めてから１年ぐらいたってから日常的にも
右耳がこもるようになってきました、
そして異変がだんだん頻繁に起こるようになり、
半年前からはほぼ毎日右耳がこもるようになりました。
それとあわせて年々滑舌が悪くなり、
以前はすごくおしゃべりだったのですが、
今では誰かと会話することが好きではなくなりました。
○虫歯があります。
３年間受けていた矯正（悪）治療では、一度も
Prophyをしてもらったことがなく
（Prophyという存在というか概念も
ＧＶＢＤＯのＨＰで知りました、そして
ＧＶＢＤＯの矯正の方針で３ヶ月ごとにワイヤーを
はずしてProphyをして歯を清掃する、
という事実には大いに啓蒙されるとともに
半端なくショックでした。）
歯磨きを 懸命にしたにもかかわらず、
ブラケットをはずしてみれば、
パッと見ただけでもわかる
虫歯が数箇所にありました。
ほかにもラバーダムなどしてもらった
記憶がないことからおそらくアマルガムの中は
虫歯が爆発してると思います。
○以上のことも含め、歯に機能的にも審美的にも
自信がもてず、ひいては自分に自信がもてず、
精神的に参っています。
御飯を美味しく頂けません、
色々な人や物に申し訳ないと思うのですが、
どうしても顎や歯が気になって美味しいと
感じることができません。
抜歯によるすきっ歯や歯の傾斜とズレ、
治療過程で、すごく白かった歯が
黄色くなってしまったこと、
些細なことなのですが歯科衛生士さんのミスで
微妙に歯が摩滅したり欠けたりしたこと、
など機能面だけではなく、審美的にも
自分の歯に自信がなくなり、鏡を覗くたび
暗い気持ちになったり、会話や食事のとき、
すごく人 の視線が気になったりします。
自覚もしていますし、周りの人からも
言われるのですが、ここ２、３年で、
だんだん暗い性格というか内向的で
インドアになってきています。
特にここ１年は、完全にひきこもりで、
とにかく憂鬱で、学業にも集中できず、
外に出るのも億劫で、娯楽すらする気が
おこらない状態でした。
今月に入ってようやく何か行動を起こせるように
なりましたが、基本的には憂鬱です。
０７ 今まで受けた治療について（できるだけ詳しく・全歯のチャート要）
＃１ 生えていません
＃２ 無傷
＃３ アマルガム 側面に虫歯未処理
＃４ 無傷 （だと思うのですが変色してわかりにくいです）
＃５ 抜かれてありません
＃６ 無傷
＃７ 無傷
＃８ 無傷
＃９ 無傷（虫歯かどうか判断しづらいシミがあります）
＃１０ 無傷
＃１１ 無傷
＃１２ 抜かれてありません
＃１３ 無傷
＃１４ アマルガム（おそらく中は虫歯大爆発です）
＃１５ 無傷
＃１６ 生えていません
＃１７ 生えていません
＃１８ アマルガム
＃１９ アマルガム
＃２０ 虫歯未処理
＃２１ 無傷
＃２２ 無傷
＃２３ 無傷
＃２４ 無傷
＃２５ 無傷
＃２６ 無傷
＃２７ 無傷
＃２８ 無傷
＃２９ アマルガム
＃３０ アマルガム
＃３１ 無傷
＃３２ 生えていません
１７歳まで大阪府大阪市に住んでいました。
幼少期から潔癖というか神経質な性格のため、
歯磨きをおろそかにしたことがなく、
歯医者とは疎遠で、永久歯を虫歯のために
削ったのは中学校に入ってからでした。
（２０００年 秋 １３歳 中学１年）
秋の校内検診で虫歯を指摘され、近所のN川歯科で
＃１８＃１９をレジン。
最初、虫歯を指摘するプリントを配られたとき、
歯に痛みもなく、見た限りなんともなかったので
気に留めず、そのままやり過ごしていたのですが、
中学からサッカークラブに入り、買い食いや
練習で歯磨きがおろそかになっていたという自覚と、
配られたプリントに治療の証明をもらって
提出しないと何回も同じプリントが 配られるため、
近所で名医と評判のN川歯科というところで
診てもらいました。
軽く削られ、おそらくレジンだと思われる
白い詰め物をされました。
ラバーダムはされませんでした。
（２００１年 秋 １４歳 中学２年）
校内検診で虫歯を指摘され、再びN川歯科へ、
＃１８＃１９をアマルガム。
一年前に歯医者にいってから出来るだけ歯磨きに
注意していたのに、治療したのと同じ歯が
虫歯になったことはショックでした。
詰め物の隙間に少し虫歯があるくらいだと
思っていたのですが、とても虫歯が深いといわれ、
すごく削られました。
このとき麻酔なしだったので、すごく痛かったことを
覚えています。
そしてアマルガムを施されたのですが、
明らかに＃１８を削りすぎで、高さが足りず
左の奥歯が噛み合わなくなり、左でしっかり
噛もうとすれば下顎を左にずらして噛むしかなく、
普段は左の奥歯は開いているという
すごく違和感のある状態になりました。
（２００２年 春 １５歳 中学３年生）
左の顎関節に音が出始める。
授業中にあくびをしたとき突然バキッと
背筋が凍るような音と感触が
左の顎から発生しました、
顎が外れたのかと思ったのですが
口を開け閉めしても痛みや支障はなく、
ただカクカク顎を動かすと雑音がなるだけでした。
（２００２年 夏 １５歳 中学３年生）～（２００３年 夏 １６歳 高校１年）
かみ合わせの違和感がつのり、
左の顎間節を鳴らすのが癖になりはじめ、
隣町の口腔外科へ、＃３＃１４＃２９＃３０を
アマルガム、スプリント治療をおこなう。
だんだんと左の顎間接の雑音が鳴る頻度が多くなり、
受験勉強にも差し支え始めたので、
母親の職場近くの大阪医科歯科大学系の
H口腔外科へ、母親に連れられ
診察を受けにいきました。
レントゲンをとり、院長先生に状態を訴えたところ
・顎関節症という病気、最近のこどもは硬い物を食べないから特におこりやすい。
・しかし、顎が鳴っても気にせず、そのまま生きている人は結構いる。
・本当に怖いのは顎が外れたり、ロックといって間接がひっかかったりする状態になることで、君はまだマシな方。
でもこれからなるかもしれない。
と言われ、薄いプラスチックの歯のカバーの
ようなものをつくって上の歯に装着させる
治療をおこなうといわれました。
そしてその前には悪い歯は全部治療しておく
必要があると言われ、レントゲンで診たところ
何箇所か虫歯がある、まずはそれらの虫歯を削る
と言われました。
すごく嫌でした、虫歯があるようには
みえなかったし、前回の経験から歯を削ることに
すごく抵抗があったのです、けれど
パキパキ鳴 って受験勉強に集中できないのは
本当に困っていたので、背に腹はかえられないとの
思いで、承諾しました。
結局、＃１４＃２９＃３０の歯は側面に染みが
ある程度だったのですが、そこの虫歯（？）を
治すには側面や表面をある程度削らなければ
ならないといわれ、かなりいびつに削られました。
当時の僕はデンタルＩＱナノ以下だったので、
側面の虫歯だから仕方がないと思っていました。
（のちにＧＶＢＤＯを知り、山崎先生の矯正のオープンコイルを駆使した側面の虫歯へのアプローチを見たとき冗談ではなく卒倒しそうになりました）
結局＃３↓、
＃１４↓、
＃１８，１９↓、
＃２９＃３０↓、
の歯を削って、アマルガムをしました。
特に＃１４を削ってからはさらに左に
噛み込むようになり、食事のたびに疲れていました。
そして、ここでもラバーダムは
使われていませんでした。
それにうがい用のカップが明らかに使い回しで、
今で言う百円ショップに売っているような
プラスチックのカップで、よく見たら底が汚くて、
とにかくうがいを我慢していたのを覚えています。
薄いプラスチックのスプリントを
着けるようになってもいっこうに
雑音は治りませんでした。
半年以上たっても調整中だから
違和感は仕方がないと
言われ通い続けていたのですが、
高校入学直後あたりから今度は右の顎間接に
音が鳴り出しました、左よりもひどく違和感があり、
指のようにパキパキ鳴らせるため、
違和感を感 じたら顎間接をいじって
音をならすのが癖になってしまいました。
そのころから右の頬や顎が腫れる状態が続き、
院長先生に相談したところ、
「君がよくスプリントを壊すから治療が進まない」
とか
「指導どおりに硬いものをよく噛んでいないからだ」
とかいわれ、完全に濡れ衣なので食い下がると、
「もしどうしてもというなら、大阪歯科大学に紹介状を書いておくから、一回行ってみたら」
といわれました。
このことから子供心にも変に思い、
治療に疑問を持 つようになり、
たった１０分程度の治療に毎回５千円ちかく
払うことにも、どんなに大切に扱っても
寝ている間の歯軋りで簡単に壊れる
スプリントにも辟易し、
結局引越しを機に治療をやめました。
（２００３年 冬 １６歳 高校１年）
大阪歯科大学で診療 その他歯科医院をまわる。
京都に住むようになっても、
顎の違和感は収まらず、ずっと気に病んでいました。
このころから原因不明の体調不良が頻繁におこり、
クラブや学校を休みがちになりました。
そんな僕の状態を見かねてか父親の勧めで
大阪歯科大学へ診療してもらいにいきました。
３時間待たされたあげく、研修医と中年の２人の
先生のもとに呼ばれ、５分ほど触診したり
噛み合わせをみただけで、中年の先生の
「ストレスが原因の軽い顎関節症、問題ない」
の一言で診療が終わりました。
さすがにそれはないと思い、
食い下がると次の患者がいるからと
質問を打ち切られ、中年の医師は出て行きました。
研修医のかたが、どうしても気になるようであれば
と自分がスプリントをつくると言ってくれたのですが、
とてもそんな気になれずそのまま帰りました。
それ以来、大阪歯科大の先生が「問題ない」と
言っているのだから、気にしてはいけないと
家族には言われるようになりました。
どうしても納得できなかったので、それから友人や、
友人の親御さんから紹介されたT口歯科、
H山歯科という大阪市内の歯科医院を
２件まわりましたが、いずれも相談のみで、
いわれたことも
「スプリント」
「バランスよく噛むこと」
「大阪歯科大で診てもらったなら、、、」
だったのでまったく進展はありませんでした。
（２００４年 春 １７歳 高校２年生）～（２００５年 春 １８歳 高校３年）
上西氏のバイオプレート療法をおこなう。
このころ本格的に体調や動作に異変を
感じるようになって、危機感を募らせていました。
僕自身にとって、これらの原因は左寄り右下がりに
噛んでしまう噛み合わせであることは
明白だったのですが、まわりからは理解されず、
腫れ物扱いされる日々が続いていました。
そんなときにバイオプレートの話を知人から聞き、
さっ そくインターネットで調べ、
大阪の説明会へいきました。
初診もまだなのにすぐ料金の話をされ、
父親は胡散臭いと怒り、帰ろうとしましたが、
そこで言われた症状やプレートの効能が
まさに当時の僕が悩んでいたことと一致したので、
なんとか親にせがみ、安い方の食事用プレートを
買ってもらいました。
バイオプレートを装着すれば左側の噛めない
奥歯でも噛め、左に噛み込むことがなくなり、
下顎もまっすぐに向き、とても楽でした。
しかし、半年ちかくたっても、
プレートを着けない普段の状態では
違和感はなくならず、
日に日に違和感は増していき、
食事のたびにプレートのせいで舌を噛み苦痛で、
担当医がころころ代わり
治療内容に統一性がまったくなく、
毎回調整料としてお金を払うシステムが
H口腔外科と酷似していて、
不満や不安が募ってきま した。
治療開始から、１０ヶ月ちかくたって、
以前より一層左に寄って噛んでしまうことに
気付きました。
ここに至って違和感がとれない理由がわかりました。
確かにバイオプレートを装着すれば
顎の位置はまっすぐになりますが、
僕の場合、歯を削ったりしたことによって
歯の高さや噛む位置が変わり、
歯並びもそれにあわせてずれてきているので、
プレートをはずせば数分で元に戻ってしまい、
より歯並びの歪みを助長することになる、
まさか一生ずっとプレートを着けているわけにも
いかないので、歯並びを整えない限り、
根本的な解決にはならない、これは気休めだと、
気付きました。
おもいきって、バイオプレートの担当医に
相談したところ
「なら、矯正するしかない」
とあっさりいわれ、H口腔外科と同じ感じを抱き、
通院開始からちょうど１年で通院をやめました。
（２００５年 春 １８歳 高校三年生）
I間歯科で診察を受け、その紹介で
K下矯正歯科で矯正治療を始める。
バイオプレート療法を辞めてからも、
ますます噛み合わせや顎の違和感はまし、
とくに顔全体を左に寄せられ引きつられる
感覚がひどくなってきました。
鬱状態が続き、学校もほとんど不登校でした。
そんな状態を見かねてか、５月の初め頃、両親に、
その当時両親が通院していた王寺町のI歯科での
診察を勧められました。
I歯科も大阪歯科系と聞き、はじめは行くことを
頑なに拒んだのですが、両親とも僕が歯で
悩んでいることが心配だったのでしょう、
改善するかもしれないと説得され、
僕自身もこのままではいけないという思いが
あったため診察をうけることにしました。
聞いていたのとは異なり、かなり若い先生が
出てきたので戸惑ったのですが、
とにかく噛み合わせの違和感を訴え、
診察をしてもらったところ。
・噛みあわせが左に寄っている
・右の犬歯と臼歯が上下とも内に入り、右で噛めていないといわれました。
そして「知り合いの矯正医がアメリカ留学から
帰って天王寺で開業しているから、
紹介状を直接わたしておくので、
一度いってみてもらってはどうか」と
矯正をすすめられました。
歯並び自体はそんなに悪くなかったので、
両親は矯正には反対でしたが、とにかく、
顎と噛み合わせの違和感は抜き差しならない状態
でしたので藁をも掴むおもいで、
紹介されたK矯正歯科へ診察に行きました。
K先生は大阪歯科大からカリフォルニアの
どこかの大学に留学していたらしく、
やたらと写真や賞状が待合室に飾ってあったので、
何となく実績があるような印象を受けました。
初診を一時間くらいで終えて、先生と相談したところ
・顎関節の軟骨がかなりずれており、手術をしなければ治らない。
手術をしないとなると矯正をして筋肉を
補助するようにもっていくしかない、
しかしマシになるかもしれないという程度で、
完治は期待できない。
・歯並びはかなりきれいだけれど、少しオーバーバイトなので上の歯を２本（無傷の＃５＃１２）抜いて調整する。
・それらの調整で顎を後ろに、角度を地面とフラットにもっていく、顔のかたちが大きくかわるかもしれない。
といわれました。
I歯科で聞いた話とはずいぶんちがい、
かなり戸惑いましたが、その当時、大学受験も
控えており、ずっと悩んできた歯と顎の問題に
終止符をうって大学生活を送りたいという
気持ちからかなり憔悴しており、周囲の反対に
耳を貸さずに、治療を承諾しました。
I歯科で抜歯するように指示されたので、
そのついでに、前に診療を受けた先生に
（話がかなり違っていたため）紹介状の件が
どうなったのかを聞こうとおもいました、
しかし、その先生はI歯科の常勤の先生ではなく、
ヘルプで出張していた先生で、
いまはもういないとのことでした。
そのときはデンタルＩＱ以前にバカだったので、
あぁだからあんなに若かったのかと
納得していましたが、あとになってこういった
無責任な紹介が日本の腕のない歯医者が
食いつなぐためのあくどい方法だ と知りました。
(アメブロの字数制限を超えたので以下略）
０８ 現在の健康状態について
慢性的な鼻づまりや耳の違和感を除けば、
健康に関しての不安要素は首や肩のコリぐらいで、
特に患っている病気などはありません。
スポーツをするほどの体力はありませんが、
日常生活に支障をきたすほど衰弱してはいません。
精神的には健康と言い難いのですが、
一時期に比べずいぶんと落ち着いたので、
今現在の健康状態は悪くはありません。
０９ 常用している薬はありますか？
ありません
１０ 今までに入院するような病気、ケガをしたことはありますか？
小学５年生のとき自家中毒で一週間ほど入院しました。
１１ あなたは禁煙・禁酒をいつから続けていますか？
お酒もタバコも体質にあわないため、
たしなみません。
（特にタバコは受動喫煙でもジンマシンがでるのでまったく無縁です）
１２ GVBDO HPはいつ頃から閲覧をはじめましたか？
５月の初め頃から閲覧をはじめました。
１３ 書籍「ほんとうの治療」はいつ購入しましたか？
今年の５月２８日に購入希望のメールをお送りし、
６月３日に手元に頂きました。
１４ 書籍「ほんとうの治療」を読んでどのように感じましたか？
純粋に、色々な意味で良かったです。
「ほんとうの治療」には、ずっともち続けていた
疑問に対する答えと、求め続けていた救済が、
本質をつきながらシンプルな文体で
書かれてありました。
今まで歯医者に行くたびに心身が悪化し、
絶対におかしいと思いつつ、何がおかしいのか
わからず、気がつけば歯並びはより悪くなり、
虫歯だらけになっていました。
僕はただ本来そうであるようにずれることなく
きちんと咬みたかっただけなのに、
どうしてこうなったのかわからず、
ただただ暗く沈むばかりでした。
周囲からは
「お前が気にするから悪化する」
「歯と不登校は関係ない、歯のせいにして逃げているだけ」
などと言われ、歯による切実な苦痛と憂鬱を
なかなか理解してもらえず、僕自身、
自分のせいだと思っていたおりに、
「日本における顎関節症は医原性です、ハカイシャハイシャによってつくられた病気です」
と初っ端から宣言してもらい、救われました。
そして読めば読むほど啓蒙されると同時に
カルチャーショックというほかない衝撃をうけました。
感染予防やラバーダムの章だけでなく、
服装ひとつとっても、歯に対する山崎先生の考え方や
姿勢がありありと伝わり、
「美しく機能的で、そして完璧に虫歯と無縁の歯にするんだ。そのための労力や時間は厭わない。どこまでも一人一人の患者のために、患者に合った、やり方、テクニックを全魂こめて駆使するのがデンティストという至高の生き様なんだ。」
といった鬼気迫るものを感じ、ＧＶＢＤＯは
今まで受けてきた治療や歯科医はもと より、
本当に日本の歯医者とは文化レベルで
違うんだと感じました。
しかし、読み進めるごとに、今まで受けてきた治療の
杜撰さが浮き彫りになり、後悔や怒り、
不安や悲しみがパンドラの箱を開けたように
とびだしました。
とくに、
「顎関節症は完治しない」
「矯正をすれば顔が大きくなる」
といわれてきた僕にとって「成人矯正の目的」の
章などは一言一句が胸に突き刺さりました。
本当に、もっと早くこの本に出会えていたら
と思うと、悲しくて、後悔してもしきれませんでした。
しかし、箱の底には希望が残っていたように、
「ほんとうの治療」の末尾には
「復活への強い願いがあれば、その願いはかなえられる」
と書かれており、僕にもまだ
「人間が人間としてもつことのできる最も理想とする咬み合わせ」
を獲得することができ、歯で悩むこともなく、
さわやかになるチャンスがあると思いました。
１５ GVBDOで治療を受けるとあなたの治療費はどのくらいになり、予約の回数は何回くらい必要になると思いますか？
修復治療 予約３～６回 治療費１５０万円
顎関節症治療 予約２回～４回 治療費 ２５万円
矯正治療 予約２５回～３０回 治療費１５０万円
漂白 予約５回～７回 治療費１５万円
（クラウンやが必要な場合プラス予約１～３回 治療費４０万円）
計 予約３５～５０回 治療費x４０～x８０万円
「ＦＡＱ」を参考にしたといっても、
僕の素人判断なので曖昧になりました。
歯のケアだけはむかしから怠っていなかったため、
歯そのものはひどくはない思い、
クラウンを保留にしました。
ただの学生ですので、両親に相談したところ、
弟の受験のこともあり、即金でだせるのは
ｘ００万円とのことで、足りないぶんは金融機関に
相談してみるけど自分でも努力してと
言ってくれました。
僕自身、とにかくこの状態から復活しないかぎり
何も始まらない、勉強も就職もスタートラインに
すらたてないと思い、最初は半年間休学して
資金を貯めるつもりだったのですが、虫歯も、
咬み合わせも猶予のない状況で、
治療と平行して雀の涙ですが少しずつ両親に
返済していき、必ず学業を修め、就職して、
全額返済しよ うと思っています、いや、絶対します。
１６ GVBDOでの歯の治療が終了して復活を遂げた時、あなたはどんな生活をしていると思いますか？
堂々と会話し、人づきあいをして、
嬉々として食事を楽しみ、憂うことなく好きな歌を
歌って、生き生きと生活を送っています。
また、学業を修め、自分のしたいこと、できることを
見つけ、たとえそのことが、国家公務員試験だろうが、
きびしい修行だろうが、なんなく臆することなく
挑戦して、すべてに恩返しできるように、
経済的にも、精神的にも余裕のある
人物になるための一歩を踏み出しています。
最後になりますが、本当に長文ですみませんでした。
時間をかけたにもかかわらず、なかなかうまく文にできず、恐縮です。
質問等ございましたら、気兼ねなく御連絡ください。
では、失礼します。
*****
Norman Yamazaki, DDS. says:
Ken 今出川（いまでがわ）の不定愁訴は明らかに
歯列矯正の失敗によるものです。
現在、歯列矯正をしている人で自分の歯列矯正が
成功しているのか失敗しているのか
わからなくなっている人は、
「歯列矯正名医の見分け方」を参考にするように。
Ken 今出川（いまでがわ）は大学生で、
治療費の全てを親に依存するのでママと二人で
やって来ました。
ママの希望は、G.V. BLACK DENTAL OFFICEで治療を終えた暁には：
１）食事がおいしくたべられるようになってほしい
２）耳鳴りがなくなってほしい
というG.V. BLACK DENTAL OFFICEの
治療レベルではあまりにも簡単に達成できてしまう
ことなので、問題のないことを伝えました。
そして、Ken 今出川（いまでがわ）自身の希望は：
１）ひきこもりをやめたい
２）大学を無事卒業して、学校の先生になりたい
という極めて謙虚なものなので、
G.V. BLACK DENTAL OFFICEに
来た過去の人たちの行動から、
それも簡単に達成できることを伝えました。
Ken 今出川（いまでがわ）は
G.V. BLACK DENTAL OFFICEのHPを
たまにしか読まない、ロッド秋津にとっては、
Ken 津島中（つしまなか）と区別がつかないことが
予想されるので、略すときには、
Ken 津島中（つしまなか）を「ケンちゃん１号」
Ken 今出川（いまでがわ）を「ケンちゃん２号」
と表記することにします。
いずれにせよ、Ken 今出川（いまでがわ）が
無事大学を卒業する２年後には、
G.V. BLACK DENTAL OFFICEでの治療も
一段落付いて、今と違った元気一杯の人生に
なっているはずなので、
もうくよくよする必要はありません。
パパによろしく。
Welcome to G.V. BLACK DENTAL OFFICE.
Norman Yamazaki, DDS.
初診・修復治療開始 投稿者：ken今出川 投稿日：2008年 9月 7日(日)10時02分13秒 返信
体調を崩してしまい、返信が遅くなりました、
すみません。
一日目は初診とPROPHYでした、歯がピカピカの
ツルツルになり、すっきりしました。
あと東京は猛暑でバテバテでした・・・。
二日目は修復治療にはいり、＃３を修復して
いただきました。
思ったより虫歯がはびこっていて、もし先生と
縁がなければ十数年後には僕の＃３は
おぞましいことになっていたかと思うと、
感謝の念で身が引き締まりました。
自分のいたらなさを痛感した二日間でしたが、
健康への一歩を踏み出した価値ある二日間でした。
山崎先生、ありがとうございました。
事務長様、須崎様、ありがとうございました。
またお世話になります。