先発完投こそ投手の本懐だぜ!
広島カープ2年目の岡田が
4月15日
セリーグ一番乗りの完投勝利を果たした。
今期の緒方カープは先発を引っ張る傾向にある気がする。若手を育てる方針もあると聞いた。
ある試合で解説者が言ってた。
この時期(開幕時期)は投手のスタミナがあるから
100球球数制限など考えずにいけるところまで
行ったほうがいい。
勝負はまだ先にあるのだから分業制は先発のスタミナが亡くなった時こそ大事。
まったくその通りだとおもう。
いつのまにか大リーグ方式真似て
日本球界でも100球制限
分業制が当たり前になってる。
それによって選手生命が延びた面もあるだろうし、防御率もトータルで良くなってきてるのは間違いない。
でもお仕事感が野球に蔓延してる気がするのはわしがオールドだから?
バッターも右左相性によって起用も変えるのも
当たり前になってる。
定説だが、なぜ左打者は左投手を打ちにくいのか?
それは慣れてないから。
右打者が右投手を打ちにくいのって
きいたことがないでしょう?
慣れてないものを避けてたらいつまでたっても
その選手は大成しないよね。
そうやって筒香以外の左打者は小粒になってくる。
これが最近の傾向。
でも大リーグのように中四日で回さない日本球界が分業制に徹しすぎるのはなんか笑けるよね。
先発6回、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎
で去年は優勝。
いっときの阪神jfk並みに安心感があった。
結果だしてるのだから分業制は間違いないと思う。
でも、わしが野球みてきたなかで、凄いとおもうのは第2期 藤田巨人(89年〜92年)
斎藤、桑田、槇原の三本柱には基本完投勝利を望んでた。
勝利試合のうち八割は完投だったのではないかな?
凄いとともに憎らしいほど強かった。
今のような金にモノを言わしてじゃなく生え抜きで勝ち取った強さ。
巨人は憎らしいほど強いに限る。
巨人広島戦が一番視聴率が高かった時代だね。
投手王国同士の投げ合いは本当に見応えがあった。その時の打者がだめだったわけではない。
投手が凄かっただけ。
カープはすでに分業制だったけど、この三人に対してはカープ三本柱も向こうが降りるまでは降りなかった。
その気合がテレビからも感じられた。
監督もそれに応えてたとおもう。
実際は左打者の多いカープに対してサイドスローの斉藤は登板を避けてたことがあるので
桑田、槇原やね。
特に槇原と大野の勝負には毎回息を飲んだ。
球界一の右投手の槇原と球界一の左投手の大野の投げ合いは見応えがあった。
それを成し得たのは、すでに分業制が確立されてたにも関わらず先発完投こそ投手の本懐と、采配をぶれさせなった藤田監督にある。
当時ですら分業制の時代に逆行しながら完投に拘ったのは彼が投手出身であることも大きいだろう。
90年代中期にロッテのバレンタイン監督が大リーグ式を持ち込み十二球団全てが真似てから20年強。
野球はベースボールになった。
エンタメ的な部分も取り入れられた。
それはそれで悪くない。
でも
わしは野球が好きなんだ。
データ野球は二十一世紀のいま欠かせない。
そんなことはわかってる。
弱小カープは早くから取り入れてたからね。
スピードガンも一番先。
打者によってシフトを変えるのもカープから。
でも、それだけでないものが野球にはある。
去年の日本シリーズ。
勝敗をわけたのは4番打者中田への屈辱。
データを重視して大谷を敬遠したベースボールが野球に負けた瞬間。
ベースボールに徹したカープに野球小僧の中田が勝った瞬間。
緒方カープはそれを思い出したのではないかと
おもう。
野球が野球だった頃のあの凄さを!
20歳も下の若者によってね。
確率のベースボール
気合の野球。
それらを兼ね備えたらカープは本当に強い!!
今年も楽しみだわ。

