「あれは・・無理にしろ・・」
「なんとかこの手で・・釣り上げたい!」
「まぁしっかし・・・サイズは選べないな・・」
ばっしゅう!・・くるくるくる・・・
ぶつくさ考えながらもキャスティングを繰り返す
日も落ち暗黒の世界に1人・・
「さて・・そろそろ飯食って仮眠するかな^^;」
いろんな方から1人での夜間は止めろと言われ
当時は半夜での釣りになりつつありました・・
まぁ自分自身が恐がりだったのも大きいんですがねw
~~朝目覚めたのは11時頃~~
テトラのジャングルへ向かう・・・
晴天!海が青い~~~~^^
と!なにやら大声が聞こえてきます!
「ん!ばぁちゃんや!」
ジャングルのポイントの方から麦藁ばぁちゃんが何か叫んでる!
ばぁちゃん「これっ!んまぁ!どうしゆうが!」
「ちょっとっ!!まてっ!!うちの釣り竿!!!」
大急ぎでばぁちゃんの元へ向かう!!ダッシュ!!
おいら「おはようございます!どうしました!?」
ばぁちゃん「あぁ~!兄ちゃん!」
「助けてくれんしゃいなっ!!!」
おいら「えっ!はいはい!なにがありました?」
ばぁちゃん「あれあれ!あそこにうちの釣り竿がっ!」
「うちがちょっと目ぇ離した隙に!」
おいら「うは!」
見るとばあちゃんの竿が7~8メートル位先に竿尻を水面に浮かせて沈んでます!
すぐさまルアーを付けてばぁちゃんの竿にキャスティング!!
一発で掛けれたものの魚がついてるらしく手こずる!
おいら「!なにか釣れてますね!!」
「ちょっと引きよる!!!」
ぐ~~~~~~~~~~ん・・プンッ・・
おいら「ん!切れたな・・」
と・・ばぁちゃんの竿の方のテンションが和らいだ・・
なんとか竿を回収・・
見るとサビキの上から2番目の針には15cm位のコノシロが釣れている!
そこから下がきれてなくなってる・・!
おいら「なんだったんでしょうか?^^;」
ばぁちゃん「そうよ!まぁ~まえにもやられたこと有る」
「兄ちゃんの好きなアカメやおもうきに!」
「兄ちゃん!ばぁちゃんの敵、討っておくれ・・」
おいら「やっ・・やっぱり・・まかせて下さい!」
ばぁちゃん「まぁこれやるきに飲んでがんばり」
そう言ってばぁちゃんはおいらにヤクルトをくれて帰っていきました・・
「うっし頑張るで!!」
タックルを整え直してイザジャングルへ・・
「まぁまだ!ぜんぜん時間早い思ってたけど・・アカメが食いついた訳やな!」
「ひょっとするかもだ!・・頑張るw」
そして・・かれこれ2時間くらい・・もうとにかく暑い;;
「あじ~~~~~~;;死ねる・・」
「明るい時間は・・無理があるな・・こりゃやばいくらい暑い・・」
もう初夏です・・高知です・・当然暑いww
「ジュース・・買いに行こ・・・」
とジャングルから抜け出して岸に戻ると
おいらの道具をおいてる場所に1人の男性がこっちを見ながら立ってます
男性「どうも・・」
おいら「あっ!こんにちは^^」
男性「そのロッドは・・スミスのブローショット・・」
「ルアーはマグナムラパラですね^^」
おいら「あ・・はい^^」
男性「アカメ・・ねらいですか^^」
(その男性は身長はおいらより遙かに高い・・おいらも身長180有るんだけど
・・と言うことは185~190cm近い!?しかも!超男前!!!)
おいら「はい^^;なかなか釣れませんがw」
男性「私は岡村といいます・・」
「と言うことはまだ釣ったこと無いのですね~^^」
「釣ったアカメはどうする予定ですか?」
おいら「私は桜井と言います!」
「あっ・・えとリリースで!わたしは食べるとか興味ないんで^^」
「とにかく釣って見てみたいんです!アカメをね^^」
岡村さん「そうですか^^それなら良いでしょう」
「私はアカメを雑に扱う釣り人が許せないのでここで釣りはして欲しくないのです」
「記念に剥製にする人や魚拓も出きればしないであげて欲しい」
「写真で十分記念になりますからね!その時に鱗の一枚ぐらいは
貰っても良いと思いますがw出きる限り大切にしてほしいです」
おいら「なるほど!大丈夫です!私はどんな魚もリリースが信念なのでw」
岡村さん「止めて有ったハイラックスサーフは桜井さんのですね」
「大阪ナンバーなのでアカメ狙いだろうと見に来ました」
おいら「はい^^大阪から通ってますがなかなか釣れなくて・・」
岡村さん「土佐湾に流れ込む河川を手当たり次第に叩けばでますよw」
おいら「ほえ~~!釣り上げてみたいですw」
岡村さん「掛けたことは?」
おいら「・・・先月ここで掛けて・・すいません;;」
「切られました・・ルアー外れてくれると良いのだけど」
岡村さん「あぁそれは仕方ないですよw」
「外れる確率は高いと思います!でも切られて口に残さない方が良い事は
間違いないですね!そのためにはラインは極力太くしないといけません!
ロッドも出来ればパワーが有るものでのされない方が良いです」
おいら「なっ!なるほどです!」
岡村さん「ここは障害物が多いのでラインは30lb、リーダーは100lb欲しいですね」
おいら「ふむふむ・・って・・あの・・すいません^^;」
「岡村さんはどのくらいアカメ釣りましたか?」
岡村さん「ここでは数え切れませんww」
「ここでとった一番大きいので1メーター32cmですね^^」
おいら「ひっ!でかっ!すごい!!!」
岡村さん「あの角、さっき桜井さんが釣りしてた所で釣りました」
「その時はGTロッドでラインはナイロン60lb
リーダーは150lbでした強引に走らせずやりとりしましたw」
おいら「・・すげw私にできるかなww」
岡村さん「まぁそれはおすすめできませんがww」
「あのテトラの上で釣って直ぐに写真を撮り逃がしました・・」
「できればその位・・早くリリースして上げて欲しいですね^^」
岡村さん「ちょっと待ってて下さい・・」
と言い岡村さんは車にもどり・・自分の竿を持って戻ってきました
岡村さん「桜井さんの使ってる竿は河口のサーフでは良いかもしれませんが
ここでは長すぎます、そしてパワーに欠けます。。良い竿なんですが^^
この竿は今なら安く手に入ります、そしてそこそこパワーもある!
やすいので万が一折れても・・ねwwww」
おいら「ほえ~~~!見せて下さいwメモとりますww」
「大阪に帰ったら早速探しますw」
岡村さん「うんうんw桜井さんはリリース前提で釣りしてくれるのなら
初めての一匹穫るまでお付き合いさせて貰いましょうww」
おいら「ほんまっすか!!是非お願いします!!!」
岡村さん「まかせて下さいw」
おいら「そろそろ大阪に帰ります!ありがとうございました!」
「またきます!その時はよろしくお願いします!師匠っっっw」
おかむらさん「っw」
「はいはいwよろしく!気を付けて帰って下さいw」
強い味方ができたのでした!!
※岡村さんにはポイントの違いによるタックル選定と設定!
ドラグに適正ラインやら・・・・
高知県は室戸~四万十までのポイント、リトリーブ速度・・
とありとあらゆる事を学びました、すべての意味でホンとの師匠にw
続く・・・・・・・