松本麗華さんの本を読んだ話の
続きを書こうと思っていたら、
離婚した父が死にそうだとかで
不倫相手から(!!)連絡があり、
悶々としていました。






両親は、いわゆる熟年離婚。
小さい時から仲が良くなくて
小学生の頃から母には
離婚を勧めていましたショボーン
とにかく家庭的な人でなかったし
家に入れる生活費は結婚当初の
10万ガーンから増えることはなく
兼業農家だったから食べ物には
困ることはなかったけど、
母が父親の役目もしなくてはならず
母子家庭のようでした。
それでも私が幸せだったのは
祖父母が同居していたので、
自転車の乗り方を教わったり
おやつを作ってくれていたり
何かと構ってくれたことでした。






父は転勤で泊まりが多くなり
そのうち帰ってこなくなり、
荷物が少しずつ無くなり(笑)。
不倫相手と住むようになって
風の噂で聞いた話では
退職金全額も貢いだとかで
慰謝料もなかったそうです。






正直、不倫相手がよくもまぁ、
連絡してこれたなと思ったのと
その地域では有名な人らしく
今まで何人も手玉に取られていて
軽く片手の人数を乗り換えて
家を建てたりしていたらしいので、
(勿論、パトロンのお金で)
私とは違う世界の(神経の)
持ち主なんだと思いました。






何十年かぶりに見た父は
多少の面影は残っていましたが
痛み止めで眠ってしまっていて
話すことはできませんでした。
(起きていても会話ができる元気は
もうないと言われました)
ただ顔を見て呼び掛けて
五分も経たないうちに帰りました。
















あの、松本麗華さんの本を読んで
たったひと目会えただけでも、
私は恵まれていると思いました。
会いたいと願っても声を聞くことも
姿を見ることも叶わなかったのは
どこへもやり場のない悲しみと
後悔しか残らないと思います。
(父親の犯した罪は別として
父と娘の関係だけを鑑みて
上記を書き連ねました。)







そして父のここ2年間の経緯を聞くと
自業自得・因果応報という言葉しか
思い浮かびませんでした。
最初は歩けなくなったのが、
リハビリして歩けるようになったのに
一週間ほど前に倒れて検査したら
頭に腫瘍が出来ていたそうです。
もう手術で取れる状態ではないと
医師には言われたそうです。