あの悪魔の宣告から一年。

いろいろあったけど、今振り返ると早いもんだ。


毎日がアタリマエに過ぎて、やりたいことに手が届かないもどかしさからか、

平凡だった日々にありがたみを感じてなかったあの頃のオイラ。

今思えば、焦ったりイラついたりしてたなぁ。



そんなバイクしかなかったオイラだったけれど、崖っぷちに立たされた時に思ったのは

身体が丈夫じゃない嫁のことだった。

あれだけ大事だったバイクは不思議と別世界のように感じた。



それでもそんなオイラを励ましてくれたのは、バイク仲間だった。

幸いなことに身体が回復してくると、乗りたくなってくる。

カラダが思ったように動かなくてもどかしい。

まだ一人でスタンドから下ろすことも出来ないけれど、乗れる日は近いと感じる。



ジブンには遠い世界の話だけれど、海を渡ってレースをする姿を観ると、

これまた不思議とワクワクする。  勇気や希望が持てるんだな。

そういう人たちの集まりってカネじゃ買えない。 

貴重なもの。




オイラは知ってるぜ。


大事なものは何かを。




なんて言ってみると、この一年も悪くないと感じる。





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