祖母の死 | あら、気づいたらこんな年齢

あら、気づいたらこんな年齢

墓場にもっていきたいような人生の汚点だったこと、身近な人には言えないことを主に綴って行こうかな。日本の音楽の偏向性に対して憤り。三浦大知とw-inds.応援しています。洋楽も好きです。ワンダイレクション、アリアナグランデ、ファレルウィリアム等。

母の後を追うように、母の引っ張りなのか、5月23日に祖母が亡くなりました。96歳でした。28日に葬儀を執り行いました。

17日に祖母を預けている施設から呼吸が浅く反応がないので救急搬送の連絡を受け入院。22日に血圧が安定せず高熱もあり、いつどうなるかわからなのですぐに来て欲しいと連絡。日付が変わって23日に祖母は亡くなりました。
笑点が大好きで歌丸さんが司会を終えられた日に亡くなるとは祖母らしいです。

大正9年生まれ。
第一次世界大戦、関東大震災、満州事変、日中戦争、太平洋戦争と激動の時代を生き、その苦労は計り知れません。

家庭でもいろいろと苦労が絶えず最後の10年間は私の家の近くの介護施設で生活をしておりました。ここ2年くらいは認知症も進み表情も無くなり誰が誰だかわからない状態ではありましたが、施設の人によると入院する前はニコッと笑ったりすることもあったと聞きました。
認知症になる前は施設での生活が生きてて一番今が幸せと言っていたそうです。

母に任せっきりであまり祖母に会いに行くこともなかったことをとても後悔しており、もっと話をしたかったなと今更ながらに悔やまれます。

お坊さんから南無阿弥陀仏というのは故人がお坊さんの口を借りて心配ないよという意味ということを聞いて安心しています。
とても良い戒名もつけていただき、蓮の字が入っています。
蓮の花は泥水が濃ければ濃いほど大輪の花を咲かせます。
泥水とは人生におきかえれば、つらいこと、悲しいこと、大変なことです。
大輪の花を咲かせるためには、ものすごく汚い泥水が必要です。
蓮の花は泥水の中からしか立ち上がってこないのです。
蓮の花とは、まさに人生の中で花を咲かせること、
そして、その花の中に実があるのが 「悟り」 です。
つらく悲しい思いがなければ、人間は悟ることがない。そのようなお話を教えていただき深く心に染みていきました。

激動の二ヶ月でした。
4月8日 母入院
4月15日 母が亡くなる
20日、21日  通夜葬儀
5月14日  母の納骨

17日  祖母入院
23日  祖母が亡くなる
28日  祖母葬儀

後半は良い年にしたいものです。

この二ヶ月で実に周りの方達に支えられていると感じました。友人やSNSを通して励ましのお言葉をいただき深く感謝しております。救われています。
私もこの経験を活かして今後誰かの助けになれれば幸いです。

この写真はネットからの拾い物^^;
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