ごじゃっぺ母ちゃんの「街道をゆく」

時に宿場街をぶらり歩いてみたり
時に車で弾丸で駆け抜けてみたり
5街道の1つ「日光街道」を
お江戸日本橋から日光までを旅する企画でございます


(杉戸宿の通りに飾ってあった造花)




日光街道 「粕壁宿」(春日部市)の次は
日本橋から数えて5番目の宿場

「杉戸宿」です






日光街道 国道4号線は
国道16号線を越えると一気にローカル色が濃くなります
豊かな田園風景が広がります ( *´艸)


日本橋からのこれまでの宿場は
「千住」「草加」「越谷」「春日部」と
大きい街で全国にも名前の知れた市だったのではないでしょうか

次の「杉戸」辺りからは
知らない 聞いたことがない
という地名になるのではないでしょうか
(ネタ的に苦しくなって来ました)


まずは杉戸町の紹介から

埼玉県北葛飾郡杉戸町
埼玉県の中でも東寄り
町の西側を国道4号線が走り東側を国道新4号線が走っています
東側は江戸川を挟んで千葉県になるという地理です
人口は埼玉県内の「町」としては最も多い 46000人

 
日光街道の宿場が置かれたことから
当時は宿場街としては栄えた事が伺えます



宿場街は国道4号線のこの辺り
最寄りの駅は
東武スカイツリーライン 「東武動物公園駅」なのですが
この駅はお隣「宮代町」になります
でもこの「東武動物公園駅」
明治32年の開業当時は 「杉戸駅」となっていたそうです
宮代町に出来た駅に杉戸駅と名付けたのは
杉戸宿として栄えていたということなんでしょうね





さてそれでは少し宿場街を歩いてみます
こちらのスーパーでお昼ご飯を調達して
車を置かせて頂きました m(__)m




旧日光街道の通り



杉戸宿 看板の文字が力強い!
ここで食事?
ごじゃっぺ母ちゃんの旅的には
予算オーバーです (^_^;)




古い宿場には
こういった感じの「洋品店」残ってますね ( *´艸)



又別の洋品店には
「虎柄」
そうそう 東武動物公園が近いからね~




小さい神社でしたが古くからあるようでした




こんな石碑がありました



石碑にあった「愛宕神社」
こじんまりとした小さな神社ですが
昔の宿場街を描いた絵の中にもこの神社が描かれていました


これも石碑の案内の 本陣後



こんな古い建物が残ってました
昔は旅籠だったのでしょうか

杉戸の宿場は
本当に昔の街が少しずつ今にスライドして来たんだろうな

観光地化するわけでもなく 普通に商店街として
町の人の暮らしがあったのでしょう

平成になって30年
でもここもまだ昭和な街でした (#^.^#)
やはり昭和生まれの者には昭和感があると安心します




杉戸町には道の駅があります

【道の駅 アグリパーク ゆめすぎと】
杉戸町には国道4号線も 新4号線も通っているというのに
この道の駅があるのは
埼葛広域農道沿い
国道4号線の抜け道としてトラックなどの通行も多いのですが
どうして国道沿いに造らなかったのかなー?
って思います
私も国道4号線 新4号線はよく使う道路ですが
この道の駅に寄ったことは何回もありません

それでもお客さんけっこう多くて少し驚きました
メタセコイヤの並木もあるんですね
紅葉の時はきれいでしょうね



広い芝生広場もあります
道の駅というより公園です


こんな顔はめパネル



あらかわいい アンパンマンの自動販売機



3時のおやつ
たまに無性に食べたくなるアメリカンドッグ



そして見つけましたよ
杉戸町の旨そうなもん \(^_^)/

「塩あんびん」
一見普通の大福
でも原材料を見てみて
砂糖が入ってない!


え? まさか?
全く砂糖が入ってないの?
塩大福 ってあるけど
あれは砂糖も入って塩が少し多めに入った大福の事ですよね


パクリ
う~本当に砂糖が入ってない!
塩っけのみ
砂糖の入ってないあんこは粘りがなく色も黒くなくて
パサパサなあんこ
食べた感想ですか?
私は甘いものが好きです (^_^;)

ただあんこの塩っけはほどよい塩梅で
餅自体がとても美味しかったデス
食べ方が紹介されてましたが焼いて
醤油とか砂糖醤油を付けて食べると美味しいとありました
砂糖醤油を付けて食べるなら最初からあんこに
砂糖を入れればいいんじゃない?

この「塩あんびん」
埼玉県の北東部のあたりで食べられていたそうです
貧しい農村で砂糖の代わりに塩を使ったらしいです
砂糖は貴重な物だったんですね

「塩あんびん」甘いものが苦手な方にはお勧め!


では
道の駅アグリパークゆめすぎと を出て
埼葛広域農道を北に走ります
この道は国道4号線と交差しますが
そこが私がよく散歩にいく幸手権現堂堤
あの桜の名所です!



「杉戸宿」の次は「幸手宿」です!