ごじゃっぺ母ちゃんの「街道をゆく」

時に宿場町をぶらり歩いてみたり
時に車で弾丸で走り抜けてみたり
五街道の1つ日光街道を
日本橋から日光まで旅する企画でございます


(粕壁宿歩道のプランターのパンジー)


さて日光街道は日本橋から日光まで
東照大権現様を参拝するために整備された街道
21の宿場があったそうです


私は栃木県出身ですし
今はその日光街道沿いの茨城県に住んでますので
しかも元配送の仕事をしてましたので
少々は地名も詳しいのですが

21の宿場名を見て
??と思った地名が2つありました

「粕壁宿」と「新田宿」

「新田宿」の事はその宿場の時に?の理由を載せます


前回 「越谷宿」をぶらりしましたが
その「越谷宿」の
「杉戸宿」との間の

「粕壁宿」 えっ? どこ? どこにあるの?と思いました




「粕壁」 「カスカベ」 「春日部」?

あっ 「春日部」の事?

すぐに「粕壁」と「春日部」が結び付きませんでした
イメージが変わりますよね

春日部市は1944年に南埼玉郡内牧村と合併するまでは
「粕壁町」と表記していたそうです
今は粕壁の地名は「字」として残っています

「粕壁」の旧宿場街は
現在の春日部駅の東口側辺りにあったそうです







とりあえず春日部市に到着
東武伊勢崎線 野田線の 春日部駅に行ってみました



「春日部はオラの街だゾ」

そうです 春日部といえば「クレヨンしんちゃん」

この街にどれ位「クレヨンしんちゃん」浸透してるんでしょうねー
駅にはこんな像も


とにかく駅の写真を撮ろうと思って
春日部駅東口のロータリーに車を止めたら
スッーと横を通り過ぎた小型のバス

春日部には「クレヨンしんちゃん」の描かれた
コミュニティバスが運行されてるのは
下調べで分かってたのですが
まさかこのタイミングで駅にバスが入って来るとは ( 〃▽〃)

本当にクレヨンしんちゃんのバスあったー (*≧∇≦)ノ

大人げなく嬉しくなりました (*^^*ゞ

本当はうちの子供達がテレビで「クレヨンしんちゃん」を見るのを
やだなーって思ってた時期もありました
もう子供達は「クレヨンしんちゃん」卒業しましたが
これだけ長く人気のあるアニメ
だんだんと馴染みがわいてきました

サンダースおじさんも笑ってましたよ ( *´艸)


駅の西口の方に見えるのは
その「クレヨンしんちゃん」に出てくるデパート
「サトーココノカドー」らしい (^_^;)







では
旧宿場街をぶらり
地方道2号線沿いに宿場はあったようです





この通り沿いにある田村本家


その前にある道標
東 江戸



西南 いわつき



千住にも越谷にもあったけど
やたら古い建物のお医者さん




こちらも古そう 「助産院」




マンホールの蓋は藤の花
春日部には「牛島の藤の花」という名所があります
(今回は行ってないです)




そして春日部といったら
「大塚家具さん」
大塚家具の創業者のお父さんがこの地で1928年に
桐箪笥の工房を始めたそうですよ
今は創業者さんが 「匠大塚」として営業をしてるんですね

お店の前にあるこの像
娘さんに似てるような気がするんですが…
父娘でいがみ合わなくてはならないって
悲しいです





古さも残っている「粕壁宿」
同じ通り沿いにはこんなタワーマンションも建ってました
春日部市は人口23万人
越谷同様急激に人口の増えた街ですね




この通りと国道4号線の交差点の所にあるお寺
「東陽寺」
このお寺は
松尾芭蕉さんが奥の細道に旅立って
千住を出てから最初に宿泊したのが「粕壁宿」
そしてこのお寺に泊まったのではないかと云われているそうです
(小渕山観音院とも云われています)
芭蕉さんと一緒に旅をした
弟子 空良さんの日記を写した石碑
それにしてもこのお二人
一日で千住から粕壁まで34㎞を歩いた事になるそうですね
歩くのが当然の時代
旅をする人には普通の事だったのでしょうか
車のあるの時代に生まれて 良かった! (*^^*ゞ





春日部にできたイオンさんはまだ新しいです
越谷のレイクタウンほど大きくないのですが
私はここでも自分の車がどこに止めたか分からなくなります
私の地元には映画館がないので
映画を観るなら春日部なのです





春日部市は平成17年にはお隣の庄和町と合併しました
ので
春日部市の名所ってことで
国道新4号線沿いにある

「道の駅庄和」

「庄和」は畳一畳にもなる大きな凧をあげることで有名です


きれいな色の傘が売られてました


お土産のコーナーには
クレヨンしんちゃんのコーナーもありましたよ



オラのラムネだゾ!

味は普通のラムネ



ここの道の駅は国道4号線で都内に行くのには最後の道の駅
いつも車がいっぱいですね
新4号線はコンビニもあまりないので
休憩はお忘れなくこちらで (*≧∇≦)ノ


国道4号線 新4号線
いつもなら新4号線でバビューンと地元に帰りますが
宿場を巡るのには
国道4号線の方へ行かなくてはなりません
国道4号線は(新4号も)国道16号線を越えると
ローカル色が濃くなります






次の宿場は「杉戸宿」です

さてー 名所って名物ってあるのかな~?