根津みほです。

わたしには4歳と2歳の娘がいます。

おそばせながら、昨日知ったのですが

神奈川県のバスの車内で
老人が小さい子どもから席を無理やり奪った問題が

世の中を騒がしていたそうですね。



わたしの大好きなブロガーさんのブログにも
バスの中で老人が
小さいお子さんに席を譲れと
横暴な態度をとったことが書いてあったことがありました。

しかも自分じゃない、老人に譲れと

横暴な老人に共通する認識は

子どもが老人に席を譲るのは当たり前
自分たちは悪くないと


ネットでも
賛否両論があってとっても難しい問題ですね

じゃあ
お年寄りは無料でも

子どもは大人と同じ料金にしたらトラブルへるのかしら?
タダもしくは半額がきにいらない?





わたしも長女が3歳
次女が1歳にもならない頃の話

タクシーもない
どうしてもバスで帰る必要があり
バスにベビーカーを閉じて載せてのったのですが

前にいた老人が左
わたしが右に行こうとして

車輪が足にコツっと軽く当たってしまったのでした。

赤子と子どもとベビーカー、荷物が大変だったので
謝るという一瞬の判断をする前に

老人
「おい!女!おまえ何様なんだ!!」

と、いきなり怒鳴ってきた老人

こっちにつかみかかってきそうな勢い

こっちには赤ちゃんがいるんですよ

そして小さな子どもが

わたしの後ろにいた大荷物の実母が

実母
「すみません!!」

と大きく謝ったので事なきを得ましたが
実母がいなかったら、大変なことになっていたと思います。

わたしはそこで

なによりもまず先に
「すみません」

っていう術を身につけるとで

子どもを守る

ということを学びました。




わたしがそれこそ都会でで働いていた頃

駅でも道でもスクランブル交差点でも
みんな忙しいので

人の肩がすこしぶつかったり
引いているスーツケースが少し当たったりなんて
わりと日常茶飯事で気にしてない

当てた方はおそらく申し訳ない気持ちはあるけど

すみません
相手会釈で軽く終了
それかすでにいない

だから、わたしは甘かったんですね。

バスのあの狭い空間は
余計に気を使わなければなりません。





お年寄りからみたら

妊婦さんも
赤ちゃんを抱っこした母親も
小さい子どもも

健常者で元気だと思っているんでしょうね

妊婦さんは病気じゃないから大丈夫だと思っていたり
赤ちゃんや荷物で両手が塞がっていっぱいいっぱいの母親が
気を使って神経すり減らしていることも知らない


特に小さい子どものことは

あの揺れるバスの中で立っていることって難しいことですよね

体力あっても、疲れやすい
だから、バスを利用するし座らせるわけです。





また、子どもに
「お年寄りには席を譲ろう」
と、教えたら

誰よりも純粋にやってくれる気持ちがあると思います。

でも、なんせ視野が狭い

大人が横に150度みえるなら
子どもは90度(6歳児基準)

大人が縦に120度みえるなら
子どもは70度の角度しかみえない

だから
きづかないんですよ、まわりのことなんて



そういう認識があまりにもなさすぎる
老人、、、とくに男性



冒頭のトラブルのようなことは、わたし達ママはほんとうによく聞きます。

だから避けようと注意を払います。

わたしはほぼ車で移動することに生活をかえました。




でもあえていうなら
そういうお年寄りに

歳をとったことってそんなに偉いの?  

それ違うんじゃない

どう生きてきたかが重要なんじゃない?

座りたいなら言い方があるんじゃない?

こんな邪険に扱った子どもたちに
あなた達は将来めいわくをかけないと言えるのか?

因果応報
必ず本人に返ってくる。

わたしは
子どもを排除する人間に
わたしの子どもたちが大きくなったときに
いい印象がないままだと思います。

結果どうなるだろう?
たぶん助けようと思わないんじゃないかな





それでも中にはたくさんの
やさしく愛に溢れたお年寄りの方がたくさんいます。

歳をとったことを誇張しません。

どう生きてきたを大切にしているのかもしれません。

子どもでもひとりの人間として扱ってくれます。

どうか
わたしの子どもたちが
そういうやさしい愛を憶えていますように