根津みほです。
 
 
昨日の記事の続編です。
 
困ったお子さんへの対処の悩みを
夫がまさかのナイスな返信をしてくれました。
 
 

 
〝俺なら感情的にならずに、親に事実を指摘するね〟
 
〝父親が怒鳴っても効かないなら、子どもに言ったところでわからない〟
 
〝4人も泣かせたら子どもの喧嘩の域を超えてるから、遊ぶなら見ててくれませんかと言う〟
 
なるほど、と唸りました。

夫が親になっていると
とても頼もしく感じた一件でした。





とはいえ
 
それでもなかなか言えない自分がいそうです。
 
あのとき、うちの子どもが
怪我をしたなら
また話は別になります。
 
そういうときになったら言うと決めた
 
 
 
じゃあ、この前みたいな状況がまた来たらどうしようかな
 
困ったお子さんの対処を
ネットや本で情報を集め
 
幼稚園の先生
一時お預かりの保育園のベテラン先生や
子どもを持つ友人に聞き
 
メンタープログラムスクールで学んだことがらから
一回すべて咀嚼して
 
わたしなりにとらえてみました。
 
たくさんの情報の中から
 
これからの時代は
 
自分の基準を持って選ぶことが必要
 
と深く感じました。
 
とくにネットは賛否両論なんです。

どれが正解かはわからない
 
 

 

子どもは悪くない
 
その男の子は4歳前後であったろうと思います。
 
善悪の判断は、もちろん正確にはできません。
自分のコントロールもできません。
 
そして
勇気をもって言うなら
 
実は親も悪くない
 
しいて言うと
 
起こった出来事が
自分たちにとって悪かった

 

と、とらえています。

 

いい人ぶっているわけではありません。

 

きっと

お子さんが悪いわけじゃないことには
みなさんわかっておられるのではないでしょうか。

 

問題になるのは親ですよね。

わたしもあのときのあの場面ではそう思いました。

 

親がみていないから悪い

 

親のしつけが悪い

 

でもそのジャッジを下してしまったら?

 

モヤモヤが残ります。


そして

自分が苦しくなることに気づきました。

 

一刻も目を離さず子どもをみているというルールを自分に課したら

自分の子が成長する過程で乱暴になってしまったら

仲良くしている友人の子が乱暴だったら

仮にその男の子と同じ園で同じクラスになってしまったら

 

苦しくないですか?

 

わたしは苦しい

 

 それなので、わたしでしたら

やはり


あの場を離れることを選びます






ベテランの保育園の先生は


ご自身のお子さんが小さいときに

同じような状況があったことがあるとおっしゃってました。


先生は


「これしたら、痛いって言っているよ」

「あー、見ちゃったー」



と、その当該の子どもに伝えるそうです。


見てるよ

知ってるよ

繰り返し言うよ


子どものほうに促すそうです。


子どもも親も否定しない。


わたしはそれを聞いて


あたたかいなと、思いました。


否定しないんです。


もしも親の方が

注意されたことで

否定されたと感じたら

それはそのタネがその人にあるとも

とらえられます。



が、その話はまた別のフェーズになります。





わたしの夫は

冒頭でもお伝えしましたが


感情は入れずに起こった事実だけを親に伝える


その親の反応もまた

感情を入れずに見るそうです。


ただそれだけ、それで終わり


だそうです。




 
子育てでお悩みの方の参考になれば、幸いです。