ロシアのウクライナ侵攻から、なんか気分が重かったので、ブログを書く気が起きなかったのですが、久々にMGの患者にとって良い研究報告を見たので、ブログに書こうと思いました。

 

詳細はこちらを見ていただきたいのですが、

大阪大学の研究チームが「胸腺腫と重症筋無力症がなぜ合併するのか」を明らかにした研究成果を報告しています。

私の場合は、胸腺腫は無かったのですが、MGが診断された後に、胸腺の摘出手術を行ったので、胸腺とMGの関係には当然興味がありました。
皆さんと同じく、胸腺腫と重症筋無力症の合併率が高いことは、医師から説明を受けたり、webでの情報を見て知っていますが、その機序に関しては不明ということでした。

ところが、今回の研究で、胸腺腫とMGがなぜ合併するのかが明らかになりました。

 

 

素人の私が理解した限りでは、

①mTECという正常な細胞が異常な細胞であるnmTECに変わり、そのnmTECが免疫細胞に影響を与えて抗体を発生させる

②免疫細胞には遺伝要因がある

ということでした。

 

ということは、

①nmTECが発生しなければ、抗体は発生しない

②nmTECが発生しても、遺伝要因によって抗体が発生する場合と発生しない場合がある
ということですかね。

 

いずれにしても、「重症筋無力症の病態をターゲットとした新規治療開発に期待が出来る」ということなので、MGの患者にとっては朗報だと思います。

5年くらい待つ必要がありそうですが、この研究を受けて新しい薬が出来るかもしれませんし、既存薬の流用がされたりするのかもしれません。