どうもお久しぶりです。
気が付けば劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマンの公開が近付いていますね。
それに合わせてとは言いませんが、ずっと考えていたウルトラマンX20話についてを書き記して行こうかと。
まず最初に改めて説明しますと、ウルトラマンX第20話は記念すべきウルトラマンネクサスの初客演回です。
僕自身ネクサスという作品を非常に気に入ってます。
しかし、良く言えばその灰汁の強い尖っている、悪く言えば超上級者向け作品のヒーローが再びTVに帰って来るとは思いもしませんでした。
劇場版ギンガSで劇場デビューしたことだけで満足していました。
こんな呟きするくらいに
あの時までは、
そう、ウルトラマンX総集編2「限界を超えた、勝利の光」の最後の15話以降の新映像として挟まれた…

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そうこのアングルのネクサスである!
この直前に出ていたM1号に笑った直後にこれだよ!
こんなの泣くに決まってるじゃないか!

しかも本放送以来のメタフィールドにネクサスとエクシードXがいるんですよ!?
しばらく放心状態になりました。
こうなるほどに私はネクサスの客演回放送を待っていました。
ではここから本題に入ります。
感想に自分なりの考察を交えて行こうと思います。
※ここから先は見ていない人を考慮しないネタバレや個人的偏見に塗れた記述が多々ありますのでご承知くださる方だけ読んでいただけますとありがたいです
・ネクサス本編と映画ULTRAMANへのオマージュと対比
このウルトラマンX20話「絆―Unite―(きずな ユナイト)」はこれまでのX本編とは異なる、(残り話数が少ないのもありますが)前回の話と並んで非常にハードな話であり、Xio日本支部特捜班の副隊長、橘さゆりがメインとなっています。
主な点として、
・ウルトラマンとして戦うものが抱く不安や迷いが強く描かれる
・登場した怪獣とは相互理解不可であると明言される
・主人公以外のレギュラーキャラがウルトラマンへと変身する
・新宿が話の舞台であり、全てがそこで帰結する
これらはネクサス本編で描かれていた作風に近く、今回の話がネクサス本編の後日談として自然に受け取れるようになっています。
また、深夜に大地と副隊長がコーヒーを呑んでいたのはネクサス本編でも主人公である弧門と凪副隊長も同じように何度かコーヒーなどを呑んでいたことに対するオマージュかと思われます。(話の雰囲気は正反対ですが)
しかし、オマージュだけではなくネクサスや映画ULTRAMANとは対となるような描写も多々ありました。
映画ULTRAMANとの対比
・一人目のデュナミストの真木瞬一が幼い息子を持つ退役した自衛隊パイロットに対し、今回の変身者である橘副隊長は二人の娘を持つ現役の防衛チーム隊員である
・敵が海へと落下し出現しベムラーをモチーフとする「スペースビースト ザ・ワン」だったのが、今回のネクサス初戦の相手がスパークドールズとして地球のオーパーツとして眠り、カナダの湖から出現したベムラー
ウルトラマンネクサス本編との対比
・振り下ろした左腕や、人を見下ろす構図がネクサス第一話とは逆
・ネクサスを見つめる橘祥吾の表情が第1話の困惑した弧門とは反対に安堵と自信に満ちている
一部こじつけがましいところがありますが、これを分かった上で見直すと新たな発見があるかもしれません。
ないかもしれない
・謎:副隊長を選んだのは誰か、そして何故選ばれたのか
おそらく誰もが思っていたことであろう、何故橘副隊長は選ばれたのか?
それは第2話「可能性のかたまり」、第15話「戦士の背中」、第16話「激撮!密着Xio24時」、そして今回の話で明確になった描写が関係していると思われます。
第2話「可能性のかたまり」
・卵を抱えたバードンへの対処法を神木隊長と話す際常に曇った表情をしていた
・また、戦闘が終了し事態収拾へと移ったにも関わらずその表情は晴れていなかった(どこかバードンに哀れみを感じていた?)
第15話「戦士の背中」
・娘の結婚式を前日に控える神木隊長に対して、きっと不安だから会いに行くように積極的に促す(次回のことを含めると「同じ国に住んでいるのなら会いに行くべき」ということか?)
第16話「激撮!密着Xio24時」
・特番を見た娘からのTV電話が来る(これで彼女が二人の子を持つ母親であることが描写される)
「絆―Unite―」
・旦那が子供二人を連れて怪獣出現の情報がないカナダに移住している(別居状態ではあるもの家族仲は良好)
神木隊長がXio隊員としての使命と愛すべき家族を犠牲にしている罪悪感の狭間にあったように、橘副隊長も家族と使命の間にジレンマを感じていたのかもしれません。実際Xio隊員でなければカナダに一緒に移住していた?という大地の質問に頷いていましたし。
ネクサス本編において変身者であるデュナミスト(そしてウルティノイドの変身者)の殆どが心に傷や大きな恐怖、もしくは闇を抱えていました。
彼女もまた、彼らほどではないほどなものの心に迷いや何かを抱えていた人間であり、結果ストーンフリューゲルの眠る遺跡へ辿り着いたのだと思われます。
問題は誰が副隊長を選んだのか。
それはやはり、旦那である橘祥吾が選んだのかもしれません。
彼はウルトラマンネクサス本編の主人公であり、5人目のデュナミストである弧門一輝隊員を演じた川久保拓司さんが演じられています。
所謂製作スタッフのリスペクトだから、川久保氏が出演していると言えばそれで終わります。
しかし、橘祥吾がネクサスを見つめるその目は確かにかつて何度もウルトラマンに救われ、同時に何度もウルトラマンを救って来た最終回の弧門の目そのもののように見えました。
もしかすると超ウルトラ8兄弟でのダイゴたちと同じように何らかの形で弧門と彼の意識が過去に同期し、無意識のうちに彼女を選んでいた……なんていうのだった面白いなあなんて。
・謎:何故あのタイミングでネクサスが現れたのか
一番の謎は何故あのタイミングでネクサスがX世界に現れたのか?
副隊長は「諦めるな」と大地に伝えて欲しいと言われた気がすると言っていました。
これは一体どういうことなのか?
それはおそらく前話、第19話「共に生きる」での出来事が一番関わっていると思われます。
大地はゴモラのスパークドールズ実体化実験を(ダークサンダーエナジーの影響もあったとはいえ)、暴走したゴモラが街に大きな被害を出してしまうという最悪な結果で終わらせてしまいました。
その上それを監視していたM1号に「人間と怪獣は共存など不可能だ」と言われています。この言葉は話が終わるまで大地は引き摺っていました。
つまり、第19話は彼の夢の挫折を描いた話でした。
更には第16話でダダが言った地球の滅亡に怪獣が関わっているという言葉。
激しさを増す黒い稲妻、夢の挫折、両親の行方も未だ分からない不安、描写は無かったものの大地の心に影を落とし始めていたと思われます。
それを感じ取ったから、ネクサスは現れた。(大地の母が発信していた電波を感じ取った?)
「何度絶望しても、不安に苛まれたとしても、大きな脅威が迫ろうとも」
「諦めるな!」
そう伝えるために。
残る謎として突如出現したベムラーとスペースビーストの群れについて。
これはスパークドールズが発したダークサンダーエナジーに対する恐怖を感じ取ったから目覚めた、ならびに地球へ襲来したと考えています。
バクバズン・ブルートやベムラーが求めていたのは人間だけでなく、スパークドールズの発する恐怖だったのかもしれません。
以上が自分のウルトラマンX20話に対する考察です。
そこまでスタッフも考えてないんじゃない?と言われたらそこまでですが。
たまには書き記してみるも悪くないかなと思い、書いてみました。
すっきりしたので、これで思う存分劇場版を楽しめると思います。
ではまたいつか
