前回のブログの続き、後編です。



と言う訳で、海外留学はよかったものの、
まだまだ青かった私はへんてこなシチュエーションに陥ってしまった。
そんなとき母親が遊びに来て、、、
上っ面は皆で仲良くはしていたものの、
「かなちゃん、すぐにでも引っ越しなさい。おかしいわよ。」
と、さすが人生の大先輩。
おかしな状況をさっと感知して、そう私に伝えた。
(ま、普通おかしいってわかるわな

)
ひとまず母は心配しながらも帰国する。
そして私はうすらハゲのじっさんに、引っ越したいから、
と伝えると・・・
「契約は1年なんだから今出て行くなんて無理だ。
出て行くなら残りの9ヶ月分を払って出て行け。」
あんたは大家か?!大家に相談してみると言うと、言うなと口止めされる。
それというのも3人で住んでいるのに
契約は私ともう一人の女の子の2人の名前でしていた。
というか、その方が皆にとって都合がいいとおっさんが言った。
アメリカ社会で20歳そこそこの小娘2人と
うすらハゲ親父が3人で家の契約なんてしたら、
どんな関係性か疑われることは目に見えていたおじはん。
そういうわけで、今さら私が大家と直接やりとりするなど
面倒は起こしてほしくなかった訳だと思う。
幼かった私は(といってもいい年してたけど)
ちょっと頭のおかしい銃を隠し持っている彼が、怖かった

しかもその頃、私は学生ビザが届くのを待っているときだった。
長くて半年近くかかることもあると言われていたのだけれど、
おっさんは正式なビザを持ってないことにつけ込み、
申請が通らなくしてやるぞ、と脅してきたりもした。
普通に考えればじっさんにそんなことできるはずないのだけど、
その時はとにかく怖かった。
親に相談すると、お金で解決するならとりあえずそうして早く出てけと言う。
そしてすぐに送金してくれた。申し訳ないこと極まりない。。
まだ英語も大して上手に話せなかったし
頼れる友達なんかもいなかった私は、必死でルームシェアを探し、
引っ越し業者に連絡をとり、なんとか引っ越したのだ。
もう一人の女の子には、一緒に出ようと声をかけた。
けど、彼に怯えきっていた彼女は留まることしか出来なかった。
これってある意味犯罪じゃないっすか?!引っ越し前の数日は私も怖かった。
3日間ほとんど食事が喉を通らなかったのは
これが今のところ最初で最後です

無事引っ越しが終わって、2人の良いハウスメートにも恵まれて、
普通の暮らしに慣れてくると、なんか腹が立ってきた。
おかしい。
どう考えてもあのおっさんのしてることはおかしい!
そこで私は大家さんの所へ言って全部正直に話すことにした。
大家さんは親身になって聞いてくれ、
「あなたたち、、、体の関係はあったの…?」
「はい。」
「そう…。辛かったわね・・・。
これは訴訟を起こすしかないわね。」
さ、さ、裁判ですか??????
さすがアメリカ!?
私はバートおじさんと同居していた女の子とは
ちょこちょこ遊んでいたし連絡を取っていたので、このことも伝えた。
その子はずっと出たいと言っていたにも関わらず、
私が話したことがおっさんに筒抜けになっていた。
きっと、聞かれて怖くて話してしまったんだろう。
洗脳ってことでしょうか。
当時交際していたボーイフレンドにおっさんから
怒鳴りの電話がかかってきたりもした。
「ぶっ殺してやるぞ!!!!!!」 などなど。
すると彼も
「これは訴えるしかないよ、かな。」
ひぇぇぇ~! こちらでも訴訟ですか?
さすがアメリカ?!
とまぁ、そんなこんなしているうちに何故かほとぼりが
さめてしまったのも事実。
あの時はあちこちで大騒ぎになったけれど、
結局弁護士に連絡まではしたものの裁判にまでは至らなかった。
この事件からは色々と学びました。
日本ではしっかり者と言われていたけど、
アメリカまで行ってみれば、結局私は世間知らずのお馬鹿さんだったこと。
彼のしたことが許されることかと言ったらそうではないと思うし、
母親曰く、
「あんたのその銃を頭に突きつけて
撃ってやりたいって思ったわよ。」と申しておりましたが。。。
確かに当人よりも親の方がひどく憤りを感じたことだろう。
私も自分の子供にそんなことがあったら
どうしてくれようか、、、
このドラマになりそうな事件からはや10年以上が経ち、
その頃に比べるとだいぶ世渡りが上手になってきたかと自負してます。
(いいよね?)
それからというもの海外生活もしばらくしていましたが、
へんてこな状況に置かれたことは幸運にもこれが最後です。
これも経験。
こんなはずじゃなかったとか、こんな仕打ちをうけるなんてとか、
いっけん不公平に見える出来事は生きてれば沢山ある。
けど、被害者意識で対応してては人生負け戦

なにが起こっても、どんなことに遭遇しても、
自分が悪いことしてなくても、起こったことは全て責任もちましょう。
なんといってもそれが幸せの近道なので

これから海外に飛ぶ皆様、色々冒険してきてください♪
ここまで読んでくれて有り難うございます

お楽しみ頂けたら是非

