一つ目の間違いは、
俺が街でこの館の噂を聞いたこと。
二つ目の間違いは、
アメリカにその噂を話したこと。
三つ目の間違いは、
みんなでここに来たこと。
そして、四つ目の間違いは……
[世界会議会場からほんの3時間ほど歩いた
山の中にある
空き家]
[いつからそこにあったのか
誰が住んでいたのかも
分からないその館には
お化けが出るという噂があった。]
彼らが踏み入れた館。
イタリア「ヴェ~。本当にこんなところにあったんだね~」
そこは、誰も出られない迷宮。
日本「全く馬鹿馬鹿しい。 お化けなんかいるわけないでしょう。常識。」
プロイセン「気をつけろよ日本」
日本「分かっています。少し様子をみたら戻りますよ」
例えるならば、これはただの鬼ごっこ。
鬼は時間が経つほど強くなる、灰色の怪物。
逃げるのは国(キミ)達。
プロイセン「よし!!逃げるか!撤退だ撤退!」
フランス「あら。マジか。上…は逃げ場ないし、下を目指すか。」
カナダ「ロッ…ロシアさん!!」
ゆっくり近づく不穏な影。
カナダ「それから!単独行動だめって
言われたじゃないですか。今度は僕も一緒に行きますね。」
友に容赦なくふりかかる灰色の怪物。
ドイツ「兄さん!!!何故!」
館中に散らばったヒントと時計。
君たちが信じる"仲間"と一緒にそれらを解けばここから出られる…ね、簡単でしょ?
さぁ、それじゃあ始めようか。
繰り返される惨劇の中でしか見られない、
命をかけた、脱出ゲームを。
イタリア「そう言えばそうだね~。
最近平和だったからすっかり忘れてたよ~。」
プロイセン「………。くっそ!
俺はまだ消えねぇぞ!!」
中国「に……日本の服ある……。
半分は燃えてしまったあるが…」
カナダ「とても簡単な暗号ですよ。
いいですか?まず、鳴った音はこの四つです。」
アメリカ「悪いけど、イタリアは俺の空気探索仲間なんだ。
食べるのは鉄パイプで我慢してくれよ!」
イタリア「ねぇアメリカ。どうして言わないの?」
イタリア「ここだっけ?」「やっと皆が揃ったんだし絶対に脱出させてあげたいよ。」 「―――それとも、もう俺一人じゃ、限界……だったのかな。」
………せよ…
戻せよ……
こんな歪んだ空間なら、戻せるだろ?お前。
そしたら一番に俺のこと食べにくれば?
俺の足に敵うならの話しだけどね。
……。
戻れよ!!!!
どう足掻いても変えられぬ過去と未来。
その度に彼は何度も時を戻した。
何度も…何度も……。
それを繰り返す度、
彼から一つずつ大切なモノが消えて行く。
「もう嫌だ…もう耐えられない…。」
心も体も、もうぼろぼろ…。
そんな彼に、ある人はこう問い掛けた。
質問を変えましょう。イタリア君。
貴方の、居たい場所は何処ですか?
俺の居たい場所
それは…それはね…。
大切な仲間が居る、大切な場所だよ!
記憶の時計
仲間との絆
出口の無い館
次への思い
救出者
ノマーノ「お前が覚えていることの全部は知らねぇけど
少しくらいは背負っているつもりだ!」
プロイセン「色々試したんだろ?
試す前に、誰かに相談したのか?
戦いは複雑で勝っといて、そういうのは一人で解決するとか、できると思ってんのか?」
イギリス「頼む。断ち切ってやってくれ――……」
アメリカ「!?
き、効かない!?」
イギリス「危ねぇ!!!何やってるんだバカ!!!!」
原作:青鬼
監督・ゲーム制作:トモヨシ様
~君と脱出したいRPG~
ヘタ鬼(ト)