先生の住むアパートと私の家はすぐ近くだったので、自然と半同棲の生活がはじまりました。


でも、なぜか土日は会いません。



先生曰く


「サッカー部の顧問をしているから毎週練習か試合がある」



「ああ、そっか^^」



なんて口ではものわかりいい返事をしていましたが、心の中では


『彼女にあっているに違いない』


と思っていました。



実際、「今日は学校で練習」と言っていた日にこっそり見に行きましたが、人っ子一人いませんでしたし。。。。



それでも私は先生にそのことを言い出すことができず、ただ、だらだらと付き合いを続けていました。



学校から帰ってきて、バイトに行って、自宅に帰ってお風呂に入り、パジャマのまま先生のアパートへ行き、先生と寝る。


朝、祖母が起きる前に自宅へ帰り、仕度をして学校へ行く・・・


初めて先生とひとつになった日にしまいこんだ思い・・



私は、お母さんと同じことをしているの?


ある日突然、私はこの閉じ込めたはずの心に支配されてしまいました。


やっぱり、ダメ。。


先生は彼女と別れるつもりはないのかもしれない。。


確かめよう。



私はその日はバイトが休みで、先生のアパートで晩御飯を作っていました。


先生が帰宅してすぐ、こう尋ねました。


「先生さ、彼女とは別れたんだよね?」


リビングに行きかけてた先生がキッチンにいる私のところまで引き返してきて


私の頬を叩きました・・



「なんだよ、そんなことネチネチおもってんじゃねーよ!」



私はびっくりするのと、恐怖とで、体が動きませんでした。



こわい。。。。こわいこわいこわい!!!!


私はアパートを飛び出しました。しかしすぐ先生に追いつかれ手首をグッと捕まれてしまいました。



「わるい。違うから。。ちょっと今日はいらいらしてて・・・とりあえず、話そう」


「アパートにはいきません」
私は泣きじゃくっていました。


「じゃあ、散歩しよう!散歩しながら話そう・・・」



先生は私の手を引いてゆっくり歩き出しました。。



そして、彼女とのことを話してくれました。。



彼女は今、県外に住んでいること。

彼女は精神的にもろくて、別れ話をする度に自殺未遂をしてしまうこと。

もうしばらくは別れられないということ。。。。



先生は、「待っててくれ」といいましたが、その言葉がどうしても父の言葉と被ってしまい。。


「わかった・・・待つよ」


と、返事をしましたが、先生とは別れよう。。と心に決めました。


そのときにいえなかったのは、また暴力を振るわれるかもしれないという恐怖があったからです。。



その恐怖から、自宅に帰ると言い出せず、先生のアパートへ引き返してしまいました。


そして、その日は、いつもより念入りに、先生は私を抱きました・・・・・


ペタしてね




私のコイバナ~先生~その4へつづく