BSで放映していた映画「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」鑑賞。
BSテレビ東京で毎週寅さんシリーズを放映していることをつい最近知ってたまに見ている。新居ではBSを付けるかどうか選択しなければならないが、私は欲しいと思う。映画はもちろん、味のある番組が多いし。
さて、本作品のマドンナは三田佳子。長野県小諸市の女医さんという役どころ。そして、三田佳子の姪っ子役に三田寛子。三田佳子と三田寛子、名前が似ているので姉妹かと思ったが、全く無関係とのこと。三田佳子は夫を亡くした陰のあるキャリアウーマン、三田寛子は純粋な早稲田大学生と寅さんを惹きつけるのにはぴったりの2人。
それよりも私が興味深かったのが2人。
1人が尾美としのり。まだこの頃は紅顔の青年であり、寅さんと三田寛子に引っ張り回される早稲田大学生。私は恥ずかしながら、尾美としのりは2010年のドラマ「同窓会 ~ラブ・アゲイン症候群」で初めて知ったので、中年名脇役のイメージしかなかったが、こんな時代もあったのか。
そしてもう1人が笹野高史。作品冒頭で泥棒をして、最後にものうのうと登場して寅さんに追いかけられるという情けない役回りだが、笹野高史は1948年生まれ、この映画の公開は1988年なので、この時40歳。今の私よりも5歳若いのに、完全にお爺さん顔。今と変わらない。笹野高史も私はここ10年くらいしか知らないのでお爺さん的な役者なのだが、こんな時から出ていたとはな~。あとで調べたら、彼は寅さんシリーズの常連のよう。毎回違う役で出演しているらしい。
などなど、色んな発見や楽しみがある作品だった。毎週録画しておこう。
