「ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾著)」読了。
昨日の記事で映画作品の感想を書いたが、本日はその原作。久しぶりの東野圭吾作品。

昨日の記事でも書いたが、私はファンタジーな内容の映画や小説が苦手。リアル感がないとダメなのだ。
が、これは大丈夫だった。楽しめた。映画を観ていたこともあり、登場人物像や流れがスムーズに頭に入ってくることができたこともあるのだが。
本作品では映画で描かれなかったエピソードが2つほどあった。
1つは、「月のうさぎ」を名乗る、オリンピックと余命いくばくもない恋人との時間とを選択しかねる女性の話。
もう1つは、「ポールレノン」を名乗る、ビートルズファンの中学生が親の夜逃げの際に別行動をして名前を捨てる話。
「迷える子犬」こと武藤晴美のペンネームとその後の社名「リトルドッグ」の由来をようやく理解できた。晴美が施設にいた頃、ポールレノンから子犬の彫り物をもらったからである。映画では晴美は尾野真千子が演じていたが、所々出てくる「リトルドッグ」というキーワードの由来を考えていたが、そういうことか。ポールレノンのエピソードがカットされてりゃ分かるわけないよな。
結構分厚かったが、ほぼ一気読みできた。たまにはファンタジーもいいが、今後も読もうとは思わない。
