Ninetail発売の「遠望のフェルシス」
適当に家を漁っていたら出てきたんでプレイした。ゲーム性は神ゲーだと思う。
・シナリオ 1点
ここまで酷いシナリオは久々にみたかも…。本作品では基本的には学園+ダンジョン攻略を進めていくのだが、学園パートがかなり酷い。
シナリオライターが一々面白くもないツッコミを入れてくるのが非常にストレスである。また「〜と記しておく」とかいう蛇足情報を追記したがる癖があるのかこれも面白くなかった…。
↑主人公アベル君のセリフ。「ナレーションうるせえええええええ!」に関してはマジで同意。
ただ後半のガーディの話はマジで泣くんでギリギリ1点。
↑の機械兵がガーディ君。
複数のシナリオライターで作品を作ったようで後半はストレスのたまる話の進め方ではなかった気がする。
・キャラ 3点
キャラ自体は前作よりかは受け入れやすい絵になったし魅力的なキャラも多い。ただ主人公アベル君をどう感じるかが大事な気がします。
性に対して奔放だがやる時はかっこよくやる!そんなキャラでもええよって人なら受け入れられるはず(?)
↑この主人公の一枚絵かっこいいから好き
・システム 5点
素晴らしいシステムだった。
上記写真のようにレベルがあがるとスキルポイントを手に入れることができ、このポイントをHPやMPに振ったり、新しいスキルを入手したりスキルレベルをあげるなど幅広い戦略性が求められ、もし振り分けをミスったり変更する際には忘却ボタンを押せば初めから選択できる。
いわゆるレベルを上げて殴れば勝てるというゲーム性ではシステムであり、ボス戦などではかなり考えながらスキルの振り分けを考えなくてはならず、かなり楽しめた。
たとえば全体攻撃の物理攻撃が強かった場合にはDefにスキルポイントを振り分けていくなどの対策を取っていく等勝てない敵が出てきたときにレベル上げの作業をしなくとも勝てる可能性のあるというのは良かった部分。
個人的に作ったパーティーの写真。
アベル君が必須のダンジョンが非常に多かったので物理攻撃の能力上昇の効果のある騎乗鼓舞の恩恵を受けやすいパーティにした。アベル君とアリューシャは脳死で物理攻撃をするアタッカー。ローラはイージスプラスとレジスト・シェルで味方の属性耐性や能力上昇をはじめに味方全体にかけるようにして物理攻撃していくようにした。ジューゾーは敵数が多い場合に火属性全体攻撃で殴って早期決着できるように。フランはキュアープラスやハイリペアープラスで異常状態対策やリバイバルプラスでHPが1残るようにして、たまにリペアープラスやリザレクトで回復するいわゆる回復要員。
はじめてこの作品をプレイするかたには初めにExpにスキルポイントを振り分けることによってレベルを上げまくっていってスキルポイント稼ぎすると楽に攻略できると思う。あと使わないスキルにポイント振るならDefやSheに振ろう。
・演出 3点
HPの残り次第でキャラの表情が変わるくらいしかいいなあって思ったところなかったような気がするけど悪い部分があまりなかったので3点。
・音楽、BGM 4点
あまり通常戦闘BGMや日常パートのBGMは印象に残らなかったが無難な出来。主題歌の「新世界-whole new world-」は名曲。これのアレンジ版のBGMがラストバトルで使用されていてよかった。
いやあninetailの作品面白いですね。今後もプレイするかも。
次回レビューする作品は
はい。leaf作品の「鎖」ですね。岸田さんかっこいいなあ。