とりあえず助産師さんに
「どうしても、どうしてもいきみたい!!!」と訴える。
「もうちょっと我慢できない?あとちょっとなんだけど。」
「できません!」というわけで、いきみつつ様子を見る。
中の人、がんばって降りてくる。
が
ここに来て、まだボコボコ腹を蹴っている。
っていうか、腹を蹴られる???
「あのー、まだ腹を蹴られてるんですけど・・・」
「だよね・・向きが反対になってるかもしれない・・・」普通、赤ちゃんはうつぶせ状態で骨盤に入り込み出てくる。
なんだけど、中の人、なぜか仰向けになってるらしい。
「これ、どうするんですか?」
「ここまで下がって来てるから、回転しながら出て来てもらえるように・・・」
「だめだったら?」
「帝王切開になるね。」
「ここまで来たのに、帝王切開はいや!!!!!!」ふと、いいアイディアが浮かぶ。
「吸引にしよう!!先生!引っ張って出して!」上手に回れないならかーちゃんが手伝ってやる!!とばかりに助産師さんに訴える。
助産師さん、私の気迫に押され、先生の元へ。
「先生が吸引オッケーだって。だから、もうちょっと子宮口をゆるくしよう!もうちょっとだけがんばろう!」ということで、再びいきみ逃し。
助産師さんの「あとちょっと!」を信じてがんばる。
どのくらいたったか、先生登場。
内診。
「ん?なんだよ!とっくに全開じゃん!」
「全開ですかー!さっさといってください!!」ということで、吸引の準備。
一気に慌ただしくなる室内。
「赤ちゃんの頭触れるよ!もうちょっとだよ!がんばれ!!!」伸ばした右手で、赤ちゃんの頭に触れる。
濡れた髪の毛の感触。
「やばい!産まれますね!産まれちゃいますね!」
「うん。産まれるよ!」この会話しながら、会陰切開。噂通り痛くないのね。
「いい?いきむのがんばって!引っ張るけど、タイミングあわせて産むんだから!」
「うす!」というわけで、1回目のいきみ。タイミングあわず。
「先生!私、カウントします!1、2、3、ウンでいきます!!行きますから!!!」そして2回目のいきみ。
タイミングばっちり。
中の人登場。
7時半ぴったり。3270g。
軽く拭かれた中の人は小さい人になって、ふわっと私の上に。
何とも言えない気持ちになった私。
「うは。うあはははははは。」と謎の反応をしてしまう。
その後、小さい人は処置に。
私は、縫合などの後処置を受けながら、旦那はんに電話。両親にメール。
産まれた後、全身がすっきり軽く
もうなんだかすべて出た!
と言う感じになった私。
もう爽快。さわやか。
あわてて駆けつけ、感動している旦那はんに向かっての第一声
「あ、ちゃお!お腹ぺったんこになったぁ~。」そして、旦那はんの一言は
「うんうん、がんばったね!洋服買おうね!!」でした。
「叙々苑の焼き肉弁当買って行くよ~」
「あと1時間~2時間くらい様子見ましょうか。でも、破水した場合はすぐ来てくださいね。」