活字中毒ニッキ

活字中毒ニッキ

活字中毒なぐりぐらが、

その日読んだモノを記録。

           一番多いのはBL系本。

独断と偏見たっぷりの読書ニッキです。

Amebaでブログを始めよう!

バカPCが本格的にやばいことに…


やっぱ不便だということで、

もうちょっと詳しいところに旅立っていたPC。

結果↓

デジカメはつなげるようになったのー。

マウスは相変わらずダメ。

まあ、マウス無くてもいっかなと思っていたら、新たなトラブル発生!

PC異様に熱いなあ…んんっ??

ファンがうごいてねえーーーーーーっ!

どういうこっちゃ!?

「もうちょっと詳しいヒト」に変なところいじられたのかしら…

原因がわからないからクレーム出すのも悪くてさあ。

(だからプロに頼もうって言ったのに…グチグチ)


しかたが無いから新しいの買っちゃった♪

エヘヘ。


すげえ快適♪

脳の血管が切れる前でよかったよ。


読書報告はまた明日からがんばりマフ。

いちおー毎日読んではいるんだけど、PCがヴァカだったり

旅立ってたりしててからさ。

サボってたわけじゃなくてよ。ホントヨ!(なぜか必死w)




<10月1日の読書>



砂漠の真珠
砂漠の真珠
posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 2
いとう 由貴著
心交社 (2006.9)
通常24時間以内に発送します。



(母が王族の妾となり、アルディビル王国へ来た芳澤悠斗は、母の死後、酷い扱いを受けていた。

難題を言いつけられ市場を彷徨っていた悠斗は、身なりのいい美形の男性ジャラールに声をかけられ、

館の主人の情報と引き換えに悲惨な境遇から救ってもらう約束をする。

密会を重ねるうちに悠斗は優しいジャラールに好意を抱き、またジャラールも健気な悠斗を愛するようになる。

ある日、召使いに襲われそうになった悠斗は、ジャラールのもとへ逃げるが―。

真摯な愛を捧げる少年と情熱を秘めた王子のラブ・フェアリーテール。 )



ワタクシの涙腺刺激作家の一人、いとう由貴サンのアラブシリーズ

が、今回はアラブっぽくないお話です。

王道からは外れまくってます。


王子様(攻め)はいい人だし、天蓋Hも砂漠Hもなかった(かも)

離宮Hはあったけど。


悠斗(受け)はとことん不幸に描かれてます。

こき使われてるし、食事だって満足に与えられていない。

かなーり虐げられてます。

輪姦まがいなこともあるしさあ。


受けはけなげです。

痛々しいと言ってもいい。

苛められ度はかなり高い。


だがしかし…

ワタクシのツボとは微妙に外れているのかなぁ。

こんなに不幸なんだよかわいそうでしょホラホラァ感を

ひねくれたワタクシのハートがキャッチしてしまったようです。

つー事で、泣くまでは行かなかった。


結果的に悠斗をだましてしまう形になったジャラールも

ジャラールに裏切られたと誤解した悠斗も

根底には相手を信じたい愛してるってのがあるから

悲惨感を感じ取れなかったのかも知れぬ。



本気で誤解とかされるパターンが好きだからさ~

しょうがないのよ。こればっかりは。



<9月30日の読書>



運命の砂丘(デューン)
秋山 みち花著
心交社 (2006.8)
通常24時間以内に発送します。



(麻生史哉は双子の弟から身代わりを頼まれ、アラビア半島にあるファラサン王国を訪れる。

ファラサンの王女と恋に落ちた弟は、精悍な顔立ちの皇太子―ラシッドに結婚を反対されて駆け落ちを決意。

国外へ脱出するまでの間、史哉が弟に成りすましラシッドを騙し通す計画だった。

ところが史哉はラシッドからひどく気に入られ、強引に唇を奪われてしまう!

しかも王女と別れてラシッドのものになるように求愛されるのだが…!?

甘美な愛に支配されるエキゾチック・ラブ。)



必ず王子様によって監禁陵辱され、さらに敵に拉致られて、

危ないところを王子様に助けてもらわなければならない。

えっちは天蓋つきベッドの他、夜の砂漠でも行わなければならない。

「拘束&媚薬&お道具」のコンボが基本。


↑作者のあとがきより…


そうよ。そうなのよ。

アラブ物の王道といえば上記のことはお約束。

どれか抜けても締りがないのよねえ。

出汁の入っていない味噌汁っていうか、

クリープを入れないコーヒー(古ッ!)ていうか。


大好物の身代わり♪

と、思いましたがそれはすぐバレちゃうの。

この話にとって身代わり部分はさして重要な要素ではない…残念。


「出会ってから出来上がるまで」と「出来上がってから」の

2部構成なのかな。

フミヤはそのどっちでも他の男にやられちまいそうになるの。

どっちも媚薬付でー。

助け出すのは王子様(お約束)

さすがあとがきで宣言しているだけあってお約束オンパレードで、

アラブものが読みたーい♪という欲求を程よく満たしてくれます。


そして、この話の王子様は『黒髪ストレート長髪青い目』でーす。

うむ。いいねえ(じゅるっ)

青い目はどうでもいいけど、黒髪ストレート長髪はイイ。

よくある『先祖がえりの金髪』とかより好みです。


そんで、この話も他のアラブものと同様、

いつの間にか恋に落ちています。


恋はしようと思ってするものじゃない、気がついたら落ちているもの。(ポエマーw)

いろんなところで語られている1節だけどアラブものではお約束。


1部目では身代わりになってだましていたって言うのに

なんでか王子様はあっさり許してくれちゃって、

2部目の、ラシッド(攻め)にそっくりな弟王子に色々やられちゃうまではよかったが、

お前を認めない風だった弟王子もなぜかあっさり手を引いちゃうしで

都合いいなーと思っていまいちお話に入り込めませんでしたが、

全般的には安心して読んでられます。


が、しかし…

最後の花嫁になるくだりは気恥ずかしかった。

どうしてアラブ系はすぐ婚礼やりたがるの~?

これもお約束だったっけ~?


<9月28日の読書>



千夜一夜の快楽を
藤崎 都〔著〕
角川書店 (2006.4)
通常2-3日以内に発送します。


(油田採掘権を得るためにリドワーン王国へと派遣された志水八尋。

恵まれない境遇で育った八尋の野望は、成功してトップにのし上がること。

その為なら、体も容姿も利用できるものは全て使ってきた。

しかし、宮殿に呼び出された八尋は、なぜか王国の第一王子であるサイードに

「他の王子にその体を差し出すつもりなら、私が使ってやろう」と襲われた挙げ句、

宮殿へと閉じ込められてしまう。

その上サイードが、母の形見である指輪と同じ細工の指輪を持っていることを知り…?

砂漠の運命が導く―アラビアンナイト・ラブ。)



あらすじ読んでさぁ

野望のためなら体も売れるのかあ。

成功してトップにのし上がるって…やる気満々すげえなあと思い、

八尋ってどんなくらい狡猾もしくは生意気なやつなのかしら?と

冷静受けとか想像してたのに

ぜんぜん野望って感じじゃないの。

っていうか、むしろいいように流されちゃってます。


悪な上司に、悪役(攻め王子様の従兄弟)のもとへ差し出されそうになって

早速気分悪くなっちゃってるし、全然カラダ使ってねー。

いやあ、元はそんな風にカラダ使ってたってあるんだけど

ホントけ?と思っちゃうくらい純情?です。


王子様(攻め)とはやけくそって感じで関係持っちゃうし。

「鉱区の権利が欲しい」って口では言ってても野心ギラギラ感が全然ナッシング。


仕事でカラダを使ってはいても、1回も快楽を得たことがなかったんですって~

それがこの王子様には啼かされちゃって…

テクニシャンなの?それとも一目ぼれだった?

いままでデープチッスが苦手だったとあるけど、

それはすごく理解できるなー。

チッスはね~やっぱ好きな人じゃないとキモイっす。


チッスの事で必ず思い出すヒャアアアな思い出。

働き始めてすぐの飲み会で、みんなが激しく深く酔っ払ってしまい(ワタクシは冷静)

ヴァカな奴が箸置き(平べったくて丸い)をそいつの隣の奴に口移しでーーー。

そしたらまわされたソイツもそのまた隣に口移しでーーー。

丸テーブルでさあ、ギャアアアアな事がおっぱじまっちゃったワケですよ。

男も女も関係なくね。隣の奴にやるんじゃと半ば強制…

そんときワタクシのとなりには職場一番のブーチャン(男)がっ!!

純なワタクシはそんときゃまだデープなのしたことなかったの。

初デープチッスがこいつ(ブーチャン)?

いやああああああっ

一人でガクブルしてたらソイツ(ブーチャン)にまわす子(女)で止まった。

神様ありがとう!

あのときほど神に感謝したことは無くってよ。

ワタクシも相当いやだったけど、ブーチャンの反対隣の子も嫌だったのねぇ。

酔っ払ってできない振りしてたけど、そうでしょ?絶対。

だって隣(女)からはデープに受け取ってたモン。


ハッ!すごく脱線しちゃったけど、

それくらいキスはメンタルなものだということが言いたかったノー。

八尋が王子様のキスは最初から気持ちよくなっちゃってたのも

きっと一目ぼれ(自覚の無い好意)だったのよねっ!


で、話はというとルビーで薄いせいか話がすごく早く進む。

すぐHしちゃうし、すぐ好きになっちゃうし、悪人の手の中に落ちても

すぐに助けられます(王子様に。)



話としてはとても読みやすいし、ラブ度は高めでいい。

あんまりアラブっぽくないけど。

王子様がそんなに尊大じゃないからなのかな?

八尋はとっても王子様に大事にされてます。

いいなー。





<9月27日の読書>



月の砂漠を越えて
夜月 桔梗著
心交社 (2006.8)
通常24時間以内に発送します。



(浜田真事は、極上の癒しを提供するリフレクソロジストだ。

リフレ技術を磨くためにイギリスに留学し、学業の傍らで世界中のセレブが集まる

超高級サロン【Shan‐dia】でアルバイトをしていた。

ある日、指名されて担当した砂漠のエイジャス国・エディーン王子に気に入られ、彼の王宮に連れ去られる。

美しく尊大な王子は、真事を神からの贈り物『花嫁』として褒めたうえ、熱く淫らに組み敷いてしまう。

気持ちでは反発してしまう真事だったが、王子の甘い囁きに心も体も癒されていって…

砂漠の国の王子様と情熱ロマンチック・ラブ。 )



一言申し上げてよろしいかしら?


こんなわがままな受けはイヤダー!



いくら勝手に眠らされてさらわれてきたからと言っても

少しワガママすぎやしませんかい?

気持ちはわかるよー気持ちは。

さぞかし不本意で腹立たしい事でせう。


そんで、ワガママぶっこいて王子様に嫌われようという

嫌われ大作戦もわかるけどさ~

逆らえない従者や召使にワガママ言いまくりなのがドン引き。

日本と貿易がない暑いアラブの国なのに『日本食が食べたい』とか

『さくらんぼを取り寄せろ』とかさ~。

ワガママは王子様だけにしときなさいよ。

まあ、いくらワガママ言われても王子様のほうは「へ」とも思ってないみたいだけどね。

だって帯の文句が『可愛くて仕方ない、我が花嫁』だもん。


話の内容はアラブ物の王道をいっちゃってます。

王子様に見初められて、さらわれて、ゴーカンされたって言うのにいつしか愛に…って感じ。


真事のほうは「俺はホモじゃない!」って言い張っていますが、

施術のため、おパンツ一丁になった王子様の股間(キャァ)に目が吸い付けられちゃってるし

民族衣装の長衣姿や軍服姿にポーッっとなってるし、

充分その気じゃないんかい!

それとも、制服フェチなの?


どっちにしろ素質充分ということで…


なんやかんやあっても結局は王子様を選んで本気で花嫁になっちゃって。

幸せでいいわねーといった話です(どんな話だよっ!)


しかしアラブ物を読んでいつも思うこと。

アラブは戒律が厳しそうだけど、男色はOKなんすかね?

今回の王子様も礼拝とかきっちりやっちゃって、敬虔なムスリムっぽいけど。