外壁は屋根と同様に、住まいを包み込んで雨風から守ってくれる存在です。雨風にさらされる分、劣化しやすいもの。早めに手を打って防ぐことが、住まいの寿命を長くするコツです。メンテナンス方法は3種類あり、劣化状況により適切な方法を選びます。モルタル塗りの外壁は、下地にモルタルを塗って、さらに仕上げ塗り材を吹き付けて仕上げたもの。経年変化でひび割れを起こすのが特徴です。そこでリフォーム前には、きちんとひび割れの補修を行うことが大切になります。そのうえで「塗り替え」をするのが一番手軽な方法です。次に手軽なのが「重ね張り」の手法です。まず、劣化したモルタルやサイディングのつなぎ目を埋めているシーリングを直します。その後、既存の外壁材の上から新しいサイディングを重ねて張ります。この場合は、たくさんの選択肢から好みの外壁材を選ぶことができ、外装のイメージを変えることができます。選ぶ外壁材にもよりますが、塗り替えのときよりも材料費がかかるので費用は高くなります。モルタルや既存サイディングの劣化がひどいときには、解体して下地からやり直すこともできます。この場合は廃材処分や下地工事が必要になるので、費用は最も高くなります。ただし、下地から新しくなるので、住まいの耐久性にとってもよい影響を与えます。例えば、筋交いの金物をチェックしたり、場合によっては筋交いを追加したりできるからです。また、耐震性の向上にもつながります。 

 

■雨風から守ってくれる防水シートはとても重要 

マンションなら10~15年に一度、大規模修繕を行い、その際に屋上防水工事や外壁の補修をします。しかし一戸建ての場合は、自分で対応しないと知らない間に家の防水性が損なわれて、構造体である木材や鉄骨を腐らせたりサビさせたりしてしまいます。定期的に家を点検し、必要な対策を行うことが大事です。雨から家を守っているのは、屋根や外壁です。下地材の上に瓦などの屋根材やモルタルやサイディングといった外壁材が施工されていますが、それだけでは表面に亀裂が入ったら、すぐに構造的にまで水が染み込んでしまいます。そこで、屋根材や外壁材の間に必ず防止シートを隙間なく張る必要があります。そのシートによって、構造体が雨から守られているのです。屋根材の割れやズレ、外壁モルタルの亀裂、サイディングのシーリング劣化などは、中の防水シートを傷めてボロボロにして役に立たなくしてしまいます。とくにサッシまわりは亀裂が入りやすいところなので、こまめなチェックが必要です。防水シートは部分的な補修も可能ですが、住宅が古い場合は屋根材や外壁材をはがして、きちんと防水工事からやり直したほうが安心でしょう。雨水が内部に染み込むことによって、柱などの構造材が腐食している可能性もあります。その場合は腐食した材を交換します。バルコニーなら、「FRP」という樹脂系の材料で防水を行います。快適な生活のために欠かせないのが防水です。信頼できるリフォーム会社や建築家に建物の状態をよく点検してもらって、最適な方法を提案してもらうようにしましょう。 

 

 

 

 

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